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土地の路線価が下がっているのに土地の固定資産税が上がっているのはなぜ?
土地の路線価が下がっているのに土地の固定資産税が上がっているのはなぜ何ですか。(実際去年と比べても数万円上がっています。)
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こんにちは、一応専門家です。(^^;) No1のhama-tさんのおっしゃっていることは、ちょっと違います。 まず、公的な土地価格には、公示価格、地価調査基準地価格、路線価、固定資産税評価額があります。公示価格は国土交通省、地価調査基準地価格は都道府県、路線価は国税庁、固定資産税評価額は市町村が公表します。この中で最も重視されるのが、公示価格で、この公示価格に合わせて他の価格が決められています。公示価格を100とすると、地価調査基準地価格は100、路線価は80、固定資産税評価額は70の割合で評価されています。つまり、全体としては均衡が保たれており、機関が異なるから、「路線価が下がっているのに固定資産税額が上がる」のではありません。 では、なぜ路線価は下がっているのに固定資産税額は上がっているのでしょうか? これは端的には増税をしているからです。 詳しく説明しますと、国はH6年に固定資産税評価額を公示価格の70%と決めました。それまで市町村は独自に評価していましたが、その実体は安いものでした。仮に20%程度で評価していたとしましょう。そうしますと、一気に3.5倍(70%÷20%)の増税になります。これでは、土地を持っている人は怒るでしょう。そこで、国は段階的に税額を引き上げることにしました。毎年少しずつ税額を引き上げることにしたのです。 路線価はご存知のとおり下がっています。固定資産税評価額も下がっています。でも、固定資産税額はこういう理由で上がっているのです。 地価の下落が大きい土地はそろそろ税額アップは止まるでしょう。地価の変動の小さなところはまだまだ税額アップは続きます。
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- hirunedaisuki
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こんにちは。 私の住んでいる市では、同じ宅地であっても建物の敷地として利用している場合と、更地とでは固定資産税が異なります。建物がある方が安いです。要は「必要な土地」より「遊休地」の方が税金が高いと言うわけです。最近更地にしたということはありませんでしょうか? 的外れでしたらごめんなさい。
補足
早速のご回答有難うございます。上記の事は知っております。状況も今まで通りです。
- hama-t
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路線価(地価公示価格)と固定資産税評価額とでは試算している機関が異なるからです。 路線価は地価公示法により国土交通省が、固定資産評価額は地方税法により各市町村が行っています。 よって、固定資産税が上がるのは市町村のその土地の評価が上がっているとしか申し上げようはありません。
補足
早速のご回答有難うございます。試算している機関が異なるとは知りませんでした。 固定資産税が上がるのは市町村のその土地の評価が上がっている...実際はそうかも知れませんが、実際は他に税金取るところがなくて上げているという感もありますが...実際どうなんでしょうね。
お礼
ご回答有難うございます。さすが専門家さんですね。 でもご回答見ていると悲しくなってきます。(; ;)ホロホロ。これからまだまだ税金上がるみたいですね。 実際現状維持だけでも大変なのに...現状土地は税金が高い,売れない,売っても税金でかなり持っていかれる...ただご先祖様から引き継いだものですから大切にしたいという気持ちがあるし..頭が痛い話です。有難うございました。