ピョンチャンオリンピックのときもそうでした。ピョンチャンは寒い地方ですが、冬は雨(雪)がほとんど降らない地域です。だからスノースポーツの会場はすべて降雪機によるものでした。
あまりに雪が降らないから、1年前くらいの土壇場になってIOCの関係者から「スノースポーツは日本で開催したほうがいい」といわれるくらいでした。
その前のソチオリンピックのときは、そもそもソチはロシアとしては南にあって、ロシア人にとってはソチは「避寒地」のイメージ。「え?あんな暖かいところでやるの?」といわれたほどでしたよ。
なんでそんなところでやることになったのかというと、プーチン大統領がソチをリゾート地として世界的に売り出したかったからです。
ピョンチャンオリンピックや北京冬季オリンピックの影響で、韓国や中国でもスノースポーツへの関心が高まっています。しかし韓国も中国も、スキー場にふさわしい山がないんですね。どっちも寒さは厳しいところだけれど、雪が降らない。
だから韓国や中国のスノースポーツ愛好家は日本のスキー場にやってくるのです。彼らは2月上旬の旧正月の休暇に合わせて来日することが多く、一方で日本では2月は閑散期ですから非常にありがたいインバウンド需要なのです。
アフターコロナの経済回復のことを考えたら、中国や韓国でウインタースポーツ人気が高まることは日本にとってありがたい話です。ネットフリックスで韓流版「私をスキーに連れてって」が作られるといいですね。
お礼
回答有難う御座います。
補足
なるほど