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札幌市の電柱わきで撮影した花の名前を教えてください
- 札幌市の住宅地の道路わきで撮影した花の名前を教えてください。
- 写真は1枚のみです。
- マンネングサの仲間である可能性がありますが、ウスユキマンネングサと同定できるかどうか疑問です。
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画像の物は花弁が6枚なのでウスユキマンネングサで大丈夫と思います。 北海道にはかなり昔から持ち込まれて道内各地に広まっている外来植物で、主に種子の形で交通機関関係で移動するようで我が家の庭にも生えてますし(土を掘り起こすとその場に群生してくるくらい土に種子が大量に混ざっているらしい。我が家では野生のミツバが畑を放置した途端、その場所の開墾以来約50年ぶりに生えて来た事もあり、何十年と毎年種子が落ちて地中で休眠している様です)近所には庭先に雑草が付け入る隙もないくらいびっしりと密に生えている家もあります。 この種類に花の無い時期だとそっくりで見分けのつきにくい近縁種と言うのがあり、我が家の近所の大昔は鉄道線路で廃線後は裏道となっている道路脇の限られた場所にも群生があります。よーく見ればちょっと印象が違う様だとは分りますがぱっと見は本当にそっくりです。 その種類はセダム・パリダムと言い、これもこの辺ではかなり昔から存在する様ですが長い間ウスユキマンネングサとの混同があったのか日本名というのは未だに付いていないようです。こちらも花は白ですが「花弁が5枚」だけで咲きます。これがこの種類地だと見分ける唯一の方法・・・。 ウスユキマンネングサもセダム・パリダムも近年のガーデンセダム人気でホームセンターに行けば他の耐寒性匍匐性セダムと一緒に普通に売られています・・・。北海道では珍しくもなく雑草扱いの植物ですがシルバーがかった葉が庭の植栽のアクセントに使い勝手が良いのでしょうね・・・。大きな街でタクシー会社の駐車場脇に生えているのを見かけたので種子が泥に混ざって車のタイヤの溝に詰まり移動、剥がれ落ちた場所で芽生えてだんだん広まっていく様です。 我が家では引っ越してきてからの20年来の付き合いで生育期の約半年間の様子を毎年観察してますが、一株の根が数年は生き続けて実が熟すと粉の様な種子が落ち地上部は枯れますが越冬し春が来れば前より根元から生える茎の数が増えて生え、多くの株で枝が3本に分かれ続けて育っていき徐々に大きな株へ育つようで、市販物の殖やし方の様に千切ったり切り刻んだ枝からでも根付いて育ちますが、画像の様な塊りになり半野生化して生えている物は主に種子から殖えた株同士が徐々に育ち隙間も無い程にくっついて群れていくようです。 近所の元大型店舗の駐車場に沢山生えてくるマンネングサの類の中で、大家さんに頼んでどっさりいただいてきてまで個人的に気に入っているのはツルマンネングサ。この種類は日当たりの良い場所だとこの種類と気が付きにくいほど詰まって育ち蔓っぽく感じませんが耐陰性が強めでわざと少し日陰気味の所で管理すると節の間が伸びて蔓が長く育ってくれます。深さがあり口径が広すぎない鉢に植えると育てば茎が何本も縁から枝垂れて来て黄色い花が咲きなかなか見栄えのする観葉植物の様に。ウスユキマンネングサやセダム・パリダムは強い日当たりを好むので日陰で徒長させると茎同士も開いてばらけ、だらしのない姿に成ってしまいます。 両種が一番綺麗に見えると個人的に感じるのは、群生していて花が早く咲いた物はもう既に小さな赤い星形の実に、一緒に遅く咲いてきた白い花も混在している様子。葉のシルバーがかった葉も合わさり微小な姿なりになかなか趣があって、我が家では砂利の中に生えているので背景としても都合よくて昔、真上からカメラ機能のグレードが高い携帯電話で寄れるだけ寄っての至近距離で撮影した画像が現在使っているスマホにも移行してあり、画面の背景(いろいろな画像がランダムに出てくる)として時々現れ、見るたびに良い写真だなぁと見入ってしまいます。 北海道は明治期から持ち込まれてきた外来植物天国で、正体が見つけにくい種類は大抵外来植物と言っても過言ではありません。沖縄県も旅行に行った時、観光案内のタクシーの車窓から見たこともない種類の花がいろいろ見えるので運転手に聞いたところ、アメリカの基地の関係で持ち込まれ広まり外来植物がいろいろ生えているのだとか。 環境省の外来生物のデータベースである「北海道ブルーリスト」というサイト検索ページをブックマークやお気に入りに登録しておくと良く、植物の区分から探し、科や属まで予想出来ていれば検索してみると見つけ易く、無くてもかなり似た物が見つけられますのでそれをヒントにインターネットでたどってみれば見つかり易くてなかなか便利。分布図もありますので今回の様な特定確認も容易くなりますよ。
お礼
ありがとうございました。 画像の物は花弁が6枚なのでウスユキマンネングサで大丈夫と思います。……そのように整理します。厳しい環境にもかかわらず、今の時期に、花を咲かせているのに驚きました。 私が持っている写真……本人の思い込み……は、「シンジュボシマンネングサ」、「ウスユキマンネングサ」、「ツルマンネングサ」なのですが、「シンジュボシ」なのか「ウスユキ」なのか、他の種なのかわからなくて質問しました。 この種類に花の無い時期だとそっくりで見分けのつきにくい近縁種と言うのがあり、我が家の近所の大昔は鉄道線路で廃線後は裏道となっている道路脇の限られた場所にも群生があります。……多くを見るわけではありませんが、群生をしているというイメージはあります。 よーく見ればちょっと印象が違う様だとは分りますがぱっと見は本当にそっくりです。……よーく見てもさっぱり分かりません。( ノД`)シクシク… 大きな街でタクシー会社の駐車場脇に生えているのを見かけたので種子が泥に混ざって車のタイヤの溝に詰まり移動、剥がれ落ちた場所で芽生えてだんだん広まっていく様です。……タネの落ちたところ、芽の出たところで生きていく植物の生き方に感動を覚えることもあります。 近所の元大型店舗の駐車場に沢山生えてくるマンネングサの類の中で、大家さんに頼んでどっさりいただいてきてまで個人的に気に入っているのはツルマンネングサ。……花は綺麗ですね。これも野生化しているようで、植物のたくましさをふつふつと感じさせてくれます。 環境省の外来生物のデータベースである「北海道ブルーリスト」というサイト検索ページをブックマークやお気に入りに登録しておくと良く、植物の区分から探し、科や属まで予想出来ていれば検索してみると見つけ易く、無くてもかなり似た物が見つけられますのでそれをヒントにインターネットでたどってみれば見つかり易くてなかなか便利。……ありがとうございました。調べてみます。ただ自分のことや自分で調べたことを信用できないタイプなので、ついつい質問してしまうと思います。 生きていたら、今後も、来年も続けようと思っていますのでよろしくお願いいたします。