• ベストアンサー

充電池と乾電池

ミュージックプレイヤーをよく使うので、単四の充電池は必須アイテムなのですが、最近、疑念が生じてきました。というのは、例え有名メーカーのであっても、30回位充電すると、10時間位充電しても使えない、なんて事がよくあるからです。結局、廃棄するので、トータルとしては普通の乾電池を使っていた方が経済的のような気がします。お詳しい方のご意見をよろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#252332
noname#252332
回答No.1

 ニッケル水素電池の劣化は主に過充電で起きます。  12V鉛電池なら13.75Vを加え続けるだけで満充電が維持できる。これがフローティング充電で、鉛電池の良いところです。ニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池などは充電状態が端子電圧に反映しないのでこれができません。  ニッケルカドミウム電池では過充電のエネルギをある程度内部で熱として消費できたのでトリクル充電と言う使い方が出来ました。つまり定格電流の2%とかの電流を常時充電し続けて、満充電を維持すると同時に余った過充電の電力は発熱により消費することが出来たのです。  ニッケル水素電池は過充電に弱くなったので、本当の意味でのトリクル充電は出来ません。充電完了後に「トリクル充電」を行うとニッケル水素電池の仕様書に書いてありますがこれには時間制限があり、永久に電流を流せるニッケルカドミウムのトリクル充電と根本的に違います。ニッケル水素電池は過充電に弱い。  過充電の電力は電池内部で充電の化学変化に寄与せず、すべて熱として捨てられます。ニッケル水素電池の劣化は主に高温が原因ですから、過充電は直接的に劣化の原因になります。  ニッケル水素電池の充電終了の判定は、 ・一定電流で充電して徐々に上昇してきた端子電圧の上昇が止んだ。 ・電池の温度上昇。 ・制限時間による停止。 の3つで、原理的には1番目だけでいいはずですが、回路的に検知できなかった場合の用心に2番目、最終安全装置として3番目があります。  ところでご質問で気になるのは、10時間充電しても、という文言です。正しい充電器は上記の検知回路で充電を停止しますが、100円ショップに売っている充電器には充電終了の検知回路が無く、ただ利用者が時計を見て止めるだけのものがあります。ところが、電池の容量は劣化によって徐々に減るのですから、充電時間も徐々に短くなるのが当然で、中古の電池の正しい充電時間を計算する方法はありません。  つまり、100円ショップの充電器なんか使うのはやめて正しい検知回路を供えた充電器で適正な充電をしないと、電池の寿命を短くすることになります。

tahhzan
質問者

お礼

なるほど。言われてみれば、確かに100円ショップのを使ってますね。一応、タイマーはセットしてますが、やはり、正規のものが安心みたいなので、考えてみます。充電の詳しい仕組みの話は参考になりました。ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • okok456
  • ベストアンサー率43% (2799/6461)
回答No.2

確かに他のメーカーの充電池は寿命が短かったようですが 10数年前に三洋電気製エネループ単三充電器セット購入しデジカメで利用、 電池だけ買い足し、灯油ポンプ、リモコン、懐中電灯などで利用しています。 子供が小さき頃はミニ四駆でも利用しました。 まだ、廃棄したエネループはありません。 https://ja.wikipedia.org/wiki/Eneloop 三洋電機はPanasonicに吸収されましたが未だに充電池のブランドとして販売されています。 Panasonicの説明 https://panasonic.jp/battery/products/charge.html 利用しているのは多分これと同等品 https://amazon.co.jp/dp/B07FQR98XX

tahhzan
質問者

お礼

そうなんですか。自分の充電の仕方が悪いんですかね…もう一度、色々チェックしてみたいと思います。ありがとうございました。

関連するQ&A