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貴方は五輪から何を学びましたか?
日本人は祭り好きだと言われています。いえ、白人たちもインド人もフィリピン人も大の祭り好きです。どうもこれは、人間のDNAに組み込まれたもののようで本能に近いものになっています。 日本人の場合、これに「競走に勝ちたい」という因子が加わるようです。 というのは以前、世界主要国の子供の競争心を比べる社会学者の実験調査があったのですが、日本の子供が世界一競争心が高いという結果が報告されていました。 ということで、日本人がオリンピックに熱狂するのはDNAの成せるワザで仕方ないとも言えます。 しかし、平和時のオリンピックだけなら問題ないのですが、戦争前夜にも人間は熱狂するのです。 誘蛾灯に誘き寄せられる昆虫のように、五輪開催という誘蛾灯のスイッチが入ると世界中からアスリートという名の昆虫たちが東京に集まって来ました。自分が死んでしまうまでは灯りの周りを飛び続けるのです。五輪開催によって当然増えるだろうコロナ死者のことは、熱気に浮ついたDNAが考えることを許さず、とにかく突き進む。戦争の時も同じ。自分や周囲に死者が出ない限り、鬼畜米英を闇雲に信じて突進しました。本当に人間って変わらないのだなあと改めて思いました。 そして、日本人の国民性も80年前と同じ。日本人はまた同じ過ちを繰り返すのは間違いないと思いました。そして国民のその熱狂を囃し立てるメディアと応援団も同じ構図です。ここの回答者も圧倒的に応援団が多い。今回の五輪狂騒曲を観て、救いようのない日本の未来を見ました。 貴方は五輪から何を学びましたか? 質問者の質問を批判するのは回答ではありません。貴方が五輪から学んだことを教えて下さい。それが質問です。勿論、私のように分析的な長い文でも結構です。 私は比較文化論が好きなのでこのような内容になりました。
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- princelilac
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五輪は国別対抗戦ではなく、選手が超人的な技を披露し、それを国籍とは無関係に称賛し、尊敬し合う場であると実感しました。恥ずかしながら、心からこんな気持ちになったのは初めてです。 五輪の開幕前夜までは挙って中止を叫んでいた報道が、開幕すると挙って放送して盛り上げ、終了後にもメダリストを集めてバラエティー番組を特集しています。報道姿勢が節操がないことが明らかになりました。予想していましたが、事実がこうでした。 テレビ朝日の五輪取材担当者が、①大勢で、②深夜どころか明け方まで、③長時間、④カラオケで、⑤飲酒を伴う、⑥打ち上げをして、➆怪我をして救急搬送されたことから、「コロナ拡大は五輪とは無関係である」と、報道機関自身が証明したことです。玉川氏が謝罪していましたが、反省点は3つどころではありません。 さらに現場になった⑧「パセラは朝日のみならず報道各社の御用達の店である」と判明したことです。 このような報道を信じて五輪を批判する人が少なくないことが分かりました。
- HAL2(@HALTWO)
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競争と戦争は全く違うと思いますよ。 「争う」は互いに譲らない激しい状態ですので「競争」とは互いに優劣を付けるべく激しく競い合うことでしかありません。 戦争は相手を亡き者にすることで決着を付けますが、競争は勝っても相手は生き残っているのですから永遠に続きます。 競争は互いに切磋琢磨して向上させますので、それ自体は決して悪いことではないと思います。……歴史を見ても競争しない社会って退化して他に呑み込まれるだけでしょう? 「中国は戦争したがっている (明言している) が、米国は競争したがっていのだ」と誰かが言っていたのを思い出しました。 五輪選手達もこれで五輪は数度目という人達が結構います。 既に金 Medal を獲得して頂点に立った人でも再た五輪に出ていますよね。 五輪だけではなく、世界選手権でも競争しています。 競争では勝つことは最終目的ではなく、競い合う事が本来の目的ですので競って良いのです。 「ぬるま湯に浸かった」ような呆けた政治闘争を見て幻滅していた昨今、「日本の子供達が世界一競争心が高い」って嬉しい統計ですね。 私は五輪を Sports の祭典ではなく、Sports に名を借りた「別の祭典 (Event)」と思っています。 Sports の頂点を決めるのはそれぞれ強豪だけが集まる世界大会などがありますので、五輪だからと言って競技の内容に特に注目はしません。 それよりも五輪はそうした世界大会には出てこない、名もよく知らぬ国の選手までが「祭り」にやってきますし、開会式や閉会式では競技内容とは関係の無い事で微笑ましい報道がなされるところが愉しいですね。 普段は話題に上らない国が競技内容とは違うもので Close-up されて、そこからその国に興味が湧いて、その文化を知る……そんな事ができるのも五輪の醍醐味だと思っています。 今回は FF (Final Fantasy) の曲と共に入場してきた Kazakhstan 旗手の Olga 姫(笑)……ZELDA 姫とも呼ばれたそうですが……こんな事でもなければ Kazakhstan を Web 検索して知ろうとする機会なんてないですものね……Animation「風の谷のナウシカ」でエフタルを調べて以来です(^^;)。