- ベストアンサー
当て金作成に使用する鉄材について
- 鍛金に使用する当て金を自作しようと考えていますが、ss400の丸棒を使用する際に強度的な問題が発生する可能性があります。
- ss400は比較的柔らかい材料であり、当て金としての使用には適していない可能性があります。
- 鉄材に詳しくないため、鍛金に最適な当て金の素材についてアドバイスをいただきたいです。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
SS400は鉄としては柔らかいので、加工する金属次第では負けると思います。逆に言えば、相手次第では使える強度ではあるでしょう。 銅や金相手なら余裕あると思います。相手も鉄なら厚さと加工次第ですね。 そもそも万能の当て金などありえないので、とりあえず使ってみるのがオススメです。
その他の回答 (3)
- kuroneko2020
- ベストアンサー率70% (80/113)
鍛金に関するサイト https://akaitaro.com/tankin/tankin5.html では、普通鋼のSS400ではなく、特殊鋼であるS45C(炭素量0.45%の炭素鋼)を使い、当てる部分は焼入をしています。SS400は焼入できません(急冷しても硬くならない)。
補足
御回答ありがとうございます。 ss400の表面を硬化する浸炭焼き入れと言う方法があるらしいのですが、DIYレベルでは敷居が高いのかなとも思っております。 ss400は柔らかい金属で一度試してみて判断したいと思います。ありがとうございました。
- ohkawa3
- ベストアンサー率59% (1509/2539)
φ40の丸棒材から、下の写真のような形状の「当て金」を作りたいのであれば、鍛金以上の加工技術が必要なように思います。 急須の注ぎ口のような小さな部分の鍛金作業に使うのであれば、「当て金」には被鍛材に比べて硬度が高い必要があると思われます。 その一方で、ふところの広い被鍛材の形状であれば、「当て金」はハンマーより大きな質量(重さ)があれば、ハンマーを打ち付けた際の衝撃力を受け止めることができるので、硬さに対する要求は減ると思います。 鍛金は、ハンマーと「当て金」の間で、被鍛材が衝撃力で変形することを利用した加工法と思いますので、「当て金」の表面の硬さはハンマーの表面の硬さを目安となさったらよさそうに思います。その一方で、表面部以外については、SS400のような軟鋼材でも問題なさそうです。 SS400をそのまま使って柔らかすぎて鍛金作業に支障があれば、浸炭焼入れなど、表面に近い部分の硬度を上げる方法もありますので、記憶の片隅にでも置いて頂ければと思います。
補足
再度御回答頂きありがとうございます。 まさしくそのようなモノを作りたいのです。 非鉄金属等を欲しい形に加工する為の道具ですが、鍛治作業では簡単な細い丸棒等を曲げる程度しかやった事がなく、鉄の材質を知り始めたばかりです。 浸炭焼き入れなる方法も初めて知りました。 恐らくss400で作る当て金自体が継続使用で全く変形しないという事は難しいのかもしれないですが、ss400が一部分でも硬化出来るというのは便利かもしれないですね。 DIYレベルで可能であれば考えてみたいと思います。 改めて、詳しくご説明頂きありがとうございました。
- ohkawa3
- ベストアンサー率59% (1509/2539)
「当て金」をどのように使うのか詳細までは知り得ませんが、つかむ材料に比べて硬すぎない材質の方が良さそうに思います。 ところで、40φ×L900の材料を、ご所望の当て金の形状に加工するための道具がお手元にあるでしょうか? 旋盤、フライス盤等の機械設備が無いとしても、少なくとも、口金幅100mm程度の万力、鉄工用の弓鋸、やすりなどの道具が必要と思います。
補足
御回答ありがとうございます。 当て金の用途としましては、鍛金の為ぶったて、坊主ならし、と呼ばれるようなモノを作りたいのです。自作のコークス炉にて叩いて曲げ、先端に欲しいR等を付けられれば良いかなと考えている所、材質がss400だと不安でしたので質問させて頂きました。 旋盤や大きな万力もない為加工は限られてますが、なんとかやってみたいと思います。 ありがとうございました。
補足
御回答ありがとうございます。 やはり相手の金属の硬さ等でも違うのですね。 銅と金で余裕があるかも、との事ですので少し希望がみえました。 主に真鍮、銅、アルミ、鉄を考えているので やってみて出来なかったらs45cかs50cで再度考えてみます。 ありがとうございました。