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卵の殻の秘密と再利用方法
- 卵の殻を鉢植えに並べる理由や最近見かけなくなった理由について考えます。また、卵の殻を粉砕して土に入れることで栄養になるかどうかも検証します。
- 堆肥作りにおいて卵の殻を入れると溶けないため、粉砕することで効果的に利用する方法を考えます。
- 卵の殻の再利用方法について、良い物を紹介します。卵の殻は庭の肥料や洗剤の材料としても活用できます。
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【1.昔、卵の殻を鉢植えの上に並べて置いているのをときどき見かけました。なぜそうしていたのでしょうね。】 ↓ 卵の殻の主成分は(炭酸カルシウム(殻全体の約94%です)炭酸マグネシウムやリン酸カルシウム、微量の水分や有機物)が含まれています。 一般的に植物の吸収する主成分は、 ・多量必須元素(炭素、酸素、水素、窒素、カリウム、リン、マグネシウム、カルシウム、硫黄)が植物がたくさん欲しいよ!といっている栄養素です(9種類) プラス ・微量要素(鉄、マンガン、ポリブデン、亜鉛、銅、塩素、ホウ素)は植物が少しあればいいよ!といっている栄養素です(7種類) この合わせて16種が主に植物が一般的に吸収する栄養成分ですね。 つまり殻を置く(肥料化する)事で... (炭素、酸素、カルシウム、マグネシウム、リン酸、カルシウム、微量の水分、有機物)が殻の中には含まれていますので全体から見ると植物にとって最高に嬉しい、ふりかけ混ぜご飯の大盛りですよね。 栄養たっぷりという事です。 【また最近目にしなくなったのはなぜでしょうか。(タンパクやカル シウム成分を植物にやっていた?】 ↓ 今はホームセンターなどに安く売ってます。ホームセンターも盛んにどこにでもつくられ易くなりましたしね。 そして肥料は植物にとって吸収しやすいように製品化しています。 また完熟していますと病害虫を完ぺきではないですけど寄せ付け難くしています。 カラだと吸収率も会社で作った肥料よりも落ちますし、その殻が病害虫を引き寄せる要素になるかも知れないです。 だから安いホームセンターで買う人が多いですね。だから最近目にしなくなったのかも知れません。 【空を粉砕して細かく砕くと、土に鋤き込んだときに、栄養分になるでしょうか。(堆肥作りでは、卵の殻は入れても溶けないので、ダメですよね。でも細かく粉砕したら良いでしょうか】 ↓ 殻を粉砕して土に鋤き込んでも栄養分にはなりますね。 卵の殻でもいずれいつか溶けてなくなります。その前に栄養成分が放出されてその栄養を植物が吸収します。でも吸収率が悪いですね。 堆肥を作るなら・・・【発酵促進剤(コーランなど)、卵の殻(細かく粉砕)、雑草、落ち葉、油かす】を混ぜれば完熟性の熟成堆肥のでき上がりです。 でも私含めて一般の人が作りますと発酵熱が隅々まで届かない可能性もよくありますので完熟しても完熟し切れず病害虫が現れる可能性があります。 ですから会社で正式に機械で作った発酵熱で完熟させた熟成堆肥をホームセンターでお勧めしますね。 (殻は中性~アルカリ性の要素がありますので殻を利用する時は水素イオン濃度(pH)には気を付けて下さい)
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- bannzaiusagi
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1と2については他の方が詳しくお書きになられているので、カテゴリ的には直接ガーデニングには関係ないですが3の方を・・・。 卵の殻は内側の薄い皮を剥がし(薄皮の方は自家製化粧水を作る人がその成分を利用するそうです)乾かしてから出来るだけ細かく砕いておいて、ガラス容器で手が入りにくい物の内側磨きに使います。 ガラス容器に2~3個分くらいの細かく砕いた卵の殻とコップ1杯分くらいの水を入れて漏れ出ないようにしっかりと蓋をし、強く何回も振ると内側がピカピカになります。使い終わったのは茶越しに流し入れて受け、水洗い後に乾かしておいて保管しとくと何回か使えます。 ただしプラスチック素材容器など素材が固くない物だと卵の殻で細かい傷が付いてしまい、その傷の中で細菌が住み付き保存容器の意味を成さなくなって衛生的に良くないので注意。湯呑に付いた茶渋も取れますが釉薬がなめらかな瀬戸物や磁器のみ。穴がぷつぷつとあいてる釉薬使用の陶器だと釉薬の穴に詰まって取れなくなるので使わず、粗塩をペースト状にしたものを使い指で磨いた方が良いです。 ぬか漬けのぬか床の酸度調整?に使えます。最近売られている買ってすぐ漬けられるぬか床の味が少し酸っぱかったり(メーカーによる様で酸っぱさの無い商品もある)、自家製のぬか床でもちょっと酸っぱく感じる適度なら1~2個分の卵の殻をやはり内側の薄皮を取って綺麗に洗い完全に乾かしてから出来るだけ細かく砕き(乳鉢や100均の店で売ってるミニすり鉢など使うと便利)細かい粒から粉状にしてぬか床に良く混ぜます。おそらくpH調節の効果があるのだと思われますが、実際に市販のぬか床の味が好みよりも酸っぱかったので試してみたところ本当に酸っぱさが抜け、暫く使ってまた酸味が出てきたら足したり、補充用のぬか床を混ぜた時に一緒に混ぜて使ってます。これだとほんの少しでしょうがぬか床にカルシウムが溶けだして、僅かでしょうが付け込んだ野菜の方に染み込んでいるのではないでしょうか。
お礼
goodアイデアをありがとうございます! ・容器の狭い内側磨き剤 ・カルシュウム粉として酸度中和剤 どちらも、細かな配慮事項等も教えていただき、ありがとうございました。とても参考になりました。
- terepoisi
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卵の殻はカルシウムの補いになると聞いていますが並べているのは最近見かけませんね。雨ざらしになっているとだんだん殻がもろくなって簡単に砕けてしまいますからそうなったら用土に鋤き入れてしまえます。牡蠣殻も同じように使えます。 コンポストには砕いて入れていますが確かに分解しにくいですね。 ちょっぴりですが石灰代りに酸度調整してくれそうで入れています。 殻を粗く砕いて内側を上向きに撒いておくと鋭い縁をナメクジが嫌うのでいいそうです。これももろくなったら鋤きこんでいます。 少しでもゴミが減らせて何かに役立つよう努めたいです。
お礼
回答をありがとうございました。 どれも都市伝説の域を出ない俗説、俗信かもしれません。 ナメクジ対策は初耳で良いことを聞きました。たしかに ギザギザしていて痛そうですね。 見た目のデザイン性で流行っていたのかもです。
お礼
卵殻にも栄養価はあるが、もっと良い物を安く売るホームセンターが大量に普及したから、が答えでしたね。 驚きました。 病害虫寄せ付けやPHに気をつけて、使えるところで使います。 ありがとうございました。