死刑に「酸欠」を使わないのは何故ですか？

質問

人間は、酸素が16%以下の気体を吸うと、
体の酸素が濃度勾配によって外に出てしまいます。
そして、すぐに意識が無くなり死にます。
酸素が0%なら一瞬です。
これほど簡単な方法があるのに、
絞首刑や薬物による死刑があるのが理解できません。

何故この質問をしたのかというと、
恥ずかしながら、私は子供のときに、
配られていた風船を破り、中のヘリウムガスを吸って声を変え遊んでいました。
友人に「お前、顔が真っ青だぞ」と言われるまで、何の自覚症状もありませんでした。
(運良く、ヘリウムガスと同時に風船の外の空気も吸っていたようで死にませんでした)
本当に吐き気も苦痛もなかったのです。

また、時々、マンホール内など、
地下道の酸素がなくなっているところに換気せずに入り、
作業員の方が命を落とすという事故も起きています。

人間は酸素が0%の空気を吸うと本当に簡単に死んでしまうのです。

これを死刑に使わない理由は何なのでしょうか？

回答No.6

SPROCKETER

最も安価な死刑方法は銃殺です。７．６ミリ弾１発の価格は９０～１００円ですから、頭を撃ち抜けば１００円で死刑執行出来ます。絞首刑よりも遥かに安上がりでしょう。頭と心臓を撃ち抜いても２００円で済みます。

しかし、です。頭を撃ち抜けば脳が外に飛び出しますし、心臓を撃っても血や内蔵が飛び出します。残虐な殺し方になりますよね。後始末も大変ですよね。死刑囚の遺族に死体を損壊された恨みが残りますよね。だから、絞首刑が最も無難な死刑なのです。

酸欠で死刑にすると言うと、いかにも綺麗な殺し方に聞こえますが、ユダヤ人のガス室による大量虐殺の歴史があるので、ガスを使った死刑には反対の声が多いのですよ。酸欠死でも同じですね。

痛みも苦しみも無い薬物注射による死刑も可能ですが、死刑囚を安楽死させる国はほとんど無いのですね。死刑とは儀式なので、歴史や伝統に従っておこなわれます。死刑囚が苦しまなければ良いと言うものではありません。

回答No.5

kaitara1

いわゆる安楽死に関係しますね。死なせ方が残酷な方が犯罪抑止力があるかもしれません。楽に死ねるとなると、変質者による犯罪が増えるかもしれません。じさつ

回答No.4

fujic-1990

> 人間は酸素が0%の空気を吸うと本当に簡単に死んでしまうのです。

　十分なエビデンスがない点が問題です。

　酸素ゼロの部屋を事前に作って置いて、そこへ死刑囚を落下させるのでしょうか？

　新しいことをやって、死刑囚が万に一つでも苦しそうにもがいたり、息を吹き返したりした場合（海で鍛えたような人は数分息を止めることができ、その間に無酸素室から出されれば死なないと思います）誰が責任をとるのでしょう。

　因みに、執行が失敗して生き続けた死刑囚は解放されます。二度とその罪には問われません。

　死刑囚が苦しそうに喉をかきむしって死ねば「人権派」から袋だたきに叩かれて前途を失い、死刑囚が生き返って社会に復帰したりして「私はこうやって10人を殺した＼(^o^)／」とか自叙伝を書いたら、被害者の親などから本当に殺されかねないんじゃないですか？、執行方法を変えた人。

　例外なく、本当に苦しまずに一瞬で亡くなることを、誰かが切腹覚悟でエビデンスを示して保証してくれないと、新しいことにチャレンジはできませんでしょう。

　誰かが、と言っても誰でもいいわけではなく、私のような素人が言ってもダメで、質問者さんが医学博士号と医師免許を持った医学部教授で、ノーベル医学賞をとっていれば、たぶん責任をなすりつけられるだけの資格ある人だと思いますが。

回答No.3

mimazoku_2

死に至る過程で状況によっては遺体の変色が発生するからでしょうね。
あと、脳死と肉体の死と分離すると苦痛を長時間与えてしまうので、警務員などの心情に強い影響を与えるでしょう。
実際には絞首刑でも実行後5分くらいはそのままのようですし、なるべく時間を掛けずに絶命させ、苦痛を与えない、最後の配慮でしょうね。

回答No.2

121CCagent

>私が想定している、酸欠での死刑方法は、
>酸素0%の毒のない気体(窒素やヘリウムなど)によるもので、
>時間をかけず、一気に吸わせて行うものです。
なるほど。
まぁ日本で行おうと思ったら法改正が必要ですが実現は無理でしょうね。世界的な流れとして死刑制度そのものの廃止の流れになりつつあったりもしますし。

それとガス室みたいなところに死刑囚を送るのだとしたらナチスなどを想像してしまうのでイメージは悪いでしょうね。
口と鼻を覆う酸素マスクのようなものを取り付けてればそう言う負のイメージは少なくなるかも知れませんね。

それと日本で行っている絞首刑は首に縄を掛けて床が開いて落ちる方式ですが昔テレビ番組か？何かで検証していた記憶がありますが割と落ちてから一瞬で死に至るので苦痛って面では少ない見たいです。

回答No.1

121CCagent

伝統的なところもあるのでしょうね。特に絞首刑は。

>これを死刑に使わない理由は何なのでしょうか？
理由まではわからないですね。日本の場合は法律で絞首刑となっているのでそうしているのでしょう。

犬や猫の殺処分には二酸化炭素による処分が行われていますね。

お礼

ありがとうございます。

確かに犬猫の殺処分は二酸化炭素が使われていますね。
しかし、二酸化炭素は毒です。
酸欠というより、毒殺の方が近いです。
一度、ニュースで、二酸化炭素による殺処分の映像を見ましたが、
普通の空気が入った密室に犬猫を入れて、
そこに二酸化炭素をじわじわと入れていくという方法でした。
これは、二酸化炭素の毒と、時間のかかる酸素低下でかなり苦しみます。
酷い殺し方だと思います。

私が想定している、酸欠での死刑方法は、
酸素0%の毒のない気体(窒素やヘリウムなど)によるもので、
時間をかけず、一気に吸わせて行うものです。