- ベストアンサー
石炭について
添付画像にある石炭について将来性を教えてください。よろしくお願いいたします。
この投稿のマルチメディアは削除されているためご覧いただけません。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
石炭は Carbon (炭) 含有量の高い瀝青炭から不純物の多い泥炭まで多くの等級があるように、燃料として有用な部分は Carbon (炭) であり、それ以外は燃やすと有害 Gas を発生させたりする不純物で構成されるものですので、有害物質を取り除いて有用な物質のみに精製した石油や天然 Gas、更には排気 Gas が生じない原子力発電等による電気力利用に取って代わり、どんどん生産量と消費量が減少していく Energy 源です。 安いからと言って大量に消費すると RPC (Republic People of China) の北京市のように毎年 PM2.5 で数十m 先すら見えない Smog に覆われ、多くの人が気管支を病んで亡くなってしまう深刻な公害を生み出します。……産業革命初期の頃は英国の London が「霧の都」なんて呼ばれるほど PM2.5 が酷くて、医学が発達していない時代でしたから多くの人が公害で亡くなっていましたし、日本も小学校から石炭 Stove が無くなる頃までは公害が凄いものでした。 石炭から有害な不純物を除去した Cokes のような固形燃料を作る方が安いか、原油を精製して石油を作る方が安いか、天然 Gas を分溜して高効率の燃料 Gas を作る方が安いか、はたまた安全な原子力発電所を作る方が安いかによりますが、公害を出さない安全性及び高い燃焼効率や簡便な燃焼制御性といった利便性に於いて、石炭は非常に分が悪い Energy 源ですので将来性は乏しいでしょうね。