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ネモフィラが枯れてしまった?
- ネミフィラの種を育てる際、日当たりの良いバルコニーに移したところ、1ヶ月もたたずに枯れてしまいました。
- 通常、ネモフィラは半日陰でも育つことができますが、枯れてしまった原因は何でしょうか?
- 塀がコンクリートであるバルコニーでは十分な水が供給されず、ネモフィラが水不足になった可能性が考えられます。
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- bannzaiusagi
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実物を見ておらず状況も詳しく解りませんのであくまでも予想の範囲での答えですが、マンションという建物で特に南向きのバルコニーに移動させたのが良くなかったのかもしれません。マンションでも1階住まいで広めな庭付き、建物や塀などから離しておけるような土の多い場所なら問題なかったかもしれませんが・・・。 枯れた時の株の生育状態(大きさなど)が解りにくいのですが、もし移植をしていないプランター植えであったのなら、移動した事で周りの環境がかなり違ってきてしまうでしょうから環境の急な変化についていけず弱ってしまったのかと・・・。 ネモフィラは移植に弱いとは聞きますが個人的には、移植による根の傷付きに弱かったり根が新しい土へ適応しにくいという理由の他に、苗の時に育った環境から他所の環境へ移動されてしまうと慣れにくいのもあるかもしれないと感じます。 マンションという建物の本体自体がほぼコンクリートと鉄筋で作られており、バルコニーやベランダ部分のコンクリートの床や壁、金属製の柵、外壁などには陶器製などのタイルなどが張られていたりで南向きの晴れで外壁に良く日が当たるなら立地だと地域によっては春でも人が思っている以上に昼間熱を持ちやすく結構乾燥しがちな場所、おまけに地形やマンション建物自体のデザインや住んでいる階数、バルコニーやベランダ部分の形状など条件によっては風通りが良すぎたり(階数が高い程風も強くなりやすく植物栽培に向かない)通気性が思うより良くなかったり。風通り(通気性)は低層階でも周りの建物の密集などで結構変わってきます。 今回バルコニーの所の塀がコンクリート製と言うのも、内側が日陰になるとは言っても表側に良く日差しが当たるのならコンクリート自体に温度が溜まり通気性も望めないので、他の素材の塀から比べれば内側の温度が高めで湿度低め。それに春の昼夜の温度差は畑など屋外の地面に置いている場合よりかなり違います。 あと考えられる事は水やりの時間帯とやり方でしょうか・・・。今時期のマンションでの水やりの時間帯は朝のみで出来れば早朝(遅霜の心配が無いなら日が昇っていれば早すぎても構わない)遅くても午前9時までには全て済ませておく方が良いです。真夏で日差しの当たる環境だと朝の10時くらいに与えると日差しでコンクリートなどが熱を持ち鉢やプランターなど容器内の土に多く含まれている水分にも熱が伝わってしまい植物が土に植わったまま「茹ってしまう」事もあります・・・。一見萎れている様に見えますが土が結構乾いていれば萎れ、土に水がを残っている様なら茹っています。酷いと短時間で茹って死滅しますが、熱でのダメージが軽くても同じことを何度か繰り替えせば体力を消耗し徐々に弱ってきて枯れます。 水やり方法は、鉢やプランターを鉢底皿や水受けトレイから出して床や棚や台に置き、葉や茎には水をかけない様に(ホースは水圧が強く調節が難しいので使わず、口が細めなジョウロで)根元から土表面にまんべんなく充分に注ぎ鉢底から水が多く流れ出るのが確認できるまで与え鉢底皿やトレイに溜まった水を残してしまうと水と一緒に出たはずの不要な成分などが土へ再吸収されてしまったり鉢底からの根の呼吸を妨げて根腐れに繋がる危険性も高くなるので、バルコニーやマンションでは水を受け溜める物は最初から使わないか、水やり後10分ほど待ってから溜まった水を速やかに回収し残さない様にしましょう。バルコニーやベランダの排水溝に土などが溜まると配管の途中で詰まって下の階へ迷惑をかけるので排水溝には土など溜まらない様に気を付けマメに掃除しておきましょう。 ネモフイラの場合、別の場所で種子蒔きして育ててから別の環境の違う場所に移動してしまうと移動先の環境次第では適応できにくく苗がまだ幼かったりすれば弱ってしまう性質が強めなのかもしれません・・・。また、地面に植えるぶんでは大丈夫でも土の量が限られてしまう容器内にネモフイラだけを何株も一緒に植えてしまうのは性質的に合わない可能性があるのかも・・・。容器植えでもネモフイラだけでは無く他の花との寄せ植えなら組み合わせ次第では問題なく咲き続けられる様です。 対処としては念のために花が楽しめられるまでは移動させずに育てていくことでしょうか・・・。畑で種子蒔きするものとは別にバルコニーで種子蒔きするものも用意し2つの環境で試してみると良いと思います。植物は種子を蒔いて育てると発芽した時その場の環境に耐えられれば少しはその環境へ馴化でき、急激な環境変化でもない限りはどうにか耐えられ育ってくれるものもあります。バルコニーで試してみてもその場所では育たない様なら畑の有る場所で花が咲くまで育ててからバルコニーに持ってきて楽しむくらいしかありません。花が咲くようになるほど育てば苗の時よりは環境の変化に強いかもしれません。でもネモフイラの仲間の原産国はカナダからメキシコまでと南北に広いので、複数の異種交配が由来であることが多い園芸品種の場合だと開花時期でも急激な環境変化には弱い物もあるかもしれません・・・。 ネモフイラの様な「今時期に咲く匍匐性の植物」は地面や地中の温度が低めを好み根が浅めで水はけが良い土を好むものも多いので、容器植えの場合は口径が広くて深さは浅めのものに植え地面に置くか風通しの良い場所向きです。マンションのバルコニーやベランダに置く時でも金属製部分が多い柵にハンキングで吊るしたりコンクリートなどの床に置くと温度が鉢底から土へ伝わり根が傷みやすいので、高さがあるプランター台の上に置いたり熱を持ちにくく通気性のある花の棚や台などに置く方が良く、できれば床もコンクリートそのままではなく熱が伝わりにくくて下は水が流れやすく、ある程度の通気性も持つ様にバルコニーやベランダと室内への出入りが楽な様に段差を解消する為に設けるバルコニーやベランダ専用の耐水・防腐加工のウッドデッキや、通気・通水性があるガーデン用の連結できる木製パネル、断熱素材を敷いてから人工芝パネルを敷き詰めるなどの工夫が必要です。なお、バルコニーやベランダ内の空中湿度(乾燥)自体を解消する事は沢山の植物を置くなどしない限りなかなか難しい様です・・・。 j自分で行える範囲で試してみてそれでもバルコニーでのネモフイラ栽培は無理な様なら(生き残れても乾燥気味で通気性の悪さを好むハダニやアブラムシが大量発生したりもします)バルコニーでは温度の高さや乾燥対策しつつこのような環境にも耐えられる熱帯原産の1年草を主体に(冬から春まではビオラなどの耐寒性がある1年草が向きます。宿根草は夏場のバルコニーの環境に耐えられない物もあり咲いた後もずっとその場所での栽培は難しいかも)目立つ花が咲かなくても葉の形や色の変化で楽しめる多肉植物なども混ぜて栽培してみると割と育てやすい物が見つかるかもしれません。