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こんな私でも応募できるでしょうか?(長)
初めて質問いたします。 某国立教員養成大のHPで教員公募しているのを見つけました。情報教育講座の講師or助手だそうです。 応募資格は修士卒or同等で、博士号取得は必要要件ではありませんでした。年齢制限がギリギリセーフだったので挑戦してみたいと考えました。 ただ、私には大学教員にとって重要な研究業績と呼べる代物がありません。 私は三流私大工学部を出て工業高校教員(情報技術科・電子科)を9年、現在は県教職員研修センターの研修主事で2年目で、社会人大学院にも通っておりM2です。専修免は公開講座で既に取得済みです。 こんな私でも、公募条件をクリアしていると判断できるでしょうか?なぜこんな質問をするのかというと、応募する段階で勤務先へ応募する旨を言わなくてはならず、その部分がクリアーでないと応募するのにストップがかかる事情があるからです。 もちろん採用されるかどうかは全く別、ということは ちゃんと心得ています。(過去の質問を読みましたが、実際には前もって取りたい人が決まっている場合が多々あるようですしね。) 本来なら、その大学に直接問い合わせをすれば良いのでしょうが、そこで聞く前に皆さんからのご意見をいただきたく質問いたしました。ヨロシクお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
質問者さんの経歴を拝見すると、応募資格は十分クリアしています。 勿論、修士修了見込みという点と、高校教員としての実務経験の両方を加味しての判断です。 全般的に国立大学の教員に求められるのは「研究実績」ですが、国立教員養成大学・学部に限って言えば、「研究実績」だけではありません。 実際の教育現場(公立高校や教育委員会)で、実務を経験していると言うことは、大きなアピールポイントにあると思いますよ。 ここ数年の状況ですが、国立教員養成大学では、座学(講義など)だけでなく、教育現場での実践力・即戦力を養成するために実学(実習や実験など)を重視する傾向にあり、それを教える教員にもそれらを教えることが出来る素養が求められてきています。 そのため、「研究室だけで育った大学教員」の実践力(教育力)の無さが問題視されてます。 今までの方のアドバイスに有りますように、研究業績が殆ど無いというのがマイナスポイントになるのは否めませんが、「公立工業高校教員(情報技術科・電子科)を9年、県教職員研修センターの研修主事で2年目で、社会人大学院にも通っておりM2です。専修免は公開講座で既に取得済みです。」←この実務経験は、教員養成大学の教員としては、必要十分どころか素晴らしいものと思います。 今後、相談者さんが今すべきことは、9年+2年の間の教育実績を業績としてまとめ上げるか書き出すことです。(高校教員時代の教科教育や生徒指導について、自らの授業で実験や考察を加えたりした内容。また、研修主事時代に行っていた研究課題など。教育研究集会などへの投稿や発表なども含みます。) 実務経験(教育実績)を十分にアピールすることができれば、十分可能性はあると思います。 ・・・っと、心地の良い話を書きましたが、質問者さんが大学教員を目指す理由は何でしょうか? なお、出来高レースという事例もあるのは事実ですが、質問者さんとよく似たケースで、予想(予定?)に反した結果がでた事例も知っています。 「自分の現場経験を生かして、臨床(実践力)に強く優秀な教員を一人でも多く育てたい!」と強くお考えであるなら、是非とも大学教員になって頂きたいと思います。 元関係者として、アドバイスをさせて頂きましたので参考にして頂ければ幸いです。
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- ryo_0126
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きついことをいいますが、大学の教員なら学会発表論文を5(大目に見ても3)はいるでしょうね。なおかつそのうち1~2は英文である必要があります。これがないと採用はほぼ無理でしょうね。
お礼
ご回答いただき、本当にありがとうございました。論文数が研究実績の重要なファクターであることは理解しています。私自身の現状認識の甘さを再確認することができました。
- takkochan
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>応募資格は修士卒or同等 >年齢制限がギリギリセーフ >こんな私でも、公募条件をクリアしていると判断できるでしょうか? 条件が、上記だけなら、クリアしていることになるでしょう。但し、採用時までに修士課程を修了することが条件になるでしょう。 >研究業績と呼べる代物がありません 通常は、業績リスト、実物(論文別刷またはコピー)の提出が求められると思います。大学の教員公募では、普通1名の採用に2桁の応募があります。業績で、明らかに他の応募者より劣っていれば、まず採用はありえません。 >県教職員研修センターの研修主事で2年目で、社会人大学院にも通っておりM2です 一般論としては、将来、県の教員、あるいは教育界で活躍されることを期待されて、大学院にいかれていることと思います。従って、大学教員をめざされるのであれば、県の教育委員会に対し、それなりの説明をしてなられるべきでしょう。 しかし、現実的には、厳しい言い方ですが、採用される可能性はほとんどありません。気持ちを整理するためにも、応募されたら如何でしょうか(県への説明は、採用された場合に、決まってからで十分だと思います)。 参考までになぜ、このような書き方をするか、一応書いておきます。私自身、大学への教官公募に応募したことは、2桁の回数に及びます。可能性が低くても、不採用が決定すれば、納得できます。 修士修了の時に、大学教員のポストがなく、民間研究所3年、公設研1年、国研3年の研究を重ねて、ようやく大学に移りました(当時31歳)。研究業績がないと、まず、採用はありません。
お礼
ご回答いただき、本当にありがとうございました。1名の採用に2桁の応募ですか…。県の高校教員採用選考の倍率も、教科によっては似たようなものですから、大学教員といっても例外ではないのですね。確かに、応募を見送って一生後悔するよりは「不採用」という結果をいただいた方が、気持ちの整理がつくと私も思います。
- sat000
- ベストアンサー率40% (324/808)
応募締め切りはあなたが修士課程終了後ということでよろしいのでしょうか。 そうでないと、応募資格としてはかなり厳しいのではないでしょうか。 修士卒と同等というのは、論文が出ていたり学会発表していたりというような客観的な証拠が必要です。 応募年齢が22~33歳ということであれば、助手でしょうね。 10歳以上の幅があるため胡散臭く思われるのかもしれませんが、年齢の上限は助手だとすると妥当なのではないかと思いますよ。 仮にその大学が内々に採用したい人がいたとしても、その人よりもあなたの方が明確に優秀であれば、あなたが採用される可能性は十分あります。 ただ、あなたの研究実績が十分ではないようなので、採用は厳しいかもしれません。 リスクの大きな賭けであると思いますので、あなたご自身が応募するかどうかを判断するしかないでしょう。
お礼
ご回答いただき、本当にありがとうございました。単に「修士修了見込」では、やはり同等とはみなされないということでしょうか。もちろん今回が無理でも、来年以降もあきらめずに自分の条件に見合った公募があれば挑戦してしようと思っています。
- marumarutama
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応募の要綱に「修士の学位取得済み,あるいは同等又はそれ以上の能力があると認められる者」とあるということですので,ご質問について答えるのであれば,応募は可能かと思いますし,クリアしていると思います. 応募を考えていらっしゃる大学の助手・講師に求められているスキル(担当予定科目などについて記載されていると思いますが)を満たしていることも必要でしょう. さらに注意が必要なのは,任期ありポストなのかどうかです.一部の大学では,法人化に伴い,新規採用の助手など若手教職員に対して,任期ありのポストに移行しているところもあります.もし,任期があるのであれば,その任期内で博士号を取得できるか,仮に任期がなかったとしても,数年のうちに博士論文を纏め上げるだけの業績を残さないといけません. これまた大学によって大きく異なりますが,学科や学部などの会議においては,助手は議事録作成をしたり,資料準備をするなどの結構気を遣うことも多かったりします.よって,自分の研究をしながら,学生の指導をして,授業を行い,学科運営に携わるなどしながら,たとえば,博士課程に通学するなど,ハードな生活になりそうです. 応募まであまり時間がないのかもしれませんが,今通っていらっしゃる大学の先生などにも相談されて,決断されるとよいのではないでしょうか. ちなみに,この手の職員募集については, http://jrecin.jst.go.jp/ のサイトを参考にすると良いかと思います.公募のものは,ほとんど掲載されていますので.
- 参考URL:
- http://jrecin.jst.go.jp/
お礼
ご回答いただき、本当にありがとうございました。 教えて下さったサイトにも公募情報が載っていました。任期制かどうかまではよく分かりませんでしたが、他大学の現状も合わせて考えてみれば、その可能性は十分あると思います。
- aryies
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いろいろな可能性をお探しの様ですね。大学の教員に関する件ですが正直な話し、採用を判定されるのも悪までも人ですからどこに主眼を置くかは個人差があります。 大学の場合は単に教育だけでなく、研究能力が問われるので実績はそれをアピールできる最大の方法です。ですからどうしても重要視されます。 私の場合はどちらかというと志望する理由、着任後の教育、研究計画の文書の内容と文章そのものの構成力を主眼に見ます。比較的短い文書(長くても数千字でしょう)が、結構これでレベルが判定できます。逆に実績というのは共同研究者や指導教官の実力が加味されるのでレベルは判定できないと私は思っています。しかし同レベルの人があると実績を見て甲乙をつけざるを得ません。 応募資格としてはこれまでのご経験もあること、教員の経験もあること、来年には修士を取得されるので大丈夫だと思います。 本気に御考えでしたら、応募先に現在ご自身が研究されている内容の発表を聞いてもらうとが、いろいろなかたちでご自身を売り込むこともご検討されては如何でしょうか。逆の立場を御考えになればよいかと思いますが誰か人を採用しようとしたときにペーパーテストがあるわけでもなく単に応募書類だけで振り分けるの無理でしょう。 現在社会人大学院に通っておられのであれば、そこでの研究成果を発表できるものにして、まだ応募締めきりに時間があるのであれば「投稿中」論文にすることもプラスになるでしょう。 正直な話、年齢的にも厳しいし、実績も乏しいということですので楽観的な見通しは言えませんが本気でお考えでしたら是非チャレンジしてください。熱意があってひたむきな努力をするのが研究者にとって最も求められることです。
お礼
ご回答いただき、本当にありがとうございました。なぜ大学教員になりたいと思ったのかという、自分自身の動機のコアな部分について、もう一度よく考えることができました。
国立大学の職員(講師など)募集って結構学会誌に載っていますよ。それほど珍しいものではありません。 条件を満たしているのなら応募は可能と思いますが、修士卒OR同等となっていても、よほどの研究実績がない場合は、修士は必修だと思います。 また、講師についてはかなり論文審査があると思いますので、実際の採用の可能性は限りなく0だと思います。またもし採用されても数年の内に博士号をとらないと、昇進どころか継続採用も難しいようです。 ご自分にその分野の博士号取得のためのネタが既にあるのならいいですが、なければ厳しいです。 また既にご存じのように、実際はできレースで、公的機関なので一様は公募の形式をとる場合があるという噂です。 採用の確率はかなり低いと思います。それなのに勤務先に報告しなければならないとなると、落ちた場合も転職する予定でいる場合を除いて、やめておいた方がよいのではないでしょうか?
お礼
早々の回答、本当にありがとうございました。本来なら博士号取得者が一般的はずなのに修士でOKだったり、募集年齢も23~33歳と幅広いため、ご指摘の通りデキレースのニオイはプンプンだと思います。落ちた場合に、自分から出ていこうとした悪印象は否めませんので、慎重に行動しようと思います。
補足
前もって勤務先に言わなくてはならないのは、ナイショで受けてそれがバレると立場的にマズいという部分もありますが、何よりも後任の問題なんです。県教員の普通異動作業の前に、出ていく可能性を示唆しておかないと、後任人事の選考を行うことができずに不補充となり、結果的に勤務先に迷惑をかけてしまうからです。
お礼
ご回答いただき、本当にありがとうございました。 大学教員を目指そうと思った率直な理由は、教職員センターの研修主事として現職教員への研修講師を担当する中で、教師教育に対してやりがいや重要性を感じ、教科教育法の研究に携わってみたいと考えたからです。また、自らが高校教員として培った経験や実践を体系的にまとめ上げ、教員志望の学生に対して何らかの示唆を与えられればと思ったからです。