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団粒構造の土とはどういうもの?
畑を団粒構造の土にしようと思い、主に牛糞堆肥を入れてますが、そもそも、そうなったかどうかはどうやったら分かるものなのですか? よく腐葉土などを混ぜ込んで、スコップを入れるとサクッと簡単に入るようになりますが、これは団粒構造の土とは違いますよね? 団粒構造の土って実は見えるかどうか位の微粒子レベルのものなのですか? それとも5mm以上もあるものもそうなのですか? 畑の土を篩にかけるとそういうものが多くあるのですが、そうなってくると今度は逆に大根などで股根になってくる原因がこれかなと思ってしまうので、団粒構造も良し悪しなのかなと思えてくるのですが…?
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土壌には単粒構造と団粒構造があります。 単粒構造は植物が嫌う土壌構造です。 団粒構造が植物が好む土壌構造です。 単粒構造・・・通気性・排水性が悪い構造の土壌です。 でも保水性はいいです。 団粒構造・・・通気性・排水性・保水性全ていい構造の土壌です。 団粒構造を作るには堆肥や腐葉土などなどを入れよく耕せばそれが団粒構造ですね。 ですからサクッと簡単に入るようになったみたいですね。 それが団粒構造です。いい土壌にする一歩目ですね。 そして次にその団粒構造の土壌に植える植物に合った土壌酸度(pH)をしてやります(日本の平均土壌酸度は6.5pH~4.5pH) そして野菜・草花だと施肥を適切にやらなければなりませんね。 別に微粒子レベルのものではないです。 そこまで考えなくてもいいですね。 団粒構造は植物を栽培する時に必要な基本的な土壌構造です。
- bannzaiusagi
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既に牛糞堆肥を混ぜてしまいましたか・・・。牛糞堆肥は団粒構造の土を作るのに使うには個人的経験から最も向かない物と感じてます。混ぜてしまったものは仕方ありませんが今後は使用は極力避けて、植物の繊維が半分ほど分解されている馬糞堆肥や稲わら堆肥、費用面で問題無ければバーク堆肥のどれか一つを、土に対し2割くらい(もし土の水はけが良すぎて痩せた土地なら完熟腐葉土も一緒に2~3割混ぜる)を3年ほど繰り返すと、土内に目に見える有用微細生物(土に棲むダニの類、小さな昆虫、ミミズ)が殖えてくれ、前よりもこれらが多くなったと感じれば目に見えない有用な微生物が沢山殖えて来ており、微生物の働きで団粒構造の土へ変わってきています。水はけが良すぎる土質だとまだまだ良い土とは言えず更に2~3年は植物繊維が多い堆肥を入れ続けなければなりませんが、年数を早めたいのなら最初の年から完熟腐葉土も3割ほど一緒に混ぜるか、他の土地の有機物が多くふかふかの土を最大で半分ほど混ぜておけば、その土に多く棲みつく有用微細生物の数が多い分、比較的早めに団粒構造が出来上がりその後の維持も難しくなく済みます。保水性がある土に行う時は水はけ改善に堆肥の他に日向土とかの細かい礫を砕いた土を混ぜたほうが良いです。 堆肥と言うのは微生物の住処でもあり食べ物でもあります。その存在は土に蒔く種子の様な物で、良い堆肥を混ぜないと良い土が作れません。 牛糞堆肥の場合、主原料の牛糞の方には堆肥の働きはほとんど無く主に他に混ぜられている原料の方にしか働きが望めないので選ばずに他の堆肥を使った方が効き目も良く早く微生物が殖え団粒構造に綱がります。 牛糞に堆肥の働きが望めないのは、牛が何度も反芻し4つの胃で養分を吸収しつくすので、植物の繊維が完全に分解されていて微生物の住処にも食物にもならず、土への補給へは繋がりにくいからです。 土壌改良に使うのも、本来は元々「田畑では無かった場所を新規に畑へ作り変える時」に、あまりに荒れた土地へあらかじめ混ぜるのに畜糞由来なので効果がありそうと考え比較的安価で昔は手に入り易かったので使っただけで、目立った優れた効果というのは無く団粒構造んするのに逆の方に作用します。もし他の堆肥が使えれば新規に畑にしたい場所に漉き込めば牛糞堆肥を使うのよりも更に優れた土質に改良できるだろうと感じます。 というのも、牛糞堆肥使用の畑には酷い目にあわされてきた個人的経験からリスクの方が高めで、出来るだけ牛糞堆肥の使用は避けた方が無難と感じているからです。 近くの地区に牛の飼育が盛んなところがあり、今の家で義父が農家をしていた時に親戚から大量に自家製の牛糞堆肥(敷き藁なども混ぜ寝かせた物)を貰い受け、小松菜を連作する畑へ毎年混ぜ込んで使っていました。 そこの場所は大昔は湿地で他所から客土して暗渠を埋め水はけ改善してあったはずの場所。でも土は硬く乾けば石の様に固いのに、雨が多く降ればネタネタの泥の様に代わり団粒構造なんて全く望めないシロモノで・・・。昔同居していた家族に聞いてみると毎年牛糞堆肥を混ぜ化成肥料を使い栽培していたとの事で訳が分かりました。牛糞堆肥以外植物性の繊維が全く混ぜられていないので、補給どころか年々植物繊維が乏しい土に変えられ葉物野菜だけが作られていたわけです。化成肥料を多用すれば窒素が残り易いので、普通は数年に一度肥料喰いの作物を作って適度に抜いてから他の野菜で輪作を行うと適度に土質が保てるのに、当地では小松菜栽培自体が少なく市場で高値で買ってくれるために小松菜ばかり作っていたのが良くなかった様です。 土環境が悪いうえに根の浅い作物を繰り返し作ったために土環境が劣悪で、花実野菜を植えても葉ばかりが異常に大きく育ち蕾すら付きません。土が悪いのと生えて来る植物の質が軟弱なので、当地でヂノミと呼ぶ小さな跳ねる虫が人が足を踏み入れれば大量に跳ね回り、数年経って花を植え蕾がでてきたなと思えばゾウムシが大量発生し蕾の根元から汁を吸うので蕾が枯れ花が咲く事は一度もなく・・・。 こんな状態を農資材屋さんのアドバイスに従って肥料喰いの植物を植えては抜いて他所に運ぶのを数年試しましたが、事情があってあまり作業に時間をとれず一番手っ取り早い客土も無理で改善も見られずとうとう耕作放棄してしまいました。 その後その場所には以前生やしてたのかオーチャードグラスという牧草が自然に生えて来てびっしり殖え20年近く放置したままでした。 それが去年あたりから敷地の他所の場所から種子がアリに運ばれてきて芽生えた花が何種類かたくさんとても良く咲いている事に気が付き、牧草を抜いて掘ってみたところ土がとても良い状態の団粒構造に変わっていました。濡らしても粘りが無く市販のベース土として使ってるのに混ぜて植物を栽培してみると育ちも良いです。なにより土を掘れば有用な微細生物が多く棲みついているのが感じられおそらく牧草の根や枯れて地面に倒れのが長年土に徐々に分解されていったのが良かった様です。開墾しても使わないのでもう畑としては使いませんが鉢栽培の土採り場くらいには使えそうです。 牛糞を使う事のリスクには他に、肥育で塩分を多く与えるので糞尿に残り、牛糞堆肥を多く使えば土壌に塩分が徐々に蓄積する、牧草だけを食べている牛は数が少なく、大抵は外国から輸入した穀物飼料も一緒に与えられますが、穀物が栽培されていた畑に生えていた外国の雑草植物の種子も混ざっていて、これは牛の体内を通っても生き残り排泄されます。この外来の雑草が性質が強く牛糞堆肥を使った畑に生えて殖えてしつこく蔓延ります・・・。他所の農家の畑では端に牛糞堆肥を貰ってきて山に積み熟成したら使うのですが、そこから周囲にコウリンタンポポが殖え広まっています。赤い可愛い花な半面、別名に「悪魔」が付くほど殖え易く根絶は難しい種類です。牛糞堆肥を使わない事により、雑草も前から生えている種類以上は種類も増えず年々倍々に増えていくような物を絶やそうとする大変な苦労が確実に避けられます。 某国営放送の野菜栽培番組でも牛糞堆肥の使用を推奨している事がありますが、使用の好みはそれぞれながらリスクの方が告げられていない分残念に思います・・・。 団粒構造を作る堆肥は初めの方で書いた種類の他に、養殖ミミズのフンから作られた物も肥料を兼ねており効き目が緩やかではありますが良質です。以前偶然に天然のミミズのフンが大量に得られ(育苗箱を置いた下を水はけの為に掘り空間を設けておいたらミミズの住処にされていた)市販の無堆肥無肥料のベースとして使ってる土に混ぜて植え付けてみたところ苗の育ちがかなり違いました。 あと、コンポスト堆肥専用容器で、野菜や花栽培の残渣や刈ったり抜いた雑草を原料に時々痩せた土や使い古しの土も混ぜ、EM菌入りの堆肥化促進剤を指定量入れて積み、いっぱいに成ったら隣に積みなおして寝かせたところ、水はけが良い土地だったのも良かったか腐らすことなく良い自家製堆肥が作れました。 今の家に住む30年くらい前は川に近い錆びた砂鉄が多く混ざる川砂主体の何を植えても育たないという、酷く痩せた土の庭の有る家に住んでましたが3年間良質な生バーク堆肥を苗を植える土の周囲に混ぜ続けた結果かなり改善し、その後はEM菌入りコンポスト堆肥を地力維持目的で土表面に数cm敷き詰めたところ5年目には団粒構造の良い土に変わりました。その家を義父の急死で急遽引っ越す事になってようやく良くなった土が惜しくて持っていきたい衝動に駆られましたが堆肥と必要な植物だけ持って隣地区の今の家に。その家に他の人が住んでからもずっと近所中で一番花が良く咲く庭で近所の人からうちへ電話がきてあの家の庭の土が欲しいのだけどと言われたほどです。 質問者さんのところの土は篩をかけると塊の土が出るとの事で、ある程度保水性のある土(水はけは普通か、或いは目立って遅いか)なのだと思います。水を含ませ握って絞ってみて形が崩れにくい、水の中で潰し泥状にしてみて指先で感触を確かめ細かい粒が多い土なら、3割くらい日向土などの礫系の粒状土を客土し(水はけが良くなり穴に空気が含まれて多くの微生物が住み着く)、完熟腐葉土2~3割ほど混ぜ数か月地面に山積みしてビニールシートなど上に被せ定期的に2~3回積みなおしてみると地面から移動してきた在来の有用微細生物やミミズなども住み着いて数か月後には土質自体改善出来ると思います。匂いを嗅いでみて土の匂いならそれでもう団粒構造もできているはずですが、まだ充分でなかったり野菜など植えたい植物が養分や成分の多い土を好むのなら、土作り時に更に1~2割ほど混ぜて寝かせ1週間後に石灰を野菜の好むpHになる様に混ぜ更に1週間ほど寝かせてから植え付けると良いです。 野菜は養分の多い土を好むものが多いですが、ただし薬味などの香味野菜やハーブ系の物の中にはあまり肥えてない土の方が味や香りの良い物が作れますし(養分が多すぎると味も香りも悪くなる)、多年草の花でも痩せ地を好み土質が合わないと育ちや花に影響が出る物も。 また極少ないですが団粒構造の土が苦手な植物と言うのもあるので植える前に調べておくと良いです。
- FattyBear
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下記を参照下さい。 https://shisetsuengei.com/news-column/growth-up/growth-up-056/ 団粒構造の土は大根の根が突き当たって除けてしまうほど強く固まって はいません。
- habataki6
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土の状態はJA直営の販売店いくと、毎年春ごろに土壌の分析 サービスを、無料で診断してくれるサービス案内でています、 受付店舗に持っていけば、何がたりていないのか判明します。