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畑の土、どうしたら・・・

畑といっても、庭の一角のスペース(2m×1m)を、野菜を植える場所と決めているだけなのです。 今までトマト、キュウリ、とうもろこし、いちごなどがありましたが、すべて引っこ抜き、何も無い状態にしました。 スコップで少し掘ってみると、とうもろこしだか、いちごだかの根っこがたくさん混じっています。 ちぎれた根もあれば、引っ張るとまだ張っているものもあります。 小さなスペースなので根気よくとりのぞけばいいのでしょうが、小さい子がウロウロする中での作業。なかなか思い通りに進みません。 元々土壌は、ちょっと掘り下げると粘土質で、良くない土壌でした。春にスコップで耕して、市販の培養土やら腐葉土やらを混ぜ込んだ記憶があります。 とりあえず3分の1くらいは、ふるいをかけて根っこやごろ土を取り除いたところです。 さて、これから何をすればよいのでしょうか。 隣のご主人が、“堆肥と腐葉土を混ぜてから、上に苦土石灰をばら撒いて、1週間くらい置いてから種をまけばいい”と言ってました。 本などを見ると、リサイクル材を混ぜて、黒いビニール袋に入れて日に当てて・・などとも書いてあります。 手軽でなるべくお金のかからない方法を教えてください。 ・現在土の中に混ざっている根っこをそのままにしてるとまずいか?全部取り除かないとだめか ・根っこやごろ土を取り除いたとして、その後何をすればいいのか? ・堆肥、苦土石灰、リサイクル材、腐葉土、などどんなものをどのように混ぜたらいいのか? 以上の点につきまして、他に何かお気づきのことなどありましたら、何でも、教えていただけますか? ちなみに、小松菜や大根など、他にも何か冬の野菜の種を撒いて見たいと思っています。 日当りは抜群です。

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  • goop-p
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回答No.3

大きな根っこは取り除きあとはほっておいても腐って土にかえるので心配ないと思われます。 粘土質の場合は排水性(水はけ)が悪くなるため「砂」を混ぜるといいと聞いたことがあります。 ただし、塩分無い砂にしておかないと植物に悪影響を与えるため購入前によく聞いてから購入した方がよいでしょう。 植物により水はけが悪いところを好んだり、砂地を好んだり、一概にこれがよいとは言えないのですが、一般的によい土とは「排水性・保水性・通気性がよく適度の養分を含んだもの」をいいます。 排水性と保水性とは両立しないように思われるかもしれませんが、水をやったときにほとんどは排水され、適度な水分が土と土の間に残るのがよい状態です。 よい土の構造は細かい土がひとかたまりになって団粒構造になっている状態で、この固まりの間を水がまんべんなく通っていくため水はけがよく、さらに固まりの間にいくらか水分が残るため保水性もよいのです。 土の粒子が大きすぎると水はけや排水性はいいのですが保水性が悪く、逆に細かすぎると粒子の間にスキマがないため水はけ通気性が悪く根が育ちません。 通気性改善には腐葉土・ピートモス・パーライト・鹿沼土が有効ですが、鹿沼土はリン酸のききめが弱くなる欠点もあります。 水はけは砂やパーライト・ビースライトなどが効果的です。 保水性は鹿沼土や赤玉土が有効です。 堆肥や腐葉土、園芸用水ゴケ・バーミキュライトは保水性・通気性を同時に改善してくれるのでお得です。 さて、土作りですが、一部例外がありますが、ほとんどの野菜が酸性に弱いため石灰(アルカリ性)を施し中和するといいでしょう。 日本は火山国であるためだいたいの場所での土壌は酸性が多いため中和することは大事な下準備になります。 石灰は一般的に植え付けの2週間ほど前に混ぜ込み1週間おいてから肥料をすき込み、その一週間後に植え付けます。 ただし、石灰にも種類があり、カキの殻などから作った有機石灰は施した後すぐに植えても問題ありません。 石灰窒素は農薬登録されている物もあり、土壌の消毒もできますが、良い菌まで殺してしまうため消毒が一概にいいというわけでもありません。 苦土石灰は「苦土」が植物のリンの吸収を助ける効果があるためお勧めです。 「リン」というとご存知かもしれませんが3大肥料という物があり「チッ素(尿素・硫安・堆肥・牛糞・腐葉土・魚粉・油かすなどにおおく含まれる)」は葉を育てるのを助け「リン酸(過リン酸石灰・骨粉・鶏糞などに多く含まれる)」は実や花の付きを良くします。 「カリウム」は根を成長させ根菜類には欠かせない肥料の要素で、硫酸カリ・草木灰・塩化カリなどに多く含まれています。 野菜にあった肥料を与えないと、たとえばジャガイモにチッ素を与えすぎると芋が育たず上ばかり大きくなります。 一般的にリン酸は与えすぎても問題ない成分といわれ、カリも地力をつけ日照時間不足に強くなったり病害虫に対する免疫が高まったりするといわれています。 肥料ですが、「N(チッ素):P(リン):K(カリ)」と表示されて売っていることが多いのでそれを参考に買われるといいでしょう。 ただし、化学肥料を使いすぎると地力が落ちてしまうため大量に使うのはお勧めできません。 できるだけ有機肥料の油かす・骨粉・鶏糞・牛糞・草木灰などを元肥として施すといいでしょう。 …↑中には高価な物もありますが有機肥料は後々のことを考えると有効です。 長くなりましたが、小松菜・大根は共に酸性の土を好まないため石灰で中和する必要があります。 ただ、両方ともアブラナ科のため連作すると↓下記のページの「キスジノミハムシ」のような虫が発生することがあります。 http://www.tenteki.org/OsakaZukan/119.htm 冬といえばアサガ科のホウレンソウやキク科の春菊も医院じゃないですかね~。 あまりスーパーなどで見かけない「大葉春菊」などもいいかもしれません。 ただし、ホウレンソウはアルカリを好むため石灰を念入りにすき込みましょう。 でないと発芽が難しかったり、発芽しても育たなかったりします。 あと、殻が固いため一晩水に浸してからまくと発芽率がアップします。 中和後1週間ほどおいて上記の腐葉土・堆肥・砂などでまず土質を程良くします。 ま、最初は適当にこんな感じかな~って感じになるまで堆肥を中心に混ぜ込んだらいいとおもいます。 次に、近所迷惑にならないようなら鶏糞をまくと「地力アップ」に繋がるためお勧めです。 出来れば「発酵」した物を使うことをお勧めします。 また、「乾燥と発酵」したものを使うと多少臭いもマシですが、雨や水やりをすると臭います…ξ。 木酢(ホームセンターなどで売っている木を燃やしたときに出来る液体)をまくと臭いも多少抑えられます。 あとは油かすをすき込むといいかもしれません。 これまた発酵したものや骨粉入りのものがいいかな~と個人的には思います。 ただし、大根は元肥は土にすき込まず無肥料で畝(うね…畑のもっこり盛り上がった土の部分)を作った方がいいと思われます。 大根だけ少し違う場所に植えるといいと思います。 なぜかというと堆肥や腐葉土はチッ素が多く含まれているため、やりすぎた場合大根の「根」が育ちにくくなることと、大根は肥料の固まりに当たるとそれを避けるため二股に別れてしまうからです。 大根は少なくても30センチは耕し、石灰で中和し25センチ間隔ぐらいに空き瓶などを押し込み種まきの穴を空けます。 25センチ間隔で植えた種と種の間に肥料(元肥)を施すといいでしょう。 1箇所に5~8粒まいて1~2センチほど土をかぶせます。 発芽後、本葉1枚で3本に間引きし(ちっちゃい大根の芽は抜いてしまう)、3・4枚で2本、5~8枚で1本に間引きします。 間引きのたびに「カリ」成分の多い肥料を畝全体にばらまき土寄せ(大根の根に土を寄せてやる)をします(追肥)。 こうすることにより大根のクビが曲がらないようになるのです。 昨年の冬、うちではホウレンソウが大好評でした。 雪が何度も積もったため甘みも増し美味しかったです。 春菊には負けますが病害虫にも強いのもずぼらな私向きでした(^.^)。 ちなみに、ホウレンソウの追肥は間引き後、リンをやるといいでしょう。 そこそこ大きくなってからチッ素が有効です。 老婆心ですがチッ素(油かす・堆肥など)が多すぎるとひょろ長く病弱になるので注意しましょう。 何事もほどほどが一番ということです(^.^)。 また、蛇足の蛇足ですがホウレンソウにチッ素を追肥と書きましたが、追肥に向く肥料と元肥に向く肥料があるので注意しましょう。 一般的に油かすや鶏糞は元肥向きが多いです。 油かすでも発酵させた物や水で薄めた物であればかまいませんが…。 追肥はチッ素の場合硫安や尿素が効果的です。 ま、化学肥料は程々に…ってことですが多少はいいと思います(^.^)。 一般的にですが元肥は暖効性(ゆっくりとききめがある物)を、追肥は速効性がある物を使用します。 また、化学肥料だけではないことですが根に直接肥料が当たると肥料焼けを起こすことがあるので注意しましょう。 以上、長文失礼ましました。

noname#20078
質問者

お礼

お礼が遅くなりすみません。 大変詳しくかつ丁寧なアドバイスありがとうございます。 一度読んだだけでは、全部把握できそうにないので、 コピーして別ファイルに保存しておきます。 昨日やっと苦土石灰を混ぜ込みました。今度は肥料などを混ぜればいいのですよね。 何を植えるか、どのような肥料を選ぶかなど 今一度、整理してみたいと思っています。 ありがとうございました。

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その他の回答 (3)

noname#21649
noname#21649
回答No.4

>お金のかからない方法 で.関東地方平野部として答えます。房総半島等関東地方南部は作付けが異なります。 9月末ですから.冬作は小麦ぐらいしかできないので.何も作付けするものがなし。 苗が入手できるのであれば.白菜・キャベツ等が可能です。 ただし.霜害で全滅する可能性があります。 深さ20cm程度まで掘って土を砕いてください。ふるうひつようはありません。根も取り除く必要はないでしょう。 作付けする場合には.関東地方ですから. ローム土の場合には.堆肥か適当な有機質を混ぜて.適当に科学肥料をまいて.苗の作付け。ただしリンが不足気味なので.ようリンを入れてください。 砂地の場合には.土壌改良を含めて.堆肥かローム系土を少しまぜて.適当に科学肥料を巻いて.苗の作付け。 小松菜は.結構肥料が必要です。堆肥を10アールあたり400-500kg以上入れてください(計算を間違うので換算してください)。 大根は混載なので.土の塊がなくなる程度まで.土を砕いてください。ごろつちを砕けば十分です。除く必要はありません。品種によっては.今からでも間に合うかもしれません(1-2月収穫)。 連作の問題がありますから.同じ種の作付けはしないようにしてください。

noname#20078
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 こちらは埼玉です。白菜は隣の家から苗を2ついただきましたので、それを植えて見たいと思っています。 あとは、小松菜の種があるので、それを植えます。 肥料の件、承知いたしました。 参考にさせていただきます。ありがとうございました。

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  • nitto3
  • ベストアンサー率21% (2656/12205)
回答No.2

連作すると育ちにくいものがあります、 家庭では毎年同じ物が欲しいと思います、 その場合は出来るだけ古い土を取り除いて新しいのと入れ替えるのです。 連作を避けて、または連作可能なものを栽培する場合には 土の中に根が残っていても良いです、 むしる前年の収穫物はすべて元に戻してやります。 追加の肥料は食べてしまったものだけで良いわけです。 これらはリサイクル材に相当します。 30センチほど堀り下げて、植物、生ごみを入れ、土を被せます、平らになるまで数段行います、 植物を入れると少し酸性になりますから苦土石灰を入れます、 残った土、入れた植物の分だけ余ってきますからそれを山形にし、畝を作ります。 高いところに種を蒔いてください、大根は真下に入れたごみがこないようにします。 追加の肥料は花壇用のもので良いでしょう。

noname#20078
質問者

お礼

回答ありがとうございます。お礼が遅くなりすみませんでした。 連作の件は、以前から聞いていました。念のためもう一度調べてみようと思います。 大根は高いところに種を撒くといいのですね。助かりました。ありがとうございました。

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noname#118466
noname#118466
回答No.1

収穫が終わった後の土作りは、まず満遍なく鍬かスコップで土を20センチ以上(深いほど良い)掘り起こします。根っこなどは大きいもののみ取り除けばあとは自然に腐ります。 次に隣のご主人が言われるように堆肥と腐葉土を混ぜてから、上に苦土石灰をばら撒き、1週間くらい置いてから種をまきます。割合は適当でいいわけですが、堆肥、腐葉土はそれぞれ土の2割程度、石灰は上一面が白くなる程度に撒き、土を反転させて同じように撒いて一週間ほど放置します。土を反転するときにすべてをよく混ぜ合わせます。(混ぜ寿司を作る時の要領で) ネギ、ほうれん草、二十日大根などもいいと思います。 大根類はびっしりと種を蒔き間引きしながら(味噌汁などに利用しながら)成長につれて間隔を空けていけばトータルの収量が増えます。

noname#20078
質問者

お礼

お礼が遅くなりすみません。 大変わかりやすい回答ありがとうございました。 やはり、堆肥、腐葉土、苦土石灰が必要なのですね。 根っこも全て取り除くとなると、ためいきものでしたが 大きいものだけ昨日取り除きました。 あとは、堆肥、腐葉土を購入してくるのみです。 ネギ、ほうれん草もぜひ挑戦したいと思います。 ありがとうございました。

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