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廃プラリサイクルでの紙ラベルについて

廃プラのリサイクル方法について自治体の説明などで、「紙のラベルで剥がせないものは、そのままでも結構です」 という説明をよく目にするのですが、剥がす、剥がさないがリサイクルの上でどんなことに影響するのか教えてください。 例えば、剥がすことで処理施設のこういうコストが減るとか、作業のこういう手間が変わるとか、そういった仕組みを知りたいです。 すみません。よろしくお願いします。

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  • gsmy5
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回答No.1

単純に手間が減り、無駄なもの(リサイクルしようとするもの以外のもの)が減るので、リサイクル時の効率が高まり、リサイクル作業自体のコストが安くなるからです。 リサイクルしようとするものの素材による細かな手順は異なりますが、あえて大雑把に手順を示すと、以下のようになります。 1.自治体単位で廃プラなどを回収 2.集めたものをリサイクル工場などへ運ぶ 3.チェック、仕分け、分類等を行う(間違って他の材料が入ってないか確認して取り除いたり、質問にあったようなラベル、ペットボトルの蓋を外すなどをする場合もある) 4.不純物を除去する(プラスチックの具体的な方法はよく知らないが、水につけて沈むものを不純物として取り除くなど、いろいろな物理的化学的な違いで、リサイクルしたいもの以外のものをできる限り除去する) 5.溶解するなどして純度の高いリサイクル品を作る ラベルなどがついている場合は3や4の工程で、チェックや仕分けの手間が増えたり、除去すべき不純物が増えたりします。 自治体によっては回収に出す前に中をきれいに洗ったり、布切れや紙で中を拭いたりするように案内することがありますが、これも不純物の混入を少しでも減らすためです。但し、リサイクルに出す前に各自で洗ったりすると、今度は家の排水やゴミが増えてそちらの方が地球に優しくないという論もあり、その辺りに関して何も案内しない自治体もあるようです。

mikano76
質問者

お礼

ご丁寧な回答ありがとうございます。大変分かりやすかったです。何にしても、人手なのですよね、、作るのは簡単、でも戻すのは大変なんですね。

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