カンタベリーのラグビージャージ(ラグビーシャツ)について
カンタベリー・オブ・ニュージーランド社は、ラグビージャージの老舗メーカーとして有名ですが、最近はオシャレなデザインの商品も増えたように思います。例えばセレクトショップのビームスとのコラボレーションや、レディスのラインナップ強化など、アパレル分野の拡大に積極的になってきた印象があります。これは同社の日本支社が独自に企画し、製作発注・販売を行っているためのようで、それなりに良い傾向だと思います。
しかしその割には、メンズのサイズ展開がナンセンスだと感じています。具体的には、同社のメンズの新作ラグビージャージのサイズ展開はS,M,L,XL,3L,4L,5Lとなっていますが、結局作られているのはM,L,XLだけ。しかもMと言っても、実際は平均的なLサイズの大きさで、日本人の標準身長である170cm前後の自分にとっては、こんなブカブカな服、いくらデザインが良くなっても着れません。それなら、イギリスやニュージーランドなど海外のお店のように、ジャストサイズで着れるジュニア・サイズが展開されているかと言えば、それも全然なく、正直この会社の経営センスを疑ってしまいます。(ちなみに青山のカンタベリーショップ路面店の店員の態度も、いつ行っても無愛想・不親切でイラっとします)
これは身長170cm以下の男性で、特に太っていない消費者を無視しているのと同じでは。実際にラグビーやっている人でも、日本ではそういう体型の人は少なくないのに、正直なところこの会社のやっていることに理解に苦しみます。ここの会社の製品は、なぜこうなんでしょうか?