>私が子供の頃には自動車のカタログのスペック表には必ず最高速度が掲載されていたようです
その通りですね。
どのメーカーも「最高速・最高馬力・ゼロヨン加速値」を記載していました。
当時は、エンジン性能が重視された時代ですね。
良い車は、良いエンジンを搭載している。
DOHC車。ターボ車だ。ロータリー車だ・・・。
トヨタのCMは、強烈でしたよね。
「名ばかりのGTは、道をあける」
当時のスカイラインは、SOHCエンジン。対するトヨタは、DOHCエンジンで攻撃!
ユーザーも「自動車に夢」を持っていた時代でした。
>あるころから突然載らなくなったようです。理由は何でしょうか
政府の「ご意見」が、自動車メーカー各社に届いたからです。
「馬力競争でなく、安全性能・環境性能も考慮してちょうだい」
この時点で、最高馬力に上限(280馬力)が設定。
また、20代・30代の自動車離れが加速。
結果として、自動車は「ファミリー志向」となったのです。
どうせ、国内の最高速度は(一部を除いて)時速100キロですよね。
追い越し加速でも、120キロ前後あれば走行に問題ありません。
最高速・加速性能を標準化したので、現在は環境問題・燃費・車内の広さが重要視される時代が来たのです。
悲しいかな。これが世界的な自動車産業の方向性です。^^;