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樹脂材料の耐グリース性について
- ABS,PCでカバーの製作を検討したところ、耐薬品データではABS、PC共に耐グリース性が◎でグリースが付着しても使用可能であると考えました。
- 樹脂べンディング試験ではABS、PCにひび割れが発生したとのデータがあります。
- 3点質問があります。1.グリースがABS、PCに悪影響を及ぼすのは増ちょう剤がリチウム石鹸であることと考えましたが別の理由なのでしょうか。 2.耐油性の材料でも耐グリース性が確保できるとは限らないのでしょうか。 3.耐薬品データではPEは耐グリース△ですが、グリースのジャバラ容器にはPE製の容器が使用されています。PEで耐グリース性を持つプレート製品が分かれば教えていただきたいです。
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基油:鉱油 増ちょう剤:Li石けん この構成だと、基剤が炭化水素の場合そのものなので、そちらのデータを参照すればよい。 基本的にこのタイプのグリースや油は、プラスチックをほとんど侵さないと思う。
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- hahaha8635
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そもそも ここんとこのパソコンは発熱がやばく 中を冷却しなければなりません そのため完全密閉は出来ません 軽く100度近く行っちゃうから 耐油と言っても触る位(ブレーキフルードみたいに樹脂はダメな奴)以外は持ちますが 覆うのなら ドラフトチャンバーみたいに空気を流さないといけませんが https://www.takasho-eng.jp/topics/331 爆熱の9900K + 簡易水冷 https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/sp/1150221.html#Z390GL_02_00_s.jpg 計画そのものが破綻してる
- phosphole
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繰り返しになるけど、貴方のご質問で注意してもらいたいのは、プラスチックやグリース(および有機の化成品一般)の話として、構成成分や構造が違えば性質は全く変わり得る、ということ。 グリースだって、シリコングリースと、炭化水素グリースと、エステル系のグリースでは相当に異なるのだから、一言に「グリース」といっても話にならない。
お礼
回答ありがとうございます。 一言に「グリース」と言っても種類によって異なるのはもっともです。 認識の甘い質問をしてしまい申し訳ありません。 今回使用するグリースは シェルアルバニアS2(基油:鉱油 増ちょう剤:Li石けん) の予定なのですが(基油:鉱油 増ちょう剤:Li石けん)に対するデータを見つけきれなかった為 手元にある材料にグリースを実際に付けて影響を観察してみます。
- phosphole
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1. お示しの試験データでは、Li石鹸を含むグリースでも、ベンディングokの場合とNOの場合があり、Li石鹸が本質とは考えづらい。 両者での違いはベースとなるものがエステル系なのかケロシンなのかである。一般にエステルなどの極性の高い油は、プラスチック、とくにABSやPCのような極性基をもつプラスチックに浸透しやすいので、亀裂の原因になったものかと思う。 2. 当然である。グリースもプラスチックも、具体的な構成成分、プラスチックならもともとのモノマーが何かによって、化学的・物理的な性質は異なる。たとえばPETは強アルカリで分解・解重合がおこるが、PEやpPではそのようなことはできない。 3. これもグリースの種類に依存する。たとえばシリコングリースのようなものなら、ほとんどのプラスチックに影響しない(潤滑性が得られるかは知らないが)。
お礼
回答ありがとうございます。 1.極性についての知識がなく内容が理解しきれないので勉強して理解できるように努めます。 2.3.グリースもプラスチックも具体的な成分によって科学的、物理的な性質が異なるのはもっともです。実際に使用する材料(今はグリースしか現物を用意できないのでプラスチックは代用品)で実際にどの程度影響が出るのか観察してみます。
お礼
何度も回答ありがとうございます。 炭化水素は極性が低いため極性基をもつABS、PCとは反応しにくいからOK?のように考えました。 耐グリース性が△で忌避していた塩化ビニルでも大丈夫のようなのでそちらでも検討してみます。