株主資本比率について

質問

株主資本比率が下がっている会社というのは、不安定な会社だときいたのですが、原因として分割を行った場合でも下がると聞きました。

これは分割をおこなった期には反映されずに、次回の報告書で反映されるんでしょうか。

株主資本比率が下がると不安定な会社だと決め付けるのは間違えてますか。

株についてまだまだ勉強中の身ですが宜しくお願いします。

回答No.2

nikuudon · ベストアンサー

株式分割を行ったとしても、株主資本の額には変更は加わりません。
「下がる」とおっしゃっているのは１株あたりの株主資本のことではないでしょうか？
１株を２株に分割すると、発行済株式数が２倍になりますので、１株あたりの株主資本は１／２になります。
でも株主にとってみれば、保有する株数が２倍になりますので問題はありません。
逆に、売買単元株あたりの価格が下がる為、買いたいと思っている人が買い易くなります。また一般的に分割をする会社
というのは業績順調への期待感から、分割比率以上に株価が上昇することもあります。

ご質問の「株主資本比率が低い会社」というのは、一般的に会社（＝株主）に帰属する資産が少ないということですので
不安定であるとはいえます。
但し、その会社の歴史・市場動向などにもよりますので、一概には言えません。
逆に株主資本比率が高い会社であっても、その資金の運用状態が悪ければ、不安定な会社であるともいえます。

お礼

なるほど。株を買うときの参考として株主資本比率を見たほうがいいのかどうか悩んでいましたが、それだけでははっきりとしないようですね。分割というのはいうなれば薄利多売のようなものなんですかね？ご返答ありがとうございました。

回答No.1

KYOSEN

株主資本比率は金額ベースの指標ですよね。
（資本の部÷総資産）・・したがって分割は
資本の部を変えずに株数のみ増加を生じさせますから
影響ないはずです。
分割と同時に増資・減資等の金額ベースの変動を起こす
アクションをしていれば別ですが・・・

適正な比率の水準も、業界に依ってまちまちでしょう。
ユシロ・ソトーのように比率が高い会社などは、買収
のターゲットに成ったりもしますし・・。

お礼

ありがとうございます