チャック傷について
今、ヘッダー加工機(鍛造機)で成型したアルミニウム(AL5056)の部品を2次加工機で後加工しています。
そこで、チャックする際にスパイラルチャックを使用していますが加工後の部品を見ると3割程度の部品にチャック傷がついてしまいます。(スパイラルチャックは部品形状が、おにぎり型なので、かじり付き防止の為に使用してます)
傷が深く、バレル研磨機でもとりきれません。
部品形状はφ3.1で長さ8.6mmの三面絞り(おにぎり型)です。
部品供給はローダーに真空チャックをつけて真空引きしていて主軸チャックに供給しています。
部品突出し長さは3mmでチャック代は4mm程度です。
切削条件は、S=6000,F=96mm/minでφ1.04まで総型チップで溝削りします。
チャック傷の特徴としては、スパイラルチャックの、クランク溝の形状傷がおにぎり外周の3面のうち1箇所のみに出ます。
ローダー、真空チャック、主軸チャックの芯ズレは8μm程度です。
主軸チャックの振れは、ピンゲージにて口元で5μm程度。
今、原因として考えているのは
1、鍛造後の外周形状がいびつな為(数μm程度の凹凸あり)チャックの際に凸部に力がかかり傷がつく?。
2、真空チャックから主軸チャックに供給する際に、部品の傾きがあり傾いた状態でチャックした際に傷がつく?。こちらの可能性が高いように思います。
1,2ともに鍛造後の形状が安定していないので、かなり苦慮しています。
チャック傷対策について何か、アドバイスがあればご教授願います。
お礼
ご回答ありがとうございます。