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フルートは木管楽器?
昨日、初めて知った事なんですが、フルートやサックスって、木管楽器の部類なのですか?これは、一体どういう訳なんでしょうか?楽器の成り立ちとかに関係してくるんですか?どなたかお教え下さい。実に、不思議です。
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大まかに言えば、唇の振動を発音体とするのが「金管」、 それ以外が「木管」となります。 木管はさらに「リード」と「エア・リード」に分類され ます。サックスは前者、フルートは後者に属しますが、 後者グループも以前は木製のものが存在したようです。 一方、前者は“植物の茎”で作った発音体を使用するの で、その意味で間違い無く「木管」と言えるでしょう。 逆に、金管楽器には木製のものは見当たらないですね。
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- myeyesonly
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こんにちは。もう答えは出てるようなので、面白いお話を一つだけ・・・ 昔はいろんな楽器があったそうで、最近はそういう、バッハの頃の楽器とかのリバイバルが盛んで、古楽器などと言われています。 もちろん、フルートは木で出来たもので、キー(指で押すところ)は右小指の一個だけのワンキートラベルソというものです。 そういう楽器の中で、音の出し方はトランペットと同じ(金管:唇を振動させる)なのに、木で出来ているツィンクという楽器があります。これはホルンのご先祖様なので、ホルンは木管楽器にも出て来ます。(木管五重奏にあったりする)
お礼
myeyesonlyさん、こちらでも参上いただき、ありがとうございました。 「古楽器」ですか。こういうリバイバルもあるんですか。全く知りませんでしたが、へえ、面白いですよね。そういう楽器を製造しているんでしょうか?また奏法も昔とは変わっているんでしょうか? 楽器の世界は奥が深いどころか、底なしですね。
- tubist
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No.1の方がおっしゃるとおり、管楽器は、材質ではなく、音を発生する部分によって分けられます。 ちなみに、アルプスの谷間にこだまする「アルペンホルン」なんかは木をくりぬいて張り合わせていたと思います。でも、唇を震わせて音を出しますので、金管楽器になります。
お礼
ありがとうございます、tubistさん。 へえ、アルペンホルンが金管楽器とは意外でした。理屈を聞いてみれば、そうなんですね。
おはようございます。 フルートは、バッハの時代は縦笛が主流で モーツアルトの時代は横笛が主流になったそうですよ。 でも音程が一定では無いのでモーツアルトはフルートが大嫌いだったとか。 1847年ベームさんと言う人が、現在のフルートの機構を完成させて 正確な音程が出せるようになったと言うことです。 「Music Park」 http://www.e-digitalpark.com/music/index.html 面白いですから見に行ってください。 サックスは、1840年ごろ、ベルギー人のサックスさんが コントラバス・クラリネットの新しいシステムを研究していて 出来たもののようですよ。 最初は「金属で出来たコントラバス・クラリネット」と紹介されたそうです。 面白いですね。金属でできていても構造が木管楽器なら 木管楽器として扱われるそうですよ。 ではでは。
お礼
おっと、tenten7さん。ありがとうございます。 お教えいただいたURLに飛んでみました。なるほど、面白いですね。フルートの歴史にも、色んな変遷があるんですね。いやあ、知らない事ばかりです。
- nabayosh
- ベストアンサー率23% (256/1092)
金管をやっていたものです。 前の方もおっしゃる通り、フルートは昔木でできていました。 今有名なウィーン・フィルの前身になっている団体で、はじめて金属のフルートが用いられたのが1900年ごろ(指揮者としてマーラーがついていた頃)といいますから、金属のフルートが定着するのはそれほど昔のことではないのです。 つまり、それまではずっと木でできていた、ということでしょう? 金管が木でできたという話は知りませんが、金管の原点って角笛ですから、動物の角で作られた、というのはあるでしょうね。で、そうすると、木製のものもあってもおかしくないかと思います。
お礼
どうもありがとうございます、nabayoshさん。 木製の時代が長かったんですねえ。フルートは。勉強になりました。「金管の原点って角笛です」という話も知りませんでした。そうだったんですねえ。
お礼
crimsonさん、ありがとうございます。 なるほど!こういう事だったんですねえ。うーん、面白いですよね。確かに、木製のトランペットなどは見た事はありませんし。