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ドクダミと似た花の正体は?
- ドクダミの植わっている一隅に、似た花が数10本咲いていました。葉や茎はドクダミとほぼ同じですが、花びらの数が異なります。写真から判断すると、これはドクダミの交雑種かもしれません。
- ドクダミの周りに咲いている花は一体何でしょうか?ドクダミとよく似た特徴を持っていますが、花びらの数が異なります。写真で見ると、これはドクダミの交雑種の可能性があります。
- ドクダミの隣に咲いている花について知りたいです。葉や茎はドクダミとよく似ていますが、花びらの数が違います。写真を見ると、これはドクダミと他の花との交雑種の可能性が高いです。
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質問者が選んだベストアンサー
ドクダミは一属一種の植物で多種は存在せず、基本的には異属異種との交雑もありません。 画像の物は「八重咲きドクダミ」と言う、花弁が多弁化した物です。遺伝子の花弁の情報エラーで生まれた、おそらくは突然変異由来と思われます。 これがドクダミの園芸品種の一種なのか、変種にあたるのかは不明の様です。 画像のものは質問者様のお宅に植えられている物では無い様に感じますがいかがでしょうか。 もし他所のお宅や公園などに植えられている物なのなら、3つの可能性が考えられるかも。 1 元々植栽する時に複数の株を植えて、その中にたまたま八重咲きの株が混ざっていた。 2 元々八重咲きの株だけを植えていたのが殖えるうちに先祖返りが起こって基本種の4枚花弁の物が出て、基本種の方が性質的に強健で殖え易いので基本種の方が多くなってしまった。 3 植栽時には基本種の株を植えていたけれど、その株の遺伝子情報に八重咲き個体の情報が入っていて、殖えるうちに少しながらも八重咲きの株が最出現するようになった(外見は基本種でも八重咲き個体から先祖返りした株だった可能性)。 こんなところなのではないでしょうか。 ドクダミは実生で殖やすよりも株分けや挿し芽で殖やすクローン増殖する事が多い植物なのですが、増殖能力が物凄いので何らかの原因(刺激?)を受け遺伝子情報にエラーが出て稀に変異体が出て来るようです。 株の一部から殖えていく増殖能力が高いと、基本的には元になった株の遺伝子が正確にコピーされ続けていくだけのはずなのに、稀に変異体が出るのは植物では珍しい事ではなくて他の植物でも八重咲き個体の元は突然変異が多いです。自然界の野生種でも時折出現しますが、八重咲き花の多くは雄蕊や雌蕊も花弁化する為に種子が出来ないものが多くて(八重咲きでも雌蕊雄蕊もある種類も存在しますが)栄養増殖が容易にできないのだと自然淘汰されてしまう事が多い様です。園芸品種の基になった八重咲き個体は人によって発見され大事に育てられて栄養増殖で殖やされていくうちにまた遺伝子情報にエラーが生まれ、八重咲き花でも雄蕊雌蕊が正常だったり一部に出来る個体が生まれ、それを交配し種子を採り育成選抜を繰り返す事で八重咲き花の園芸品種が作られてきました。 現代、園芸品種の優良品種の大量増産行われる人為的なクローン増殖(メリクロン増殖)で殖やされた物でも、菌が入り込んでの原因ではなく何らかのきっかけで時々変異した株が生まれ、従来にない特徴を持っていれば品種として発表される事もあるそうです。
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- nagata2017
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ドクダミは 一属一種だけど 園芸品種は多少あるみたいです。 https://shiny-garden.com/post-1560/
お礼
ご回答ありがとうございました。八重咲ドクダミなのですね。