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この青虫は蝶ですか、蛾ですか?

自粛中の理科の勉強用にたまたまみつけて拾ってきたのですが、蛾の場合もあるしと調べてみましたが、該当する写真がありませんでした。 もしかして、ハチに寄生されていたり病気になってるのでしょうか? 黒い斑点があり、背中の真ん中が色の濃い緑になったり薄くなったりしているときと、全く動かない時とあります。 キャベツもあまり食べなくて、拾ってきたときより黄色っぽくなってきた気もします。(じっくり見てなかったので分かりませんが) もし、捨てた方が良い状況なら、拾った場所に返してくるので、すぐにご回答いただけると嬉しいです。

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回答No.2

蝶では無く『アヤモクメキリガ (Xylena fumosa Butler,1878)』という名前の蛾の幼虫ですね。 - アヤモクメキリガ http://www.jpmoth.org/Noctuidae/Hadeninae/Xylena_fumosa.html ヨトウガと呼ばれる小型の蛾の仲間で、幼虫はその種類を問わずに比較的に何でも食べて育ちますが、一般的にはマメ科やナス科の植物を好んで食べますね。たまに見かけますが、キャベツ(アブラナ科)の植物は余り好みじゃ無いみたいです。もしもその幼虫がキャベツの上に居たのを捕らえて持って来たのであれば、その個体がキャベツを食草に選んで食べていたのは間違い無いと思いますので。それで全く餌を食べず、また動きも鈍い様でしたら、それは恐らくサナギになる前準備をしているのではないかと思われます。 ヨトウガの仲間はサナギになる時は土の中に潜って蛹室と呼ばれるサナギになるための繭のような土で出来た丸い部屋を作り、その中で最後の脱皮をしてサナギになり、今の時期なら2~4週間ほどで成虫の蛾となって再び地表に出て来て飛び立ちます。この添付画像だけだと正確な幼虫の大きさなどが分かりませんが、かなり大きく成長して終齢幼虫になっている様に感じられます。 とりあえずこの幼虫が「蛾の幼虫」である事は間違いないので、質問者が何かキレイな蝶になる事を期待していたのであれば目論見は外れた事になります。飼育下の場合、土が無い環境でもそのまま飼育ケースの底で直にサナギになる場合もありますが…そこら辺の感受性というか適当さは個体差によってまちまちなので、このケースでも必ずサナギになってくれる保証はありません。このまま放置して置いても無事にサナギになるかどうかは未知数なので、良心の呵責から逃れたいのであれば、やはり元いた場所に速やかに戻して来るのが良いでしょう。 P.S. ガやチョウの幼虫が寄生蜂などに寄生されていた場合、普通に外側から人間の目で見ただけでは全く判別不能です。そして寄生蜂などに寄生されていた事が分かるのは、いよいよ最後の段階になって寄生虫が外に出て来た時だけですので。これは専門家でも外観などから判別する方法は無く、野生の幼虫を捕らえて来て飼育する場合には常に寄生虫が居るかどうかのギャンブルとなります。 それを避けるためには先ず適当な個体を捕まえて来て飼育し成功したらペアリングを行って卵を産んでもらい、さらにそれを完全に人工的な飼育環境下で卵から成虫まで無菌室状態の様に管理して育てる事によって、寄生虫を避けてさらに羽根や触覚にも歪みや傷一つ無い美しい成虫個体を得る事が出来ます。業として昆虫飼育を行っている人は大体、この様にしていますね。

cutemusume
質問者

お礼

とても丁寧な回答ありがとうございました! 虫については全くの無知でしたので、とても勉強になりました。 土の中ではないとサナギになるか分からない、とのことでしたので、急いで元の場所へ逃がしてきました。 1時間後にまた見に行ってみましたが、いなくなっていました… 無事に育ってくれたら良いのですが… 次回、また青虫を飼うようなことがあれば、色々ともっと勉強してみようと思います。 ありがとうございました!

その他の回答 (1)

  • aokii
  • ベストアンサー率23% (5210/22062)
回答No.1

蛾です。 アヤモクメキリガ?

cutemusume
質問者

お礼

ありがとうございます、やはり蛾でしたね(^^;

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