質問いただいたので、補足しますね。
>針を抜く時は刺入部をしっかりおさえて抜くべきでしょうか
ということですが、
しっかりというより、酒精綿で軽くおさえて抜く感じですね。そうすれば、患者さんの皮膚を上に引っ張ってしまう事をまず防げます。しっかりおさえてしまうと感覚が分かりにくいですもんね。また、抜いた時に針の中にごく少量入っている血液が飛んでしまって、患者さんをびっくりさせることも防ぐことができると思いますよ。
>ちょっと下に押すようなかんじ
血管内に針を刺す時のことを少し思い出してみますね。まず皮膚にちくっと刺す感触、その後、血管内に針先が入ると、抵抗がなくなり「血管内に入った」というのがわかりますね。その後、角度を少し弱め(皮膚と平行に近い角度)にして、しっかり血管内に針先がとどまるように針を少し進めますね。その位置で針を利き手で固定し、採血に至ると思います。
抜く際は、その、「角度をゆるめて針を進めた時の角度」で抜けばよいと思います。固定した段階から、針の患者さんの腕に対する角度を変えないというのが、痛みを最小限にするコツであると思います。「針穴が広がらないように」と思うととても細かくて、緊張してしまうと思うので、角度を変えないという考えでいってみてはいかがでしょう?
また、こういったことは、回数と慣れがとっても大事だと思います。また、患者さんも「こわごわ」されると心配で、敏感になってしまい、よけいに痛みを感じてしまうと思います。自信を持って堂々と(とは言ってもなかなか難しいですが…でも、こうやって、何とかうまくならなきゃって努力される質問者さんなら大丈夫です)やってあげてください。
あと、もうひとつ、(やってみえるかとは思いますが)針を刺す時や抜く時、「今から刺しますよ。少しちくっとしますよ」「終わりましたから抜きますね。少し嫌な感じがしますが」、また「もう少しで終わりますからね」などと、説明しながら行えば、患者さんも状況がわかって心の準備ができると思います。余裕ができれば、別の会話も交えて、リラックスしてもらいながら行うというのも、患者さんの緊張を緩める効果的な方法だと思います。
回数をこなしてこれば、だんだん自信もついて、うまくいくようになってくると思いますよ。怖がらずにどんどんチャレンジしていってくださいね。
お礼
返事がずいぶん遅れてしまいすいません。 あれから皮膚を切らないようにと注意しながらなんとか抜いています。今のところはちょっと上手にできています・・たぶん ただ時間はかかるようで先輩方に朝の採血で遅れをとって迷惑をかけてしまっているのですが、慣れるまでは、とりあえずゆっくりやっていこうと思っています。 あと、声かけも忘れずやって頑張ります、ありがとうございました。