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ポスターやチラシ等の作成時、配色のトーン

ポスターなどの印刷物をphotoshopやillustratorで作成する時の 配色についてデザイナーさんにお聞きしたいです。 配色を決める際に 色を 赤・青・黄・緑 と選んだとして、 トーンがバラバラだとデザインに違和感を感じてしまうと思います。 そこでトーンを揃えるためにデザイナーの皆様はどうしているのでしょうか? illustratorであればカラーガイドパネルがあり、そこでメインのカラーを元に トライアドや補色などの設定ができるので そちらを使いトーンをそろえた色を決めているのか、 それともカラーピッカーを出して手動で大体のトーンを揃えているのでしょうか? それか外部サイトの配色が選べる無料ツールなどを使用しているのでしょうか? 街で溢れているポスターや広告チラシ等の配色はトーンが奇麗にそろえられていて 見栄えもとても奇麗です。 どなたか教えて頂ければ助かります。 よろしくお願い致します。

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回答No.1

こんにちは、グラフィックデザイナーです。 >色を 赤・青・黄・緑 と選んだとして、 >トーンがバラバラだとデザインに違和感を感じてしまうと思います。 まあ、そうですね。 違和感を覚えることがわかっているので、最初に考えるのは 全体の雰囲気の色調であることが多いです。 それと同じくらいの重要さで「キーカラー」の1色を考える感じかなぁ。 柱を大切にすることでブレない世界観を演出しますので 大きな理由がないと「はじめに使う色を『赤・青・黄・緑』と選ぶ」ようなことはしないんです。 できる限り色は少なめで考えてると思います。 あるいは、無彩色に近い、淡い色と組み合わせる、でしょうか。 大きな理由はどういうものかといいますと、 四季を演出するから春夏秋冬をイメージさせる4色を使うとか、 地下鉄の路線図みたいにそもそも使用色が多いとか、 そういったことです。 どうしても避けられない理由があることが前提になります。 そうじゃなければ、柱を考えて、補助を考える。使う色は少なめで。 そんな風にしてバランスを取っていることが多いと思います。 >illustratorであればカラーガイドパネルがあり、そこでメインのカラーを元に >トライアドや補色などの設定ができるので >そちらを使いトーンをそろえた色を決めているのか、 経験則で決めていることが多いです。 トライアドや補色は、わりと基礎といいますか、頭に入っている感じなので ツールを頼ったりしないんです。 だから説明がちょっと難しいんですよね。 普段から世の中のデザインされたものをジロジロ見てまして、 「あ、コレ綺麗な組み合わせ」 「これは自分にない配色」 みたいなことを「いちいち見てる(笑)」のがクセになってまして。 どうしても色が合わないってことは、あんまりないんです。 「しっくりこない」が壁となって現れることはありますけれど、 必ずなんとかなる、っていう根性論で進めるので 普段なにを見ているか? こそ重要な工夫といいますか。 デザイナーがツールに頼るのはべつに怒られることじゃないんですけれど、 それだと誰がやっても同じものになる可能性って大きいんですよね。 個性がオリジナリティというか、人に影響を与える重要なポイントですので、 普段のインプットをとても多くするようにしています。 あとですね、ぶっちゃけ 「この色使いがいい」と、 何の根拠もなく思うのがデザイナーだと思っていただければ(笑) ツールを使わない理由に含まれることでもあるのですが、 提示された色が「自分にしっくりこない」ことが多いんです。 これはわたしだけが感じていることかもしれません。 ベストの提示をするように調教するより、自分で手動で色指定するほうが 直感的で気持ちいいので、ツールを使うケースって少ないんです。 トーンを揃える工夫で考えることとしては、 全体的に彩度を下げてみる。(パステルトーンまで彩度をガーンと落としたら、合わないものはない的な。そこまでいかなくても、弱めることで効果が出ることはあります) そもそも使う色の数を減らしてみる。 強い色に対して、無彩色に近い色を合わせてみる。ベージュとかグレーとか。 親和性が高いと言われている色を組み合わせる。(これは補色とかトライアドも含む) いずれもコントラストを軸に考えている気がします。 色相、明度、彩度のコントラストですね。 あとは、キーカラーの1色だけはきっちり決める。 それに合わせた色が、いかに自分が気持ちいいか? です。 これが一番重要かなぁ。 もしかしたら何の役にもたっていないかもですが、そんなことを考えて仕事しています。

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