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特攻隊に志願した若者の眼にはいまの日本をどのように
映るのでしょうか。攻撃に参加して戦死した人がよみがえって日本の現状を見たときどのような感想を述べるだろうかという質問も成り立ちますが、志願しながら生き残った人の本音はどのようなものなのでしょうか。皆さん90歳代かと思いますが・・・。政治や経済の現状や、ばかしいテレビのコマーシャルを見ているとふと思うことがあります。
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90歳で天寿を全うした私の父親も特攻隊の生き残りでした。 私の父親は戦争のことはほとんど何も語りませんでした。 ただ志願して戦争に行き木更津で訓練を受けたのち九州に 配属されたとは聞いたことが有ります。 祖母が生きている時に聞いた話ですが、私の父親は大学の工学部に 在学しており兵役は免除されていたようですが、文系の学生が学徒動員される 時に大学を休学して海軍に志願したようです。 父親は一人っ子長男だったので祖父が「勝手なことして」とすごく 怒ったようですが親に黙って志願したようです。 戦争が終わった後、戦死した戦友の母親に報告に行ったときに 「何で私の息子は死んだのに、お前は生き残ったんだ」と罵倒され 土下座をして謝ったと私の母親に言ったことがあるようです。 志願して国のために戦争に行ったのに私の父親が土下座して謝らなければ ならないのか?もっと謝らなければならない人は別にいるのではないかと それを聞いた時、私は思いましたけどね。 >>政治や経済の現状や、ばかしいテレビのコマーシャルを見ていると 自民党のこと、政治のこと、靖国参拝のこと、憲法第9条のこと 現代の風俗社会についてどう思っているか父親がそのことについて 考えを述べていたり、意見を言っているのを聞いたことは有りません。 ただ戦争のことは思い出したくないと見えましたが 戦後50年もたってから内閣総理大臣名で 先の大戦では貴方に大変な苦労をかけたと言う内容での感謝状が 届いたのですが死ぬまで大切にしてました。 またNHKで終戦記念日の特集として鹿児島の特攻隊についての番組が 有りましたが、それを見ていた父親は大粒の涙を流してました。 父親の涙を見たのはそれが最初で最後でしたよ。 戦争を体験したことのない私たちが、実際に体験した人の 心の内を知るなんて難しいと思いますよ。
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- nannkaiporks
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今の安倍政権・自民党がやってることを嘆いていると思いますよ。 再び子孫を戦争に巻き込みたくないと思っていたでしょうから。 なので、戦争したがってる日本会議・靖国神社。 そこに同じ考えを持ち、いけしゃあしゃあと参拝する安倍をはじめとした議員の参拝は苦々しく思うことでしょう。 天皇ですら参拝しなくなったのですから、英霊は我々以上に悔しく思うのでは? 特攻・戦地で散った英霊は、戦争を二度としたくなかったでしょう。 なのに、現在は再び戦争を企ててる。 それは70歳以下の戦後生まれのジジイ達。 そして戦争をテレビゲーム感覚の若者でしょう。 きっと散っていった若者は、今の安倍政権の独裁化に嘆いていますよ。 天皇のためと教育され、散っていき、今では天皇も参拝してもらえないのですから。 戦争は悲惨です。 その悲惨さをイメージできない、ジジイ達。 また戦争するのですか? いくら戦争しても、日本は戦勝国にはならないのですよ。 戦争をするのは、技術を持ったドイツと日本、唯一白人に勝った日本を潰すために企てられてるということを知らないから無責任にも戦争に首を突っ込んでる。 自衛するなとは言わないが、9条は当時の二度と戦争したくないという日本人のオリジナルなのです。 どうも最近、そういう英霊の気持ちを無視した言動や行動が多く、危険な時代だと思います。 先のないジジイ達の集まり日本会議・自民党は、無責任な戦争誘導はやめてもらいたいものです。
お礼
すべてはカネのためなのでしょうか。昔。日露戦争に下級将校として従軍し激戦を生き延びて生還した祖父が終戦時、若いときに命をかけて戦ったのにすべてが失われたと嘆いていたのを思い出します。祖父は旧満州が失われたことを嘆いていたのだと思いますが、現在の日本も何か大切なものを失っているように思います。
- sp550uz
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棟田博氏原作の「サイパンから来た列車」をTVドラマ化した『歸國(きこく)』が、記憶に新しいところです。 https://news.walkerplus.com/article/15553/ 結構昔のドラマですけど、役者さんも脚本も良かったので、記憶に残っています。「コレが、我々が命をかけて守った日本なのか!?」というセリフが、心に残ってます。 https://youtu.be/5vcUVd4ubV8 限りなく私利私欲を満たす者、自給自足的に片田舎で細々と暮らす者・・・。『本当の豊かさとは何か?』って、つくづく考えさせられますね。
お礼
何かすべて米国が作った脚本のように思えてなりません。
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11074/34518)
「平和でいいな」と思ってらっしゃると思いますよ。くだらないことに現を抜かすことができるとうのも、平和だからこそです。私はニュースで「今日は全国的に猛暑日です!」っていうのを延々とやっているのを見ると「良かった。今日は少なくとも日本ではウンザリするような嫌な出来事がなかった日だ」と思います。 生き残った元特攻隊員の人は大きく二種類に分かれるみたいです。 ひとつは、「仲間が死んで自分が生き残ってしまった」と自責の念にかられるパターンです。津波から自分一人逃げて生き残ったみたいな感覚ですね。 もうひとつは、「俺はもう一度死んだ身だ(からこれからは好き勝手に生きる)」と享楽的になるパターン。作詞家のなかにし礼さんのお兄さんが生き残った元特攻兵だったそうで、とにかく俺はもう一度死んだようなものだからとひたすら人生一発狙いで、なかにしさんは随分迷惑をかけられたそうです。弟の名前を出してツケで散々飲み歩くとか平気でやってたそうで。 渋谷を一時期支配した「愚連隊」も元特攻兵が多かったっていいますよね。
お礼
負けたのに浮かれすぎだなというような感想を持つ方はおられないのでしょうか。しかしおっしゃることもよくわかります。大地震などが起こればまた世の中ひっくり返るでしょうが・・・・。
- dragon-man
- ベストアンサー率19% (2711/13692)
俺たちが頑張ったおかげでいい国になったなと思うでしょうね。なんと言っても世界第三位の経済大国です。極東の貧乏国の兵士だった彼らが、今の豊かな日本を見たら仰天するでしょう。別世界に見えるでしょう。実際、戦前日本と今の日本は、豊かさだけを見たら別世界です。
お礼
いい国になったと思うのが普通でしょうか。こんなはずじゃあなかったと思うこともないでしょうか。
- j3100-pips
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特攻隊の人は国を思って死んでいったという人もいたでしょうし、割合は知りませんが、 すぐに死ぬんだから生きてる間は好きにさせてくれと、鼻つまみの行動をしていた人もいるそうですよ。 まあ、考えてみればそうでしょうね。 同じように学徒出陣ってかわいそうということになっていますが、 「応召以来ずいぶん殴られたが街中で殴られるのはこれが初めてである。/学校出の予備士官に、しかも街中で殴られたことが、きりきりと口惜しかった。十七か十八の子供のような兵長や上水に殴られるよりも、この方がずっと腹が立った。こちらも学校出でしかも無理矢理に海軍に引っぱられたのに、そういう気持が働いていたのだろう。/学徒兵についても、戦後いろいろの談義もあり、たいへんなギセイ者のように受取られているが、ああいう環境に放り込まれて、人間のもっとも悪質な部分を露呈したものも、相当にいたはずだと思う。私の体験からでもそれははっきりいえる。今ふり返ってみても、たとえば農村出身の兵士の持つエゴイズムよりも、インテリのエゴイズム、いや、インテリというより学校出、学校教育を受けた者のエゴイズム、権威へのよりかかり方や利用のしかた、その方がずっと厭らしく、あさましい感じがしている。」(梅崎春生「眼鏡の話」より) 戦争体験の話も士官だった人に聞くのと兵隊だった人に聞くのでは全く違います。ある士官だった人の話では、戦後の引き揚げで大変だった話をよく聞くけど私らは何でもなく楽々帰って来たと言っていました。 だから戦艦武蔵の最後の記録が士官や上級下士官の書いた記録ばかりなので、これはいかんと自分が書いたという人もいます。 決して固定的にとらえないでくださいとお願いしたいです。
お礼
現状に対する感想を伺いたかったのですが、黒船以来米国に操られての神風特別攻撃隊だったのだろうと思います。
- longrailjpn2018
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飢えも無く非常に恵まれていると思います。 団塊の世代を含め、戦後世代全てそうです。
お礼
ご自身志願者でおられたのでしょうか。
お礼
人は自分の判断で行動を決めているように見えても案外その時代によって支配されているのかもしれませんね。おそらく自分の過去を振り返ってなぜその時自分はそのように考えたのだろうとむしろ不思議に思ったりするのではないでしょうか。価値基準の大枠を自分で決めている人はいつの時代でもごく少数なのではないでしょうか。現在のばかばかしいいテレビのコマーシャルも、あるいは価値のあるものだと思われる時代が来るのかもとすら思います。