中途半端な焼き方だと、効果が出ないことがありますから、焼くのなら徹底的に、というところですね。
LiveDIOとメットインJOGのマフラーを何回か(何台分か)焼いて使っています。
LiveDIOには、中にグラスウールが入っていますから、焼いたあとで水道の蛇口に繋いで、グラスウールと燃え残った煤を水圧の力で押し出しました。(再度加熱して、水抜きもお忘れ無く。)
排気音がほんの少し大きくなりましたが、詰まりは完全に解消し、新品マフラーよりも抜けは少し良くなってます。
これの方法は、99年頃以降の触媒入りマフラーには使えない手法と思います。
メットインJOGは、中にグラスウールは入っていないようですから、完全に焼き切れば、新品と同等の抜けが戻ってきます。排気音はノーマルと同じです。
私の方法は、ドライヤーで少しずつ風を送り込みながら、バーナーでエンジン側から少しずつ真っ赤になる様にほどに焼きながら出口まで焼きますが、真っ赤になったところでは、「ジュクジュク」というオイルが泡立つ音から「チリチリ」という煤が燃えてはじける音に変わり、十分に焼けるとこの音が消えますので、耳で聞きながら焼いていました。
カーボンの溜まり具合によっても違いますが、詰まりで最高速度が25km/h位しか出なくなったJOGのマフラーを例に取りますと、家庭のガスコンロ程度の火力だと、4時間位かかっています。
上記のホンダとヤマハのマフラーに共通することですが、タイコ(マフラー本体)の前側1/3~1/2のところは十分に焼くほうが良いみたいです。
これは、この部分だけを1時間半ほど焼いただけで、抜けが良くなったことがあった経験からですが、このあたりに仕切が入っているようで、一番詰まり易いところのような気がします。
なお、どんなマフラーでもここまで焼くと、耐熱塗装がダメになりますから、焼いたあとワイヤーブラシで表面を磨いてから耐熱塗装(出来るだけ耐熱温度の高いもの)をしてください。
また、焼き以外の方法なら、下記のHPの「トラブル解決事例紹介」にブレーキワイヤーを使った掃除の仕方が書かれていますからご参考にしてください。
お礼
詳しく回答有難うございます。 参考にさせていただきます。