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「資本不足」とはどのような状態のことを話ているの?

とある記事の資産デフレに関わる話の中で、銀行の「資本不足」「資本不足状態」というワードがちょくちょく出てくるのですが、「資本不足」とはどのようなことを指しているのですか?

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  • fujic-1990
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回答No.1

 記事独特の用法なら、あらかじめ定義を明確にすべきで、明確な定義があれば今回の質問はないはずなので、その記事は一般の用法・定義に従って書いているはずです。    したがって、「資本不足」は資本が不足していること、以外の意味はないでしょう。「資本不足状態」もそのままの意味です。  それが、「資産デフレ」とどう関わってくるのかは、記事を書いた人の考え方しだいですから、その記事全体を読んでみない我々には、その論者の「資本不足についての理解」が正しいのかどうかさえ、説明できません。  常識に沿って推測するに、「銀行は1億円貸し付けるに際して1億円以上の資産を担保に取ります。それでトントンなわけですが、資産がデフレを起こしている状況では、返済してもらわない内に返済額以上に資産価値が減少します(内部資産の悪化)。すると、銀行にとっては貸したお金が戻らないリスクが高まるので、次の人・企業に貸すための資本(資金)が足りなくなります。すると貸し剥がしなども発生します。どうにも困ったね」という話なのではないかと思いますが、しばしばマスコミはひっくり返ったような記事を書きますので???です。

その他の回答 (2)

  • mudpuppet
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回答No.3

バーゼル3に絡めた記事ですかね。 株のようなリスク資産はコアな資産とは認めないので その結果自己資本比率が極端に下がるよって話です。 要は株という手持ちの資産が帳簿上でなくなるので 銀行業をやるのに必要な自己資本が足りなくなるってことです。 ただし背景には米国債を大量に買わせようという思惑があります。 その点を抑えておかないとこの種の記事の理解は難しいと思います。

noname#239865
noname#239865
回答No.2

国内の銀行業に最低限必要な自己資本比率4%が 維持できていない場合を「資本不足」といいます。 かって足利銀行が金融庁の査定で、自己資本比率4%が 維持できていない(資本不足)と判明し、一時期国が管理し公的資金を注入する必要な状況となりました。