瞳にピントを合わせる方法
子供の瞳にピントを合わせて撮影していますが、
沢山撮影してもピントが合っている写真がほとんどありません。
しかたなく、デジタルなので数撃ちゃ当たる・・・でやっていますが、
これほど確率が低いとフィルムでは無理ではないかとさえ思います。
これは撮影方法の問題なのか、機材の問題なのか、それとも
本当に限界なのか、原因をハッキリさせたいと思っています。
撮影条件を列挙します。
・カメラボディはD40、D90
・レンズはAF-S 35mmf/1.8G、SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM
・明るいリビングでスピードライト(SB-600)を使いバウンス撮影
・シャッタースピード1/60秒、f/2前後
・撮影距離は様々ですが、主に1m前後。
・AFはシングルエリアでセンターに設定。
・シャッター半押しで子供の瞳にフォーカスする。
・コサイン誤差が出ないようにそのままシャッターを切る。
・ボディ(D40)とレンズをセットでNikonに送ってピント調整済み。
・他の場所(耳や洋服)にピントが合っているので手ブレではない。
・被写体は乳幼児でほとんど動かないので被写体ブレはない。
以前、シグマのサービスの方に簡単に聞いた際には
「f2程度に被写界深度が浅いと、オートフォーカスの限界を越えているので、
狙った所に合ってるかどうかは運次第、沢山撮るしか無いかも」
という話だったのですが、本当にそんなものなのでしょうか?
実際に、三脚にセットして壁のチャートを撮影するなどして検証したところ、
確かにAFにはバラツキがあり、無限遠からAFした場合と、手前からAF
した場合でもズレ方が違ったり、また、MFにおいても、フォーカスエイドが
点灯している範囲でもピントが狙った所に合っていない場合が多く、
これはAFの精度の限界を越えているのかな?と思わなくもありません。
(ではMFすれば良いかというとD40のファインダでは無理でした)
しかし現実問題、子供のまつげをライブビューで拡大してMFするなど、
寝ている子でもないと無理ですし、みなさんそこまでやられてるのでしょうか?
確かにf2 は浅いと思いますが、初心者ママさん向けのガイドブック等でも
「明るい単焦点はボケを生かして解放で瞳にピント合わせましょう」と簡単に言ってくれます。
「AFでは無理だからMFしろ」とも、「運良く合うまで沢山撮れ」とも書いていません。
そうすると自分かカメラがズレてる(笑)んじゃ無いかとも思えてくるのです。
AFが万能でないのは分かりますし、マクロレンズで花を撮影する場合など、
実際にAFを使わないで撮影することも多々あります。
しかし、子供撮りでこんなにAFでピントが合わないと諦めきれないものがあります。
原因をハッキリさせたいと思っています。
撮り方に見落としがあるなら直したいですし、ボディの問題なら買い換えます。
もう一度調整した方が良いなら調整に出します。
「そんなもんだよ」でも、「それは何かおかしい」だけでも結構です。
皆さんのご意見をお聞かせ下さい。