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滑落
全員ザイルにつながれているのは何の為なのでしょうか ピッケルとかで落下するのを食い止められないなら 巻き添えになってしまうような気もします 安全装置的な役目は機能するのでしょうか 宜しくお願いします。
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普通、パーティをザイルで繋ぐのは、「滑落防止」なのですが、今回の場合、滑落を防ぐ事ができませんでした。 その原因として、トップの登山者が最初にスリップし滑落したようです。この場合、セカンド、サード、ミッテルの登山者が確保体制を取ますが、トップが上から落ちてきて、他の登山者を巻き込んだら3~4人の力では止まりません。 では、安全装置的な役目ですが、遭難現場は阿弥陀岳の南側で「P3」と呼ばれる地点付近は、クライミングの技術が必要な難所なんです。このルートをザイルパーティで登る場合、ザイル固定器具を用いて滑落に対処しなければなりません。今回はザイル固定もしていない様ですし、7人なら40Mザイル2本が最低必要です。 なんだか、ただ単に、「滑ると危ないから、ザイルで繋いておこう」的な考えで行動した様な感じがします。 亡くなられた方には、お悔やみ申しあげます。
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- 久保 泰臣(@omi3_)
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最初に一人滑落した場合、 結ばれたザイルは緩んでいるので、 1秒後に数百kgのテンションが掛ります。 仮に他の複数が確保態勢に入れても その荷重を受け持つのは一人で、 二番目が確保に失敗したら一人づつ確保を剥がされて、 全員が落ちるのです。 7人パーティの場合、2人、2人、3人、で結び、 一人が確保しながら、もう一人が行動する、 のが最速登山と思われます。 全員が結ばれると全員が無責任になり、 行動に緊張感が減るのも問題です。 アルプスやヒマラヤ登山の昔話で 全員ザイル で落ちた最悪話、を知っている人は、 冬山ゴッコ?と思うでしょう。 ザイルが切れた事を問題視していますが、 ザイルは10m以上の長さを伸びてテンション衝撃を緩和するので、 時速100km以上で落ちる、数メートルづつ結ばれた者の間に、 立ち木が絡んだとしても、切れる可能性大です。
お礼
映画などでは一人につき相棒が一人に結ばれていて 落ちたら必死に助けるのを見ていたので、全員に 結ぶのは正しいのか疑問でした、落ちたら他人任せ では巻き込まれてしまいますよね。 ありがとうございます。
- nagata2017
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八ヶ岳の事故の続報では ザイルでつながないほうが良い場所だったと書かれていますね。 滑りやすく 一人が滑ると 他を巻き込む危険性のある場所。
お礼
ありがとうございます。
- rocksnowzz
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確実に滑落防止をするには、尺取虫のように、一人動くときは、他のメンバーはピッケルにザイルをかけ、ピッケルをしっかり雪面に固定する方法があります。これは行動するのに時間がかかります。雪崩の恐れがある場合は、こんな悠長なことをしてられません。 コンティニュアスの場合、少なくともメンバーの半分以上はピッケルを雪面に刺す行動を瞬間的に反応できる人でなければなりませんが、それでもトップが滑落しては止められないでしょう。
お礼
ありがとうございます。
- nagata2017
- ベストアンサー率33% (6879/20344)
ただつながれているだけなら 道連れになることもあるでしょう。 誰かが滑ったら すぐに確保のポーズで守ります。 ロープをつかみ 姿勢を低くして足を踏ん張ります。 悪天候になったときは 迷って離れないようにするという意味もあります。 雪山 アイスバーン ガレ場 尾根歩き など いろいろな場面がありますが 雪山の尾根で二人という場面 一人が滑落したとき もう一人が反対側に飛び降りるという描写が 登山ものの小説にありました。 フィクションですけどね。
お礼
ロープで道連れにされるというのも悲惨ですね 物事は結果が全てではないでしょうか ありがとうございます。
お礼
固定器具をするほど余裕ないとすれば 安全対策というよりも危険な行為をしたと 結果が示しているような感じになるのかな ありがとうございます。