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オイルの添加剤について
4輪用のモリブデン系添加剤は2輪には使用不可ということで理由をメーカーに問い合わせたところクラッチが湿式の場合は滑りやすくなるので使用できないし乾式の場合もお勧めはしていないということでした。しかしハーレーのようにクラッチに別のオイル(ミッションオイルとか)が使用されていれば使用は可能なんでしょうか? エンジンの回転域も6000rpm位がmaxですし4輪と同じくらいですが・・
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まぁ、ハーレーのような物では問題ないでしょうねぇ。実際の話、モリブデン入りの添加剤のモリブデン自体には差がないでしょう。問題なのはベースとなるオイルの質と配合濃度ということでしょうけれど、メーカーからすれば低速型のエンジンで上限が6000回転程度のエンジンならOKとか18000回転回るエンジンならダメとかという話はしないでしょうねぇ。二硫化モリブデンってなんか万能の潤滑剤のような扱いで見られてる場合があるけど、決してそんなことはないんですよねぇ。二硫化モリブデンは個体潤滑剤であることはご存知でしょ?これは二硫化モリブデンの分子構造に起因するんですけど、決してどんな場合でも高性能というわけではないんですよねぇ。二硫化モリブデンが実力を発揮するのは比較的速度が低く荷重が大きい部分の潤滑や流体の潤滑剤が使えない部分なんですよ。なので、比較的高速で低負荷なバイク用で使われるモリブデン添加剤は、モリブデンの弱みを補うための添加剤がさらに加えられているとかもあるでしょう。まぁ、使ったから壊れるという話でなくても、効果が期待できない場合でもメーカーはお勧めしないというでしょうからねぇ。
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- seble
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ハーレーでは、クラッチの潤滑を別にするモデルもあるようですから、それならエンジンオイルにモリブデンが入っても問題ないのでしょう。 もちろん、湿式クラッチでエンジンオイルで潤滑するほとんどのバイクには、モリブデンオイルは使えません。というか4輪用オイルもあまりよくないとか何とか。 回転数はあまり関係ないでしょう。 問題になるのは回転数ではなくピストンスピードです。 大型のエンジンはストロークも長いので、同じ回転数だとピストンスピードが上がります。確か、現状で物理的限界に結構近いので、大型エンジンの回転数を上げるのは難しいのです。 しかし、1シリンダーが100ccとかのバイクエンジンではストロークが短いので、結果的にピストンスピードが遅くなりますから回転数を上げられるのです。結局、ピストンの早さ自体は4輪とそう大差はないのです。なので、オイルの基本としては同じでも良いのです。ただ、クラッチは問題で、添加物の追加などが必要になります。