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回転物の異音の良否判断について教えて下さい
- 最近、主軸スピンドル、ボールネジ等回転体の異音について現場より保全に問われる事が多くなっています。
- 測定器などを使用して音の良否を判断している方が見えましたら教えていただけますでしょうか。
- 今回の質問について、回転物の異音に関して現場で問題となっており、その判断方法について教えていただきたいです。
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超専門的な診断になると、損傷で特定の振動周波数が発生することを 利用して、ベアリングの諸元(内輪・外輪径、接触角、玉数)と回転 速度により、診断することが可能です。 しかしこれを行うには、すべての保全対象のベアリングの諸元を調べ なくてはなりません。 ネットで検索してみると、類似の理論を用いたショックパルス測定法 による診断器があることが判りました。 こちらをご参照ください。 http://www.tts-inspection.com/ja/maintenance/1106maintenance_23j.html http://www.rex-rental.jp/ken/bc100.html 2つめに記載してある通り、機械主軸ベアリングの診断として、温度測定 も有効です。 もちろん、簡易診断としての聴診も有用です。 また、ボールねじのサポートベアリングが劣化損傷すると、駆動時に独特 のギャーといった音がするので、これは誰でも容易に判ります。 (機械工場現場に行くと、あちらこちらの機械で悲鳴を上げています)
振動計 http://www.showasokki.co.jp/product/01/1332b.html http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/keisoku/soundvib/vr6100.html http://svmeas.rion.co.jp/products/10008/VM820009 聴診棒 http://www.monotaro.com/p/1025/7922/ 安価ではあるが これで聞いて異常とハッキリと言える人は少ない 普通の人でもこれで聞いて機械音がオカシイと感じれる でも、感じるダケ 上司から本当に異常なの?と、問い詰められて 「異常です、分解整備の必要があります」 と言い切れる勇気のある人は少ない 振動計は数値で出るので 「振動の数値がベアリング交換のレベルに達しました」 と、報告書に書ける <これが価格の差
お礼
全くその通りだと思います。 上司には数値を示すと納得する感があります。 熟練した者が、異常だから部品を交換させてくれと直談判しても 時間がかかり、その間に壊れてしまうケースもありました。 いずれにしても、データも積み上げていくと信頼性がUPすると感じています。 地道にやっていきます。 ありがとうございました。
お礼
ありがとうございます。 実はショックパルス式の測定器で一部運用しています。 但し、万能ではないので一部の設備にて使用していますが まだ測定し始めて1年程度しかデータが無い為、これから積み上げていく必要があると思います。 ボールネジのサポートベアリングではショックパルスは使えそうにもありませんでした。 やっぱり人間の耳が一番頼りですかね。 ありがとうございました。