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改善にかける費用とは? からくり改善くふう展2011を振り返る
- 「からくり改善くふう展2011」が開催されることで話題となっています。このイベントでは、改善における一つの定義として「お金をかけないこと」という考え方があります。しかし、実際に展示される作品を見ると、中小企業の社員からは費用が掛かっているように感じられます。一般的には、どの程度の額までを「お金をかけていない改善」と言えるのでしょうか?
- 改善には費用が掛かることが一般的ですが、からくり改善くふう展2011では「お金をかけないこと」が一つの定義とされています。しかし、展示される作品を見ると、中小企業の社員からは費用が掛かっているように見えます。具体的にはどの程度の費用までを「お金をかけていない改善」と言えるのでしょうか?
- 中小企業の社員からすると、からくり改善くふう展2011には費用が掛かっているように見えます。一般的には、改善には費用が必要とされることが多いですが、この展示では「お金をかけないこと」が一つの定義となっています。具体的にはどの程度の費用までを「お金をかけていない改善」と言えるのでしょうか?
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お金をかけないについてのひとつの考え方です。 外部にお金を払わない。社内でやりくりする。使用頻度の低い又は休眠機械等を活用する。 物つくりの改善にはハード、ソフト面があります。展示会はハード面だけですよね。ソフト面の改善も相当あると思います。つまり「しくみ」つくりです。 宜しく。
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> からくり改善くふう展2011が10月にポートメッセ名古屋で開催されますね。 “からくり”ですか、名古屋さんらしいネーミングですね。 さて、質問の内容は、比較の問題です。 先ず、費用対効果的な事です。 同じ改善効果であれば、「お金をかけないこと」≒初期投資を極力抑えるです。 当たり前と言えば当たり前です。 次に、今日のように先が見えない状況では、初期投資は大きいが改善効果も大きい又は長い よりは、初期投資は小さいが改善効果も小さい又は短い物を積み重ねていき、突如の計画変更 にも強い改善にする 最後に、人の考え方や動き、からくりのソフト部分を重点に考え、お金が掛かるハード的な 面より、お金があまり掛からないソフト的な面を重視した改善をするです。 当然ですが、費用対効果で、改善の投資回収を1年以内若しくは半年以内の基準で、 採用/不採用を決めている処もあります。(改善予算があっての内容ですが)
お礼
早速のお返事ありがとうございます。 「突如の計画変更にも強い改善」。目から鱗です。どうしても、改善効果の大きいものを狙い、それが長続きするようにと考えてしまいます。でもそれは、変化に弱いということなんですね。小さいことからコツコツと行い、ソフト面など出来ることから手をつける。部材の購入費用にばかり目がいき、基本を忘れていました。 お忙しいなかありがとうございました。
VE・VA http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0 価値UPのパターン [編集]V.E.では基本的に、価値UPが、機能とコストを次のように変化させることで実現できる、と考える。 (↑はUp、→は維持、↓はDownの意味) (1)コストダウンによる価値UP 価値(Value)↑ = 機能(Function)→ / コスト(Cost)↓ (2)機能UPによる価値UP 価値(Value)↑ = 機能(Function)↑ / コスト(Cost)→ (3)機能UP & コストダウンによる 価値UP 価値(Value)↑ = 機能(Function)↑ / コスト(Cost)↓ (4)機能UP & コストUPによる 価値UP 価値(Value)↑ = 機能(Function)↑ / コスト(Cost)↑ (5)機能ダウン & コストダウンによる 価値UP 価値(Value)↑ = 機能(Function)↓ / コスト(Cost)↓ 価値というものは考え方次第です 特に技術者は高機能 = 勝ちのあるものととらえられてしまいます
お礼
早速のお返事ありがとうございます。 確かにおっしゃる通りですね。社内改善でも付加価値を生むような改善はP-UPされやすいですが、予防保全に関するものなどはあまり目立ちません。どちらも生産現場においては重要なんですけどね。このような考え方のズレが生じている事がすでに問題かも知れません。早急にすり合わせを行いたいと思います。 お忙しいなかありがとうございました。
http://www.jipm-topics.com/karakuri/about/ 「また改善にあたっては、廃材や100円ショップで購入できるような低価格の部材が使用され、 新たに小型モータを使用したり、センサーのような制御機器、ソフトウエアを使用することがありませんので、 低コストで省エネにも貢献するという副次的な効果をも創出します」 答えはちゃんと書いてあるじゃないですか 答えは応募用紙に書いてある懸賞みたいな質問 >私のような中小企業の社員からすれば結構費用が掛かっているように見えます。 ↓のようなのを言ってるのであろうか? http://fa.sus.co.jp/special/0910/ アルミフレームを購入するとかなり高い でもしかし この装置を「からくり」ではなくて モータやエアシリンダ、PLCやセンサー等で作ったら 「からくり」の数倍以上の値段は行くと思う 「からくり」の基本は動力装置を使わないこと つまり消費電力ゼロ=ランニングコストゼロ それならフレームにお金を掛けたって.... ホームセンターで売ってるイレクター http://www.diy-life.net/kit/index.html この手で機械フレームを作る例も多いけれど 寸法精度や剛性はそれなりに 寸法精度や剛性を要求するなら それなりの精度と剛性が高く価格も高いアルミフレームを使うしかないと思う
お礼
早速のお返事ありがとうございます。 副次的な効果の部分をアピールすれば、このご時世ですので効果がありそうですね。 同じ機能のものを作るにしても、高い部材と安い部材では少々のマイナス要素には目をつぶり安い方を選択するのが経営陣の判断ですが、高い部材を使うメリットや効果をうまく伝えきれない私の技量不足ですね。 お忙しい中色々と調べて頂きありがとうございました。
ザックリといっても無理です。 改善内容、効果によって全く変わってくるものです。 例えば、作業者がひとりいらなくなる改善なら500万でも安いと思いますし、 気分的に楽になる程度なら5万でも高いと思います。 効果が改善費用を大幅に上まれば安いといえるんじゃないでしょうか?
お礼
早速のお返事ありがとうございます。 「ざっくり」は少し虫が良すぎましたね。反省です。 たしかに、回答いただいた通りだと思います。常にそのような改善を目指しているのですが、やはり予算という壁が立ちはだかります。この壁を低くするのにひとつの「ものさし」が欲しかったのが本音です。 お忙しいなかありがとうございました。
お礼
早速のお返事ありがとうございます。 「しくみ」という言葉、忘れかけていたかも知れません。 以前は色々な「しくみ」を作り、作業効率の改善を図っていたように思います。それがいつしか、改善=ハードの作成にすり替わってしまったようです。 忘れかけていたものを思い出させていただきました。ありがとうございました。