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アルミニウムのSi濃度と鋳造性、展伸材の関係について
- アルミニウムにおいて、Siの濃度が多いほど鋳造性が良くなる理由を説明します。
- 展伸材においては、Siの濃度が少ない方が良い理由を説明します。
- Si濃度が鋳造性や展伸材に与える影響について詳しく説明します。
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実際の材料系列の用途は確かに,その通りになっています。回答(1)さんに 加えてSi添加により離型性も良くなるように思います。詳しい情報が必要な ら,メーカーに問い合わせる方法もあります。 下記URL参照下さい。 ? http://www.alumitech.co.jp/html/download4.html ? http://www.me.sophia.ac.jp/~takai/dislocation-2.pdf ?1000系→合金に含まれる不純物Fe、Siの量により、耐食性、成形性に 影響する。4000系合金→シリコンを添加することにより、熱による膨張を抑 え、耐磨耗性の向上を狙った。6000系合金→マグネシウムとシリコンが一定 の含有比で添加されており、熱処理による時効硬化に寄与する。 と言う記述があります。シリコン添加によりのび(膨張)を抑え,硬化を促進 する傾向があるようです。その結晶学的メカニズムについてはよく判りませ んが,?金属内転位の移動を阻害する不純物といった感じでしょうか。
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アルミに含有されているSiにそのような秘密が隠されて いたとは...勉強になりますm(_ _)m ちなみにそのSi含有量の多い/少ないで、切削工具の刃持ち に影響するのも見逃せませんね。 (Si含有量が多い=摩耗しやすい(ADC12やA7075など))
金属材料の教科書には、「シリコンは流動性を良くする」としか書いてありませんね。これを既に仕事としている人たちはシリコンの流動性は当然のこととしていて、どこ(金属関係だけですが)を探してもそれ以上説明してくれていません。私もそれがなぜかという説明があってもいいような気がしますが、皆不誠実なんでしょう。多分、原子の構造がとか、電子がどうでとかの説明が必要な話かと思いますので専門家の参加を待ちましょう。 同感に一票。
質問の半分しか回答できませんが・・・ Siが多いとガスの発生を抑えられてピンホールの対策に 少しでもなる為です。 アルミに限らず鉄にも混ぜたりします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ちなみにシリコンとは機械的性質を弱める性質があるのでしょうか? あるのならばなぜ弱まるのでしょうか?
お礼
ご回答ありがとうございます。 ちなみにシリコンとは機械的性質を弱める性質があるのでしょうか? あるのならばなぜ弱まるのでしょうか? ありがとうございます!もう一度よく勉強します!