- ベストアンサー
純水の管理(交換基準)について
- 洗浄に純水を使用する際の管理方法や交換基準について
- 超音波洗浄機で使用する純水の適切な交換基準について
- 必要な測定器や管理方法を教えてください
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
純水の質にもよりますが、一般的には電気が通り難くなります。 因って、比抵抗計にて、純水の汚れを感知します。 回答(1)さんの“ははは”さんも記述していますが、 洗浄物を純水入りのBathに入れると、直ぐに比抵抗値が下がります。 これは、汚れで純水が電気を通し易くなったためで、超音波による キャビテーションでも汚れは純水中に益々増加します。 ですから、一般的には、純水をBathの底面から吹き上げ、上部4面で オーバーフローさせ、洗浄し続けさせます。そして、比抵抗値が回復 したら、洗浄が完了した事になる方法を行ない洗浄します。 また、Bathの底面にパンチング板等をセットし、それをバッファーと して、均一なアップフローを作りだし、澱みを極力無くし、上部4面も 均一にオーバーフローさせ、精密洗浄をさせます。 めがね等のような洗浄なら、洗浄回数で管理しても可でしょう。 最初は、洗浄物の洗浄状態を確認しながら、回数を貴殿が設定する 方法で洗浄回数を決めて下さい。 言葉足らずで申し訳ない。 メガネ屋さんでの眼鏡の洗浄は、貴殿の記述の如くBathタイプ(箱形状) で、超音波が付いているものもあります。 そして、眼鏡はどぶ付けで、オーバーフローもしていません。 貴殿の使用方法に近いと思います。 Bathは、水道水等で洗浄を行ない、純水を満たし眼鏡を付けます。 これを、どぶ付け洗浄といいます。 純水は、ガラス等の表面をミクロ単位でエッチングします。 ガラスのコーティングがある場合は、油分を溶かし込む性質が高く、 コーティングを殆ど傷つけることなく、洗浄に適しています。 純水の交換は、洗浄回数とライフタイム(時間)の組み合わせと思います。 貴殿も一度メガネ屋さんに行ってみて、確認をしてみて下さい。 そして、純水又は洗浄液(界面活性剤入り)を交換するタイミングを聞いて みて下さい。<貴殿の仕事内容も軽く説明して、>
その他の回答 (2)
導電率計を使用して比抵抗値を交換基準にしたらいかがでしょうか。 基準値は、被洗浄物の性質によって変わると思います。
お礼
ありがとうございます。 導電率計で比抵抗を見るのですね! 基準値は社内で検討してみます。
>>洗浄機はバスタイプなのですが、純水を交換する際、何を基準に交換すべき でしょうか? 純粋が必要なら イオン交換膜などを使い、常に循環させないと 一回で汚染されますよ
お礼
ありがとうございます。 1回交換ですか・・・ バス内は水道水にして、製品をビーカーに入れて間接洗浄にして、極力純水の使用量を減らす方向で考えます。
お礼
ありがとうございます。 分かり易い説明でした。 ですが、社内にある超音波洗浄機は安価なもので、 オーバーフローできる機構になっていません・・・ とりあえずモノを見ながら検討してみます。 比抵抗計も購入できるようなら社内で交換基準を 検討してみます。 追記いただきまして有難うございます。 素人すぎて恥ずかしい話しですが、純水でミクロン単位のエッチングが 出来るということに驚きです。単純に水道水よりも不純物が少ない水で、 洗浄物へ悪影響を及ぼしにくいというイメージを持っていました。 勉強になります。 私は目が悪いので眼鏡屋に行く機会もありますので、その際に是非聞いて みたいと思います。 ありがとうございました。