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医療用ガラス器具の超音波洗浄・滅菌

病院に勤務する薬剤師です。検査用の注射剤を調製するのにガラス器具を使用しています。 器具は再利用するので、まず中性洗剤で洗浄→超音波洗浄機→乾熱滅菌器の順で滅菌していますが、それに際し下記の疑問点が生じました。 1)洗剤が器具に残り、注射剤に混入する事はないか? 2)超音波洗浄は市水を用いて構わないか、それともミリQ等で作った超純水を用いる方が良いのか? →市水だと含まれる塩素やその他の物が超音波洗浄の妨げになるのではないかと思うが、超純水は高いのであまり多く使えない。(すすぎには超純水を使っています) もしご存じの方がいらっしゃいましたら、ご回答願います。参考資料や論文など併せて教えて頂けると幸いです。(上司に説明するので、エビデンスが必要なのです)どうぞ宜しくお願い致します。

みんなの回答

  • aokisika
  • ベストアンサー率57% (1042/1811)
回答No.3

数年前にグルタール製剤を使い始めたときに同様な疑問を抱き、文献を探したのですが、見つけることができませんでした。 水洗というのは結局のところ希釈する操作なので、水を交換することが重要であると考えられます。私は外科器具の消毒では、グルタールのあと、水道水で超音波洗浄器に2回かけます。その後オートクレーブにかけています。 その器具を使用して手術を行い、グルタールの残留を疑うような不快症状は出ていません。 ここまで書いてふと思ったのですが、中性洗剤を使用する理由は何でしょう? 界面活性剤を使うのは、1つの分子に親水性の基と疎水性の基を持つ物質を使うことで油性の物質を水に溶かすのが目的ですから、油性の物質の懸濁液を作るのならともかく、通常の注射液の場合には、薬剤の性質に合わせた酸やアルカリを使ったほうが良いのではないでしょうか? そのへんは私は詳しくないのでわかりませんが。 私の場合には血液などのたんぱく質を除去したいので、酵素系の洗剤に浸漬し、水洗後グルタールに浸漬、超音波洗浄器で2回水洗という手順で洗っています。 注射液の調整に使用したのなら、もう少し厳しくして、水道水で超音波3回超純粋1回といったところで良いのではないでしょうか。 いずれにしても責任者と相談して、コストとリスクをはかりにかけてお決めになるのが良いと思いますよ。

  • us123
  • ベストアンサー率26% (10/38)
回答No.2

高周波(100kHz以上)の超音波を利用すると滅菌の効果があります 中性洗剤で超音波洗浄→市水で超音波リンス→純水で超音波リンス→乾熱滅菌器 上記の工程を1台の洗浄機で行うことが可能です

  • 12m24
  • ベストアンサー率23% (193/817)
回答No.1

 洗浄というのはその薬剤などを分解・除去するのが目的ですから、超純水よりも洗剤で積極的に除去したほうがいいと思います。洗剤が残るかどうかはすすぎを確実に行っているかによります。極端な話ですが、すすぎしないと、まず確実に残りますね。(物は知らないのですが、医療用だと、潜在も特殊だと思いますが)  とりあえず、参考になるかわかりませんが超音波洗浄機について詳しそうなサイトを上げておきます。 http://www.us-dolphin.co.jp/senjyo/

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