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ニッケルメッキに困っています
- ニッケルメッキの問題について、初心者の私が困っています。
- 製品内部の水の流れが悪いと、メッキが上手く行われない可能性があるのでしょうか?
- 原因が分からず、対応に困っています。
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電気めっきの場合、電流は製品の端にかかりやすくなりますので端のめっき厚は厚くなり真ん中は薄くなりやすい傾向があります。そのため端と真ん中ではめっきの付き方が異なると思います。電流を低くする方法や先端の周りに電流をさえぎる板(遮蔽板)を使用する方法もあります。質問内容より、原因は液流れが悪いことでガス発生が起こり表面がざらついたと考えられます。めっき液はろ過を行うので循環を強くするか、製品の投入量が多いことで液流れが悪くなることもありますので、製品の投入量、投入場所とめっきの電流条件を検討してみてはどうでしょうか。 パイプの中の液流れが悪いとめっきの付き方は均一になりにくいです。ニッケルめっき液の中にはニッケルが溶けていて、液流れの悪い状態でめっきしていくとパイプ内のニッケル濃度が薄くなります。めっきの反応はニッケルが製品に析出する反応(電流の95%が使用される)と水素ガス(電流の5%が使用される)が発生する反応があります。製品に流した電気はほぼこの反応に使用されます。ニッケルが無くなるとニッケルが析出することができなくなるので電流のほとんどは水素ガスの発生に使用されます。ガスが発生しながらめっきが付くのでざらつきが発生します。パイプの中にめっきをつけるのであればできるだけ大きな穴を多く開けることが望ましいです。 長文で失礼しました。 パイプ内の液流れの影響でパイプ外側のめっきの付きが悪くなるとは考えにくいです。但しパイプの内側と外側で電圧がかなり異なる場合は影響があるかもしれません。改善策としては、製品表面に均一に液が流れるように工夫する方が良いと思います。
形状見て全部読まずに最初に思ったのが、やはり水抜きの孔孔の有無です。 特にはしごの横の接合箇所と縦の一番下部あたりにメッキ斑等があるのでは? コレだけ長いと通電もそうですが処理液の表面斑も起こりますよ。 ザラザラしたものの正体は恐らく電流値をかなり上げてるはずで上部に接点を取ってないでしょうか?その接点付近と最下部にはかなりの通電量が違い(ましてや液が中に入っている状態では尚更)分子の結晶化等が起き易い状況です。
補足
回答ありがとうございます。 水抜き穴は、横のパイプは、両端に下向きに6φの穴が開いてます。 縦のパイプは、一番上の横パイプの中と底に6φの穴が開いてます。 メッキを付ける時は、横向きにして、縦パイプの底の水抜き穴と1番上の横パイプの水抜き穴で、吊っているらしいです。(すいません、記入してませんでした) パイプの中の水(メッキ槽の液)の流れが悪いと電流?電圧?が均一に流れないものなのでしょうか? *メッキ工場からは縦のパイプにもっと多くの水抜き穴を開けろ、と言わてます。 この長さだと先端部に何らかのメッキ不良が出やすいのでしょうか? よろしくお願いします。
補足
回答ありがとうございます。 めっきのざらつきについては、大変よくわかりました。 >パイプの中の液流れが悪いとめっきの付き方は均一になりにくいです。 >パイプの中にめっきをつけるのであればできるだけ大きな穴を多く開けることが望ましいです。 メッキ工場からは、パイプの中の液流れが悪いと内側ではなく表面の電圧?・電流?が均等ではなくなり、メッキのつきが悪くなると言われております。 このパイプの中の液流れがパイプの中ではなく、表面のメッキの状態を左右するものなのでしょうか? これだけは、どうしても知りたいのです。 よろしくお願いします。