- 締切済み
SCM(HRC33)の裏ザグリ方法
- SCM(HRC33)の円筒材にφ17.5の裏ザグリ加工をするための工具について相談です。
- BIGの裏ザグリバーはハイスの刃であるため、送りを下げても穴でダメになってしまいます。チップ付きのものもφ18.5からのため、コスト的に困っています。
- 表から加工をすると長さ300以上の工具が必要になりますが、裏から加工したいと思っています。どうにか良い方法はありますか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
下穴は幾つでしょうか. 下穴径がそこそこあれば、例えばTスロットカッタ的なものでも入るんじゃないかと思います. 例えば、サンドビックのコロミル327はφ10の穴にφ13の溝を入れる事ができます. φ17.5に加工するなら、下穴はφ14.5からあればこれが使えます. また、イスカルのマルチマスターのTスロット用ヘッドは工具径φ13.5で2.65までの段差が加工できますので、 φ14の穴ならφ19くらいまでには加工できます. また、主軸の位相決めができるのであれば、 旋削用の内径後挽きバイト的な工具を穴に挿入してから主軸を回し始める様な加工もできます. この場合、座繰り径に合わせて工具を仕立てておく事になります. フジBC・カットピアの裏座繰りカッタはこのタイプですね. 穴がそこそこ小さい場合には、工具剛性的にこの方式しか選択肢が無いかも知れません. なお、フジBC扱いのグランルントの裏座繰りカッタは、 どうもホルダを下穴に差し込んでからその先にカッタを取り付ける設計の様です. 加工数が少なければ、これはこれで利点になると思います.
裏ザグリ工具の原理は2つしか無いでしょうね。 ?刃を畳んで挿入、拡げて回転加工。畳んで抜く ?偏芯させて工具をギリギリ下穴に通す。回転加工。偏芯させて抜取り。 ?が??なら?の方式でチップを付けるホルダをNTツールが出してます。 但し下穴最小径φ10.5座グリ径17ですから及びません。 ・17.5→17に設計変更してもらう。 ・上記の工具寸法を確認して、振れる余裕が有れば拡大加工。 ・特殊品も受注可。または自作。クビ下を加工品に合わせ短くすれば剛性が向上する。
お礼
岩魚内さん ご回答ありがとうございます。ボルトの頭が入れば良いでしょうからひょっとすると設計変更の依頼が可能かもしれません。また下穴は11ですから振れるのでしょうか?私では分からないので使用者に提案させていただきます。納期が迫ってますので、間に合えばいいのですが。 お忙しい中ご回答ありがとうございました。これからの参考にもさせていただきます。
裏座ぐりの場合、引き上げ方向に力が掛かる為 ワークのクランプが問題になる事も有ります。 使えるかどうか分りませんが。 フジBC技研株式会社 Cutpia 裏座ぐりカッタ http://www.fuji-bc.com/kougu/Kougu_PDF/0705GRANLUND.pdf PDF 37P カットピア 裏座ぐりカッタ MPF06M-18/10.5 定価 46.000- です。 下穴 Φ10.5 座ぐり径 Φ18 ですね。 長さは大丈夫ですか?
お礼
mytecさま ご回答ありがとうございます。そうなんですよねクランプが問題でもあるんです。加工してると数本目でチップの摩耗と共にワークが上がってきたようです。使い易さと段取り的にみるとこのBIGのがベターなんですが。 工具メーカーはホントいっぱいあるんですね。早速提案させていただきますがこれだとザグリはφ18でしょうか? お忙しい中ご回答ありがとうございます。これからの参考にもさせていただきます。
お礼
アキオさま ご回答ありがとうございます。下穴はM10用のザグリですのでφ11です。 穴の数はおそらく45度等配の8箇所で、加工本数も多いようです。形状的に差し込んでからチップを付けるのでは難しいかもしれませんが提案してみます。 お忙しい中ご回答ありがとうございました。これからの参考にもさせていただきます。