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水溶性と樹脂系のフラックスの違いを教えてください
- 半田ペーストやフラックスの使用経験が初めての方にとって、水溶性と樹脂系のフラックスはよく使われる種類です。水溶性フラックスは水で溶けるため、洗浄が容易で環境に優しい特徴があります。一方、樹脂系フラックスは耐久性に優れており、高温環境でも効果が持続します。使い分ける際は、洗浄性や耐久性の要件に基づいて選ぶことが重要です。
- 水溶性フラックスと樹脂系フラックスの違いを理解することは、半田ペーストやフラックスの使用において重要です。水溶性フラックスは水で溶けるため、洗浄が容易で環境に優しい特徴があります。一方、樹脂系フラックスは耐久性に優れており、高温環境でも効果が持続します。使い分ける際は、洗浄性や耐久性の要件に基づいて選ぶことが重要です。
- 水溶性フラックスと樹脂系フラックスは半田ペーストやフラックスの使用においてよく使われる種類です。水溶性フラックスは水で溶けるため、洗浄が容易で環境に優しい特徴があります。一方、樹脂系フラックスは耐久性に優れており、高温環境でも効果が持続します。使い分ける際は、洗浄性や耐久性の要件に基づいて選ぶことが重要です。
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お礼に書かれている質問にお答えします。 半田特性とは第一に半田の濡れ性でしょうか。 濡れ性はメニスコグラフなどで測定する方法も有ります。 プリント基板への半田なのか端子などの予備半田なのかわかりませんが、 半田がしっかりと付くことが第一です。 その他、外観(光沢、ヒゲ、クラックなど)や内部のボイド(空隙)の有無、 さらに活性剤による金属腐食(銅の緑青やマイグレーションなど)があり、 半田付けした製品の特性(長期信頼性:熱衝撃試験などの環境試験)の確認も 必要でしょう。 初期状態ではしっかり付いていたと思われても長期使用で剥離したりしては 問題です。 水溶性フラックスはまだ歴史が浅く、どんな問題が発生するのか明確ではない ように思います。環境的には望ましいのですけどね。
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フラックスはロジンと呼ばれる成分を溶かすために通常、イソプロピルアルコール(IPA)という有機溶剤が一般的に使われています。このように有機溶剤を使用しているのが溶剤系です。 一方、有機溶剤ではなく純水を使用したもの、あるいは水で洗浄できる物質を 使用したものが水溶性です。 ロジンは水に溶けませんから有機溶剤が必要です。反対に水溶性にしようと 思えばロジン以外の水溶性物質(例えば有機酸など)を使う必要があります。 最近ではVOC対応でIPAの使用削減が求められているので、水溶性に切り替えるという検討もされているでしょう。溶剤系フラックスを洗浄するのに さらに溶剤を使う必要もあり、水で洗浄できる水溶性の期待が大きいのですが 半田特性への影響が懸念されているように思います。
お礼
ご解答頂きましてありがとうございます。溶剤系のフラックスを使用するつもりでしたが、その後洗浄剤回収メーカーさんから単一VOC化が促進されていることを伺い、水溶性がもっとも簡単だなあと感じているところです。 ところで半田特性とおっしゃる点につきまして具体例(濡れが悪い、光沢がない)等教えていただければと思います。
お礼
大変参考になりました。ありがとうございます。今まではノーフラックスの半田付けしか経験がなく、なぜ2種類のフラックスが存在するのかわかりませんでした。水溶性は印刷性が悪いというアドバイスを頂いたこともあるのですが可能であればやはり環境にやさしい水溶性を選びたいと思います。