- 締切済み
アルミ鋳物の特性について
- アルミ鋳物の特性について調査中です。大型ベースをアルミ鋳物で作成するかどうか検討しています。
- 鋳物は通常の材料よりも強度が高いといわれていますが、具体的な数値は不明です。
- 鋳物に関する知識が乏しいため、詳しい資料や文献を探しています。ご存知の方がいらっしゃれば教えてください。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
ベースの材質はアルミで、A5052の削りだしか、鋳物かで迷っていると 理解しました 強度(引っ張り)だけですとA5052と仮に鋳物AC4Cや AC4AのF材(熱処理なし)とは 際立った差は無いと思います 引っ張り強度はA5052は素材を扱っているところに 鋳物はアルミ鋳造しているところに確認してください 鋳物を採用する理由は形状からで、削りが多くなるような場合、 鋳物にすると不要な部分は型化するため材料費と 加工費用が削減できることです 又、鋳物の場合の方が減衰特性は良く、ハンマーでたたいた 後、振動の収まるのはA5052より早く、ベースなどの場合 鋳物化する場合がよくあります ご質問の厚み80で1900x1200は鋳物にした場合、鋳造時曲がりが発生し 曲がり修正に技術と時間が必要です 厚み(リブ形状でも可)が倍の200位ですと 液晶検査装置のベースとしてアルミ鋳物で製作されています この場合、大型の鋳造技術がある鋳物鋳造先の選定が重要です 数字的な回答にならなくてすみません 引っ張り強度のみでしたら 資料が別のところにありますので後日追加回答も出来ます
「アルミ鋳物は通常の材料よりも強度が高い」とのことですが,「通常の」というのは鋳鉄でしょうか? このサイズのものなら砂型のGDC(重力鋳造)で作ることになると思いますが,アルミの砂型鋳物はそれほど強くないと思います. 砂型鋳物用のアルミ材料は一般的なものでAC2系やAC4系がありますが,いずれも鋳造ままの引張強度はせいぜい20kgf/mm2レベルです. きちんと熱処理できれば30ー40kgf/mm2位の引張強度は出せるでしょうが,このサイズのものを熱処理することは難しと思われます. 「強度が高い」というのを求めておられるのなら他の材料を使われたほうがいいとおもうのですが..... ご参考ください. 手元の資料によるとA5052はH112で20kgf/mm2強出るようなので鋳物に対して特別弱いというわけではなさそうです. これだけ大きなサイズの鋳物となると品質の面でも心配(凝固時の“引け巣”と呼ばれる内部の小さい穴・・・弱くなったりする)ですので,5000系展伸材との比較で検討されているならあまりお勧めできません. おそらく,この寸法のもの(熱処理不可能)でALの強いものを使おうと考えられているのなら,5052という選択は決して間違っていないと思います. ご参考になれば幸いです.
補足
回答ありがとうございます。 「通常の」というのは、A5052のアルミです。これとの比較でも熱処理がないと、強度的な利点はないのでしょうか?
鋳造工学、鋳物の現場技術ですかね。 どちらも、ネットで購入可。 下記でも相談してみたらどうですかね。 http://www.foundry.jp/ 日本鋳造協会 http://www.jfs.or.jp/ 日本鋳造工学会 昔は上記の様なベースは鋳物=鋳鉄でしたが 今は、どうでしょうか?アルミも発展(設備)してますから可能なのかな
お礼
ありがとうございました。参考にさせていただきます。
お礼
回答ありがとうございました。大変参考になりました。 引張強度の資料を送っていただけるとありがたいです。 よろしくお願いします。