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軽いアルミパイプの振れ安定化メカニズムとは?
- アルミパイプを加工していますが、軽いために振れが安定しません。
- パイプにオモリを少し入れると良くなりますが、入れすぎると逆に振れます。
- なぜパイプの振れが安定しないのか、そのメカニズムを教えてください。
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題名に『遠心力』と書かれていますが、単に遠心力と言うなら、質量が増加する方が大きくなります。軽い方が遠心力は小さいです。ただ、この現象も遠心力が影響していることには違いないと思います。 例えばパイプの肉厚が一定ではなかったり、曲がっていたりすれば、いくら軽くても偏心が生じているため、回転させると必ずアンバランスによる振れが生じます。 貴殿が入れたおもりの重さがたまたまアンバランスを修正する程度のものとなり、重心がほぼ回転中心となったために遠心力が小さくなり、振れが改善されたと考えます。 おもりを入れ過ぎた場合は、おもりによって偏心が生じたために、逆に悪化してしまったのではないかと推測します。 JOさんの仰る通り、極端に振動が大きくなる場合は共振(いわゆる危険速度)も考えられます。但し共振と言うのなら、おもりを増せば増すほど共振点は下にずれることから、『入れ過ぎると逆に振れる』ことはないと思うのですが。 ちなみに、固有振動数fnは下記となります。 fn = (1/2π)・√(k/m) k:バネ定数 m:質量 御参考になれば幸いです。
アルミパイプはどのように固定してますでしょうか? たとえば突き出していると、どうしても加工力で振れてしまい、安定した加工ができないと思います。 複雑な押し出し材だと適用しにくいのですが、アルミ棒をパイプ内部に挿入して、捨て材としていっしょに加工し、加工後は取り外せばより安定した切削ができると思います。 ただし、工数が増える上に歩留まりが悪くなりますが・・・量がそれほどないのであれば、ひとつの方法として考えてもいいと思います。
毎度JOです。 それは共振と思われます、錘を取り付ける事により、重心が移動して共振する波長が変化したものと思われます。 下記参照 URL http://www.meiritsu.co.jp/gijutsu/page01.html http://www.kuraka.co.jp/sanki/support/tec_jyosin.html http://manuf.mech.nagasaki-u.ac.jp/profile/yazawa/Shindou.pdf http://www.tokkyokiki.co.jp/technology/technology_b.html http://www.tokkyokiki.co.jp/technology/course_02.html http://www.jae.co.jp/gihou/pdf28/g_14.pdf http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/newreport/damp/damp_techterm.pdf 書籍 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/493855531X/qid%3D1127712103/249-9703405-3403541#product-details
お礼
ご回答ありがとうございました。 何か例が無いでしょうか・・・イラストなど でイメージできる・・・オモリを入れる前と後の共振の違いがわかるような・・・ アルミの固有振動数を割り出す必要があるのでしょうか・・ 簡単な理論式をご紹介下さい。
お礼
ご回答有り難うございます。 参考にさせていただきます。 製品が軽いためにどの程度のオモリを使用したらよいのか判らない点があります。