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トップダウン設計とは?
- トップダウン設計は、システムやプロジェクトを全体像から細かい部分まで予め計画しておく手法です。
- ボトムダウン設計とは異なり、まず全体の概念を明確にし、それを基に詳細な設計を進めていくのが特徴です。
- トップダウン設計を利用することで、複雑なプロジェクトでも効率的に進めることができます。
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ご質問の趣旨が、トップダウン設計の一般的な概念についてなのか、それとも具体的に3DCADで、ボトムアップとはどういう操作性の違いがあるのかを知りたいということなのかわからないので、操作性については、使用しているシステムによって構築方法にかなりの違いがあると思われますので、よろしければ概念についてお答えします。 まず、ボトムアップ設計については、理解されているのでしょうか? 一般にボトムアップとは、ある製品を得るために、まず個々の部品を別々に設計し、各々の完成形状をアセンブリによって組み上げていって、1つの製品を作り上げていくという手法です。 それに対しトップダウン設計とは、部品が組み上がった状態を先に設計します。全体の大きさや形をまず決め、個々の部品については、最初の段階では、配置位置と隣接部品と接する部分の寸法はきっちり決めますが、形状自体はダミーです。そうして全体像が見えてきた段階で、個々の部品をばらし、別々のデータとして詳細に設計していくという手法です。 尚、その部品をばらす際に、個々の部品を自動的にコンポーネントと置き換え、実態としての部品の設計の進行に合わせてコンポーネントを随時更新する事で、そのまま完成製品となり、改めてアセンブリする必要のないCADシステムなどもあります。 トップダウンとボトムアップとは、どちらが良いとか悪いとかは一概には言えません。どちらにも一長一短があり、どちらの手法が最適かは、求められる製品の種類によって決まると思います。なので、どちらの手法を選択するかを誤らない、常に全体感を持って仕事のできる設計者を目指す事が、大切ではないでしょうか?
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#3の方の回答へのレスになります。 先ず、対象となるCAD名を記しましょう。トップダウン、ボトムアップ手法 の定義そのものがそれぞれによって異なる故。以下Pro/ENGINEER環境下で の当方の評価です。 1)ボトムアップ手法で構築されたモデルは利用に耐えない。 理由:設計変更への対応が容易でない。個々のモデラーの技量が全体モデル評 価に直接影響する。設計変更でモデルの修正が効かない(ほとんど 下手なモデル作成が原因)場合が結構ある。 2)ボトムアップ手法に向く用途は取扱い説明書、カタログ程度。それも 1)の理由によって設計変更が生じてカタログも変更になる場合は モデルの構築しなおしが現実味を持つ。 上記、1)、2)によってボトムアップで作成されたアセンブリは原則と して弊社では禁止としています。尚ワッシャー付ボルトのようなものの 単一ものは手法はボトムアップでも通常ボトムアップモデリングとは いいません。 3)トップダウン手法の長所は、部品モデルの作成者による技量の影響は 少なく押さえられる。つまり、設計変更が生じた場合は部品モデル 自体の交換で対応できる。(トップダウンの場合は交換は不可能。 モデルの修正でしか対応できない。) それ以上にプロジェクト管理が管理者だけでなくモデラーにとっても 判りやすいという大変な長所があります。 >尚、その部品をばらす際に、個々の部品を自動的にコンポーネントと置き換 >え、実態としての部品の設計の進行に合わせてコンポーネントを随時更新す >る事で、そのまま完成製品となり、改めてアセンブリする必要のないCADシ >ステムなどもあります。 トップダウンのメリットを著しく損なう手法です。念のため。
使用しているCADにより手法は異なるとは思いますが、SolidWorksに限定して言えば、 「SolidWorks社」のHP内の 「デモ玉手箱」というページ にデモ動画があります。 ただし、「SolidClub」というものに会員登録が必要ですが。 確か無料で登録できたかと・・・。 WEB上の動画は見にくかったため、CDを送付してもらいましたが・・・。 参考になれば
HPの検索では見つかりませんが、書籍なら結構あると思います。 3DCADのモデリングでアセンブリの手法に係るならばトップダウン の手法はボトムアップ以上に必須です。 当方のwebでもいずれトップダウン手法について紹介する予定です。 率直にいえばボトムアップでは使い物にならない、という認識を持って ください。 極めて原始的なトップダウン手法が記載されているURLを見つけました。 http://cadic.cool.ne.jp/cadic_hp/nikkan/vol2/script2.htm ここの設計の手順に沿う の項で 特にシャフト、ベアリング、ブラケット のところです。 トップダウン手法というのは 樹形図(スケルトンまたは空モデルから構成)を先ず構築して このスケルトン、または空モデルに実際のモデル(他所にある)を それなりの定義にしたがって組み込んでゆく手法です。 この詳しい手法は 日刊工業社 上智大学設計製図教育委員会 編 Pro/ENGINEER 実践3次元CADテキスト のなかに大きなページを割かれて説明してあります。 当方のURLはプロフィールに記してあります。 #2さんの説明されているトップダウンとは手法どころか 概念(定義)も異なります。それぞれにトップダウンと称するのに やはり、ご使用のCADを先ず紹介しなければ、全く的外れの アドバイスになります。念のためです。
お礼
重ね重ね 感謝 いたします。 当方でもあちこち探してみましたがなかなかわかりいやすいものがなくこまっていたので助かります。
補足
アドバイスに大変感謝いたします。 「トップダウン設計」について 著された お勧め書籍ありましたら ぜひ ご紹介いただけましたら 救われます。 m-sudo さまのHP もよろしければ お知らせください。 動きがあるものをテーマに各自選んできて 現物の寸法を拾いながら 自由にやるように講師よりいわれておりますが 正直 困っておりますので。
お礼
ありがとうございました。 うわ こういうところがあったんですね。 感謝いたします。