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冷却水中の金属イオンと汚れの対策方法
- 冷却水中の金属イオンの汚れが問題となっています。SUS316L材で製作した冷却水タンクを高温で使用する際、亜鉛やニッケルが大量に検出されます。そこで、冷却水の汚れを抑える方法はないか検討したいと思います。
- 冷却水中の金属イオンの検出結果によると、冷却水の入口と出口で明らかに水の色が異なっています。解決策として、OUT側の目に見える汚れを取り除くことが重要です。さまざまな工業用水中には金属イオンが含まれており、その濃度がどの程度が一般的なのかも検討したいと考えています。
- 冷却水中の金属イオンの検出結果から、冷却水の汚れを抑える方法が求められています。SUS316L材で製作した冷却水タンクを高温で使用することにより、亜鉛やニッケルなどの金属イオンが大量に検出されています。冷却水の入口と出口の色の違いから、目に見える汚れを除去する方法が必要です。この汚れの濃度が一般的な工業用水の中に含まれているのかどうかも調査したいです。
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#2の者です。冷却水は、炉の冷却用なのですね。この冷却水は開放型でしょうか、それとも密閉型でしょうか。 開放系では、1000ppbという数値は大変低い値と認識しています。もしかしたら密閉系かも知れませんね。また、工業用水そのものですが、これは相当いろいろなものが入っています。その量は場所によって大きく異なります。腐食因子としても、塩素分や硫酸根で数ppm数十ppm入っています。 ということで、他にも様々な物質が入っているのですが、工業用水をどの様に処理して使っているのかもポイントになると思います。何らかの形で水処理メーカーが出入りしていると思いますので、そちらの方にお聞きすることをお勧めします。
経験からの推測です。 タンクの上部にエアポケットはありませんか? エアポケットがあると、その部分は板の温度がかなり上がり、冷却水は沸騰して水の不純物が固着・溶解を繰り返します。水に含まれる塩化物により腐食することも考えられます。水量が多い場合は局部的にこの現象が起きても排水自体が蒸気になることはありません。 INとOUTで水の色が違うということなので上記推測をしましたが、タンク内にエアが残らない構造であればこの推測は当てはまりません。
冷却水を400℃級で用いる事はないと思いますが、如何でしょうか。もう少し詳しい情報が欲しい所です。 冷却水にはどの様な処理をしたものを用いているでしょうか。一般には防食剤を添加しますが、それには亜鉛が入っているのが普通です。 冷却水の管理では濃縮倍率が一つの指標になっていると思いますが、その倍数程度までは亜鉛が濃縮すると思います。 ニッケルの方は分かりません。ただ、冷却水を扱っているSUS316Lが本当に400℃になっているとすると残留塩素による孔食発生が懸念される事から、ステンレスから溶出したものと考えられます。
これだけだは良く解らないのですが、素材の変更か溶射等の表面処理で解決するのでは? タンクが400℃まで上がるのでしようか? また亜鉛・ニッケルがどれだけ検出されて、いくら以上ならダメなのでしよう?
- 参考URL:
- http://www.tocalo.co.jp/