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ステンレス鋼の特性と応用方法
- ステンレス鋼は応力をかけると磁性を持つ特性があります。水がかかる場所での使用においては錆の発生が許されませんが、メッキ処理は避けなければなりません。そこで、応力が残り磁性を帯びている材料を探しています。
- ステンレス鋼の特性の一つに、応力をかけると磁性を帯びることが挙げられます。ただし、水がかかる場所での使用においては錆の発生が許されません。しかし、メッキ処理は避けなければなりません。このような環境で使用するために、応力が残り磁性を帯びる材料を探しています。
- ステンレス鋼は応力をかけると磁性を持つ特性がありますが、水がかかる場所での使用には錆の発生が許されません。また、メッキ処理もできません。そこで、応力が残り磁性を帯びている材料についてのアドバイスを求めています。
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組織変化に伴って、粒界腐食しやすくなるようです。何らかの要因で部分的に欠落した不導体がうまく再生しないで腐食するということだと思います。 結露するような位置に、SUSプレート同士をつき合わせると言うことですが、すきま腐食の問題は大丈夫ですか? クリーンルーム内での使用ということですが、発塵量とダストの成分(金属質、有機物、など)が問題にされるのではないですか? SUSプレートより、磁石の腐食のほうが問題として大きいかも知れません。
SUS304に残留応力が残ることで磁性を帯びるというイメージだと思いますが、実際には外力の印可により、SUS304本来の組織であるオーステナイトがマルテンサイトに変化するということです。SUS304などのオーステナイト系ステンレスがわずかに磁石に吸引されるのは、実際には加工応力の影響などで内部に現れたマルテンサイト組織によるものです。 実際にこの組織変化を応用したものは強い冷間加工による加工硬化によってマルテンサイトを析出させた ”耐食バネ”や鉄道車両の車体などに例がありますが、当然磁性の発現を期待したものではありません。粒界腐食などに対しては、ノーマルな状態より耐食性も下がってきます。逆に、磁性を帯びさせる必要性は何でしょうか? 冷間加工による組織変化を起こしやすくした鋼種ではSUS301がありますが、オーステナイト自体が不安定で、SUS304に比べて耐食性が劣ります。 表面には結露としての水滴の付着があるということだと思いますが、塩素イオンなど腐食を促進するイオンが存在しなくても、不純物としての酸素の溶け込みの影響は大丈夫でしょうか? 大きな加工硬化を起こさせたオーステナイト系ステンレスよりは、やはり適切なめっき処理を併用したほうが結果として安定しているように思います。
お礼
詳しい内容の回答 ありがとうございます。 残留応力による組織変化は結果的に耐食性を落とすことになるのでしょうか? 実は磁石をくっつけたいだけなのです。 今はSUS630の薄板をビス止めしようかなと 考えています。
確かに錆びにくいのは、SUS304等のオーステナイト系で、それと比べてSUS430は錆やすいと言えます。 しかし、水のかかり具合にもよると思います。手入れが十分なら問題ないと思います。 事実、厨房・家庭台所用品にも使用されていますし、電磁調理器にも使用されています。 条件をもう少し具体的に上げてもらえば、専門家の方からも回答が期待できると思います。
お礼
ありがとうございます。 使用環境は クリ-ンル-ムで、 温度は表面に水滴が付くぐらいに下がります。
ステンレスは他の材料と比較すると耐食性は良いですが、サビが発生しないのではなくサビが発生しにくい材料です。SUS (Steel Use Stainlessの頭文字) をターゲットにされてると思いますが、SCS (Steel Casting Stainlessの頭文字)を視界に入れて、ステンレス鋳鋼を扱っている材料屋さんに、必要な条件を通知して相談されてみてはいかがでしょうか?希望コストやロット及びサイズが分からないので漠然とした回答しかできまでんが、、、、。
お礼
回答ありがとうございます。 しかし、今回は鋳型で製作するほど数量がないので・・・
フェライト系、マルテンサイト系のステンレスは加工しなくても磁性があります。、 SUS400番系(403,405,410,430,434) SUS600番系(630,631) 材料の形状にもよりますが上記から選べば良いと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 430とかは、錆びますよね。 630は当方に知識が無くどんなものかわかりません。 ちょっと調べてみます。
お礼
あけまして おめでとうございます。 返事、遅くなりました。 磁石については、人作業中に使用するだけで、 腐食については、考えていません。