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ステンレスの錆と白い変色
- ステンレスSUS304に海の近くで発生した錆のトラブルについて解決策をお探しです。
- 赤色の点状の錆と白色の2mm角程度の変色がSUSの表面に出ており、防錆処置が必要です。
- 白色の変色の原因と、錆びを取り除いて防錆処置する方法についてアドバイスをお願いします。
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むかし、SUS304の鏡面仕上げを行う際、オタマジャクシ状の痕が出てしまうので、対策をしてくれないかとの相談を受けたことがあります。XMA分析の結果 Alが検出されました。調査すると、原料メーカーで溶解の際、Al粉を還元剤か何かで入れる事が有るみたいです。ひょっとすると白錆は、Alの可能性がありますね。 耐蝕性ですが、ヘアーラインを電子顕微鏡で見るとバリだらけですよ。 鏡面(バフ)仕上げの方が耐食性は上がると思いますが、御参考まで。
大阪の虎吉さんの言うように、ステンレスのグレートをあげることがもっとも確実のように思います。グレードは塩分濃度によりますが、海上プラントの脚などではAvesta254SMOのようなスーパーオーステナイトまで必要になる場合もあります。 しかし、グレードを上げることができないとすれば、船舶で用いられるような亜鉛を用いた”犠牲陽極”などを検討してみてはどうでしょうか。
酸洗いの洗浄が不十分だと、時間が経過してから酸が白く変色する事があります。 溶接構造で、溶接した箇所から白くなっているのであればかなり疑わしいです。 原因が特定できない場合は解析に出してみては如何でしょうか?。
電解研磨は、研磨効果だけでなく表面の鉄分を溶かして除去することでクロムやニッケルの濃度を高める効果があり、これによって防食性があがります。加工メーカによる差異は大してありません。 ただ、問題は加工費が非常に高いことで、特殊な用途でしか用いることができません。 塩素による防食程度であれば、材質変更(程度が軽いのであれば316Lで十分。さらに耐食性を向上させた鋼種もたくさんあります。)の方がはるかに安価です。 ------------- ステンレスの白錆は?? ステンレスの錆は、黒、赤、緑はあるのですが 白は酸化皮膜が薄くて乱反射して白くみえるときくらいで、通常では発生しないと思います。 アルミ系とか亜鉛系の金属が混在しているのならわかるのですが...
変色が起こる理由はわかりませんが、ステンレスの防錆を高める方法と錆除去は、電解研磨を検討してみたらどうでしょうか? 下記の会社の電解研磨は他社電解研磨と違い品質・防錆も良いと思われます。相談してみてはどうですか?
- 参考URL:
- http://www.kinzokuh.co.jp/