- 締切済み
ナショナルテーパの選び方とアルミ加工能力について
- マシニングの購入を検討している際に、ナショナルテーパは30番、40番、50番という選択肢がありますが、アルミ加工をメインで行う場合には、アルミニウムの種類や加工条件によって適切なテーパの選択が必要です。
- 一般的には、40番のテーパが用いられることが多いですが、メーカーからは50番の方が機械の能力を最大限引き出せると言われることもあります。
- 具体的な切削能力の差はアルミニウムの種類や加工条件によって異なりますが、一般的には50番のテーパを使用した方がより高い加工能力を発揮できると考えられます。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
みんなの回答
当社ではオークマの50番と豊和の40番を使っています。普段はSUS系の材料が多いので、切込みにもよりますが40番では厳しいです。 ただしアルミ限定という事であれば40番で十分かと思います。 こんな御時世ですから、将来的な展望(材質の変わる可能性)も視野に入れておいた方がよいと思います。 ステンレスや耐熱合金系で大径フルバックになると周速も上がらないので40番ではどうにもなりません。 最近は50番で高速回転させてもそれほど機械が唸るような事は無いようです。 選定の参考になれば幸いです。それでは。
機械能力の違いについてですが、私は約40番<50番で 約3倍の能力差があると思います。 「40番は足の速さが特徴で50番は力持ち」と言った所で しょうか・・。 アルミの軽切削加工なら40番で充分だと思いますが。
お礼
40番と50番とではそんなにちがいがあるんですね。いままであまりやってない仕事(アルミ以外の仕事)を取ろうとするためには50番で重切削できる機械も必要なのかも知れません。 回答ありがとうございます。
#40と#50は加工に対する考え方でも解釈が変わってくると思います.#40の高速機を購入して,高速回転・高速送りのいわゆる軽負荷高速切削を行えば加工能率はそれなりに確保できます.確かに機械剛性から見れば主軸の径も違いますし,工具のクランプ力も倍以上違います.機械の汎用性も違いますし.したがって,高速切削で能率をあげるか重切削指向で能率を上げるかで選び方も変わってくると思います.このあたりの事は,機械メーカの商品構成で決まったりしますので,現在交渉中のメーカさんと再度相談されたらいかがでしょうか.
お礼
大変参考になりました。今一度検討したいと思います。 ありがとうございます。
機械メーカーにもよりますが、#50と#40では、かなりの差があります。 わが社では、金型にアルミ(7075相当品)を使っていますが、 加工条件としましては、 スピンドル : #50 回転 : 4000rpm フルバック径 : φ80 切り込み深さ : 10mm15mm 切り込み幅 : 90%以上(72mm以上) 送り : F3000以上 スピンドル : #40 回転 : 10000rpm フルバック径 : φ50 切り込み深さ : 5mm7mm 切り込み幅 : 70%以下(35mm以下) 送り : F3000以上 #40では、回転で加工をしますので、φ80のフルバックは無理のようです。 ボールエンドミルに関しては、あまり変わりません。
お礼
40番と50番ではやはりかなりのさがあるんですね。よくわかりました。 ありがとうございます。 ところで♯40では、回転で加工しますとはどういういみなのでしょうか 教えて下さい
機械メーカーにもよりますが、#50と#40では、かなりの差があります。 わが社では、金型にアルミ(7075相当品)を使っていますが、 加工条件としましては、 スピンドル : #50 回転 : 4000rpm フルバック径 : φ80 切り込み深さ : 10mm15mm 切り込み幅 : 90%以上(72mm以上) 送り : F3000以上 スピンドル : #40 回転 : 10000rpm フルバック径 : φ50 切り込み深さ : 5mm7mm 切り込み幅 : 70%以下(35mm以下) 送り : F3000以上 #40では、回転で加工をしますので、φ80のフルバックは無理のようです。 ボールエンドミルに関しては、あまり変わりません。
お礼
たしかに安い買い物でないので将来的な展望も視野に入れておくべきですね。それを踏まえて再検討します。 ありがとうございます