- ベストアンサー
フリージャー周りの低い花木はそのままで??
- フリージャーの周りにある低い花木は間引くべきか悩んでいます。
- フリージャーの周りの低い花木はフリージャーの邪魔になる可能性があるため、一部を抜くことを考えています。
- しかし、フリージャーの移植は枯れるリスクが高いため、慎重に行う必要があります。また、フリージャーの葉っぱが茶色く変色していることも気になります。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
まずお花の呼び方が違っている様なのですが、球根植物で花の香りのよいフリージアの事でしょうか? もしそうであれば、今回のご質問の事よりもまずこの植物の性質の事をお知らせしておかなければならないのですが・・・。私は今回のフリージアの不調の原因は白線で囲った植物には直接の関係はないと感じるのです。もし下記の事に当てはまらない様でしたら申し訳ありませんが、少しでも心当たりがあれば改善してみて下さい。 フリージアは連作に弱く長い間植えっぱなしには出来ない植物です。画像の物は植えてから何年ぐらい経っているものでしょうか・・・。 連作してしまうとフリージアの根が土へ放出している不要成分(動物に例えれば尿や便の様な排泄物)が周りに過剰に溜まってきてしまい、それが土内の有用生物(植物の育ちを助けてくれる土内に棲む微細昆虫やミミズ・微生物)の数を極端に減らしてしまい、土の養分とミネラルが欠乏してしまいます。いずれ植物の養分となりまずは有用生物が食べて分解してくれるはずの土内の有機物も確実に減ってしまっています。それが原因で連作障害が起こり植物自体も徐々に弱ってきて病害虫の被害が現れます。これらは肥料や少しの堆肥を混ぜる程度では回復は難しく、もしずっと何年も植えっぱなしであるなら同じ場所に植える時は土をすっかり入れ替えるしかありません・・・。連作障害を起こさない植物もありますがフリージアとチューリップは連作に結構弱い部類です。今回はこの連作障害の方が原因の様に感じるのですが・・・。 球根を最初に植えて2年くらいはまだ問題なく育つでしょうが、長く同じ場所に生やしておけばおくほどに弱ってきてしまい、そのまま植えておくといずれはだんだん生えなくなってしまいます。球根を分球したり移植する時にまた近くへ植えてしまえば、その場所の土自体には影響のある成分が周りまで染みわたっていたり必要な成分の一部だけが極端に欠乏している可能性があって連作するのと同じことかもしれないので、分球した球根は土ごとの移植では無く球根に出来るだけ元の土は残さず近くには植えず、植え場所の端から更に1メートル以上は離れている別の場所か新たに用意した土に植えて、フリージアが植わっていた場所の方は新たな土や堆肥などを毎年入れながら4年くらいはアヤメ科では無い別の科の植物(出来れば球根植物では無く葉を観賞する物)を植えておく方が良いでしょう。その後またフリージアを植えても2~3年の間で、また別の科の植物に変えて下さい。そのためには宿根草を植えてもいずれは移動させなければならないので、その場所ではできれば1年草を植えて楽しんだ方が良いかと感じます。念のために他の科でもできれば球根植物は避けて下さい。 毎年か、無理でもせめて2~3年毎に別の場所に移動させ植えるか、同じ場所に植え続けたいのなら球根の掘り上げ時期にいったんすべてを掘り起こして今までの土を結構多く掘ってしまい新たな土に入れ替える必要性があります・・・。でもその作業はかなり大変でしょうから一番良いのは大きくて深めのプランターに植えてその場所に置くか、プランターごと土に埋めてしまう方が良いと感じます。もちろんプランター植えであっても毎年か2年毎くらいで(容器植えで使われた土は不要成分が早く溜まり易くて養分の消耗も早い)別の養分豊富な土に植え替えた方が良いです。土は市販の土を同量混ぜ堆肥を混ぜて2~3か月寝かせれば再生できますが、その土にはもちろん別の科の植物を植えて下さい。 とりあえずは球根を掘り上げるまでは追肥時期に肥料を与えるしかすることはありません・・・。ちなみにフリージアの白と黄色の花色は丈夫ですがそれ以外の花色だと性質が弱いとの事で、もし植えてあるのが白や黄色以外なら長く植えっぱなしでなくとも早めに連作障害に耐えられなくなる可能性はありそうです。 今回白い線で囲んだ方の植物は今の所フリージアの為には手を付けなくても良いと感じますが(手間をかけてもフリージアの方は球根を掘り返さない事にはあまり改善出来ないと思うので)、植物の種類ごとの手入れ方法で管理していって、込みすぎて減らす必要があると感じれば間引くのではなく(間引くだけだと土の方はそのままになってしまう)木の根が張り巡らされていて掘れないなどでは無いのならできれば一度株を全て掘り上げて数株に分ける株分けを行って植えなおし株を若返らせてあげて下さい。余ったら別の場所に植えるか誰かに差し上げるか処分することになりますが、連作障害が起きない種類であれば同じ場所に植えても良いので、土の方は必ず耕し直して適宜堆肥を混ぜ土の方も若返らせてあげた方が植物にとっても住みよい場所となります。 今の時期にフリージアの葉が茶色く変色しているというのは連作障害で弱っているか、病気に罹っているのかもしれません・・・。どちらにしても出来る事と言えば球根の掘り上げ時期に全て掘り上げ新たな土(できれば市販の土に堆肥などがしっかり混ぜられている養分豊富な土)に植え替えてあげるくらいです。それで持ち直す様なら次の年の葉は正常に育ってくれて開花可能球なら花が咲きます。翌年も正常に育たない株があれば病気の菌が残っていたりウイルス罹患の可能性があるので(連作障害が有るとウイルス病が発症しやすく治りませんし周りに広めてしまう)早めに抜いて燃えるゴミとして処分した方が良いです。球根が小さかったり前年弱っても土さえ良ければ2~3年で花を咲かせます。以降は連作に気を付けて植え替え作業を適切にしていけばもう同じ事は起きないと思うのですが・・・。 確かに植物が込みすぎたりお互いの相性が良くなく隣り合わせに植えるとどちらかが弱ってしまう事はあり得る事ですが(片方の勢いが強すぎるとか、片方にアレロパシー作用があるなど)今回の場合白線で囲んだ部分の植物名はお書きになられていないのでこちらには解りませんし相性も解りません。あきらかに込みすぎなのかもしれません。でもそちらに原因があるというよりも、もし何年も同じ場所にフリージアを植えているのなら連作障害の方が原因なので白線で囲った植物には特に問題無く、そちらの方の生育は悪く成っていないのならそのままにしておいても大丈夫と感じます。ただフリージアだけは少なくとも4年は同じ場所に植えられないという事だけで・・・。 もし土を入れ替える作業をするのなら、フリージア球根を掘り上げる作業は別に考えたとしても、フリージアが植わっていた場所の端から30センチは広めにとった範囲で掘り取る深さは最低でも30センチ、その規模の容量の土を全て掘って取り除き別の場所に移動させ、他の場所の土や購入した土へ総取り換えしなければなりません・・・。でも作業が大変ですし近くに木が有る様なので掘る事で木の根を痛めて影響が出る事もあるので、それよりもフリージアを別の場所へ移動させた方が一番簡単です。 球根を全て掘り上げた後のその場所には、念のために完熟腐葉土をたくさんと、できればバーク堆肥を土の容量の2割くらい、無ければ完熟腐葉土を土に対し半分くらいは漉き込んで馴染むのを早めるのに時々混ぜてあげると良いです。野性味の強い丈夫な植物なら混ぜて間もなく植えられるものもありますが、できればすっかり分解したと確認できるまで植えずに寝かせる方が。牛糞堆肥は庭の土に使うといろいろとリスクがあるので出来るだけ使わない方が良いです。土を作り直せばフリージアの根が放出した不要成分が薄まってくれ、欠乏していた養分やミネラルが補給されて土が回復してくれます。
お礼
ご丁寧なご説明ありがとう御座いました。はなは香りのよいフリージャーです。 花も連作障害があるのはしりませんでした。最初は美しいカラフルな花を沢山付けましたが、3年目頃から大きく育たなくなりました。もう4年間同じ場所に植えています。 連作障害の起こらないように対処します。 有難う御座いました。。