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潜水艦のAIP非大気依存推進システムはどういう仕組
潜水艦のAIP非大気依存推進システムはどういう仕組みで成り立っていますか? 浮上やシュノーケリングなしに航海出来るのはどういう仕組みですか?
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>浮上やシュノーケリングなしに航海出来るのはどういう仕組みですか? 「大気中の酸素を使わないで、モーターやエンジンやタービンやピストンを動かすシステム」の総称。但し「核動力」は含めません。 例えば、大気中の酸素を使わないで、代わりに、過酸化水素を積み込んで、過酸化水素から酸素を取り出して、その取り出した酸素でディーゼルエンジンを動かしたりする。 過酸化水素は腐食性があり爆発する危険があるので、過酸化水素の代わりに液体酸素を使ったりもする。 ディーゼルエンジンの代わりに蒸気タービンを搭載し、液体酸素などを酸素供給源として燃料を燃焼させた熱を利用して蒸気タービンを回す方式もあったりする。 また、まったく違った方式の「スターリング機関」を搭載した潜水艦もある(海上自衛隊の潜水艦「そうりゅう」など) さらには、燃料電池で電力を得て、電動モーターを動力とする物もある(日本では、スターリング機関の次の次世代AIPとして燃料電池を研究していたが、液体酸素の用兵上の問題や、水素吸蔵合金の開発遅れなどで、計画が見直しされている)
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