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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ソテツが育ちすぎ)

ソテツが育ちすぎて困っています。葉を切り詰めることは可能でしょうか?

このQ&Aのポイント
  • 10年ほど前に宮崎で購入した小さなソテツが現在は葉の直径が1,2m位になり高さも1m位に成長しました。岩手ですので冬は厳しいので、秋口から春5月までは部屋に運び込んでますががこの作業が大変になってきました。
  • ソテツの葉は切り詰めることは可能ですが、形がおかしくなる可能性があります。ただし、大きく伸びすぎた葉を切り詰めることで、植物全体のバランスを取り戻すことはできます。
  • ソテツが成長しすぎて困っている場合、葉を切り詰めることを検討してみてください。ただし、切り詰めた葉の形がおかしくなる可能性があるため、注意が必要です。また、冬季は部屋に運び込むなどの対策も考慮してください。

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回答No.1

北海道在住者です。また、以前花屋に勤務していた時にソテツを扱い、扱うからにはその性質なども理解していなければならないので、ある程度知識があります。 南の国の旅行で珍しい熱帯植物の苗を見かけると欲しくなってしまうお気持ちわかります。北海道の人も観光で冬に沖縄に行くことが多いのでハイビスカスの挿し木用穂木やハカラメの葉っぱをお土産に下さったりしますから。私も沖縄旅行でハイビスカスの鉢植え仕立てを注文し送ってもらう予定でしたが帰ってきてすぐに重い病気で入院したのでキャンセルすることに成ってしまい・・・。とても欲しかったのですけど・・・。南の国のあこがれと思い出の品として育ててみたいと思って買ってしまうんですよね。 北海道の真冬の室内は熱帯気味の室温なので日照不足さえ補えれば熱帯植物を育てる事自体はほぼ問題なく、上手に育てられればハイビスカスもハカラメもどんどん伸びてそのままではいずれは天井に届くほど大きくなってしまうので、夏は屋外に置いていても冬室内に取り込む事を考えかなり高さや枝を切り詰めるしかなく、知り合いの何人かは挿し木から育て冬に室内で開花しているハイビスカスの木は太い枝が切られ不格好な樹形に成ってしまっているのもよく見かけます。 ソテツですが、本来「屋外でしか育てられない類の南国の木」です。また、生長点が真上の一つのみしか無いので幹からは芽も枝も出ない特徴を持ちます。全体の構造はほぼヤシの木と似ていて(同じ種類ではありません)、大雑把なイメージで例えれば、太い丸太を立てた土台の上に、茎が無く葉が四方に広がる植物が一つ載せられている様な感じですよね。 このイメージで考えれば理解しやすいと思いますが、基本的にソテツは幹と葉の生える部分は別物であると考えた方が扱い易いです。 もし幹と根の部分は無いと考えると、葉がどのくらい大切で必要な物かがご理解いただけるかと。ソテツは熱帯性の常緑植物なので冬に休眠したりしません。冬の間も速度は遅いもののずっと育ち続けます。植物が育つ時には光合成が必須ですから、一時に大量の落葉はせず常緑性が強いわけです。 常緑性の植物の場合、もし幹から枝が生えてきてくれるものならある程度の枝の刈込や剪定は可能ですが、ソテツだと構造上これは無理。 ソテツの葉は出荷され花屋で販売されています。おそらくご覧に成られたことが一度はおありでしょうが葬儀の時並べられる親族や職場などからの供花で、スタンド台に置かれている大きいアレンジを花屋が作る時、基礎として一番裏側にソテツの葉を何枚も扇状に挿します(地域によっては使わない所もある様ですが)。これは宮崎などでソテツを栽培している農家が木から切り出しています。 成熟した硬い葉で見た目の綺麗な物しか使えないので一株から採れる枚数は限られます。成熟した葉をもし多く採ってしまえばソテツの木自体は弱ってしまうので成長に必要な葉をきちんと残しながら(一年中出荷するので一度に採りすぎない)木の成長を優先しながら採る枚数を決めています。 ソテツの育て方のサイトでは、枯れてきた葉なら早めに切っても良いですが枯れていない葉はできるだけ取り除かない様に書かれている物が多いです。どうしても切るなら成熟している葉一枚の長さの途中で3割切り除く程度。まだ完全には成熟していない葉は切らずにそのままです。多くの葉が広がっている範囲の半分も幅を減らせず、実際は軽く形を整え少し幅が狭くなる程度なので、ご希望しているほどの強めの切りつめでは無いと感じます。運搬時や室内で葉の広がりが邪魔なら紐や針金などを輪にして葉の部分を束ね広がりを狭める程度でしょうか。でもこれだと新しく生える葉の方に少し影響が出てしまうでしょう。 ソテツにとって葉はとても大切な存在。それでなくても南の国なら冬でも日差しがたっぷりあって順調に育っていられたものが、北国の冬の室内では日照量も時間も足りず昼夜の室内の温度差もあって育つにはあまり良い条件とは言えません・・・。本来ならすべての葉から光合成をおこない幹や根に養分を送りたいところなのに、「肝心の葉」が多めに減らされてしまっては光合成も出来ず、水やり後の葉からの水分の蒸散(及び呼吸)もうまく出来ない事に成ります・・・。 酷な事をいう様で申し訳ありませんが、おそらく不格好に見えるほど切り詰めてしまえば葉からの呼吸があまり出来ずソテツの木自体かなり弱ってしまう事でしょう。ソテツの木を大切に思うのなら葉は出来る限り残すしかありません。 残念ながらご自身の認識が甘かったとお考えに成り、部屋に運び込むのが大変とお感じならいろいろ思い悩むのよりも思い切って手放されてしまうのが一番かと・・・。無理に運び込んで体を痛めてしまってもいけませんし、本来はかなり大型に育つ木であるソテツはこれからグングンと育っていきます。鉢に植えっぱなしも出来ないので数年ごとに植え替えしなくてはならないですが一人二人で行うのも近いうちに大変になっていく事でしょう・・・。 観葉植物のユッカの様な室内に飾る仕立て方の木と違い、ソテツは本来は屋外で育つ木で室内栽培の想定はされていない木なのです。もし熱帯での屋外栽培であっても鉢での栽培には限界があります。それを無理に北国に持ち帰ってしまい育てていてもソテツの場合は育て主の思う通りには育てられないのです・・・。本当なら旅先から買ってこない方が良かったのですが、その時は欲しいという思いが勝ってしまい将来の事は思いもしなかったのでしょうね・・・。もしハイビスカスだったなら上記の様になんとかなったのですが、ソテツの様な変わった育ち方(木の構造)と「本来の最終的にはどのくらい大きく成るか」を考えていなかった為に現在の様な事態に陥ってしまったのだと・・・。 思う様な切りつめはお勧めできません。徐々に弱っていき昼夜の室温差のストレスも加わり春を待てずに枯れてしまう可能性が大きいと思います。それだと今まで大切に育ててきたのに可哀そうです・・・。 もしもう作業には限界で他の方法は無理とお考えなら今回を機会に、誰かに譲る方向で手放してしまうのが一番なのですが・・・。冬も切り詰めずに室内に運び入れ本来の姿のまま広い室内(できればサンルームの様な日差しと充分な室温を確保できる部屋)で栽培していただける方に・・・。出来れば今冬は手元に置き、来春充分暖かく成ったら行って下さい。 お住まいの地域には「不要になった観葉植物を書いとる業者」はないでしょうか。状態が悪くないなら買い取った後に見栄えが良い様に育て直して他の所に売ったりレンタルするのです。元働いていた花屋でそういう仕事が有ると聞きました。観葉植物をレンタルする花屋で兼業している所もあります。もしそういう業者が見つけられれば問い合わせてみると引き取ってくれるかもしれません。ただし引き取り価格はかなり低いものとお考えください。捨ててしまうよりも誰かの元で元気に育ってくれればという感じです。北国だと大型の商業施設や入浴施設でガラス張りの設備に熱帯植物を飾るところがあったり、熱帯植物の愛好家なら暖房と日照が充分にある設備を整えている人も少なからず居らっしゃるので、そういう業者に託せば大切にしてくれるところで命を長らえさせてあげられるかと。 あと、希望する価格が低めとか無料で良いのであれば、地元や近郊対象での物々交換や販売・購入も指定できる全国対象のサイトやスマホのアプリが有りますのでそういう場に「引き取りに来てくれる方へお譲りしたい」と呼び掛けても良いのでは。自宅へ取りに来てもらわなくてもお互いに都合の良い場所と日時を決めて連絡を取り合い待ち合わせ受け渡せばよいです。 切り詰める方向では一時しのぎの上に、徐々に弱っていくのを見ていくのも忍びないと思います・・・。屋外に普通に植えている木でも事情により育てられなくなり途中で処分してしまう事も珍しくありません(我が家でも最近庭木を数本やむなく伐採しました)。今回は最初から鉢に植えられています。できればソテツ自身が今後も元気に長く生き伸びていける方法を選択していただけたらと私の身勝手ながらも願っております・・・。

san-cyan
質問者

お礼

大変お世話になりました しかも、長文のアドバイスいただきました事、感謝いたします よくわかりました。まずは手放すことを優先してみます 10年前、娘が熊本の人と結婚して式は岩手で行いましたが、九州のご親戚が 距離の関係で、出席できず熊本でも披露宴を行い、ついでにこの機会に旅をして、その際に 購入したものでした、記念でしたがご指摘通り甘かった・・・ ご指摘ありがとうございました。

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