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一点しんにょうの辻の入力方法
- MS IMEでは制限解除で入力可能ですが、筆まめでは宛名面で文字化けします。
- 一点しんにょうの辻は人名外字一覧PDFには見当たりません。
- 問題は筆まめ23ユーザーに限定されます。
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文字コードの話の複雑なところは、ちょっと複雑すぎて すべてを理解することは簡単では無かったりします。 8bitパソコンの時代からワープロ専用機の時代にかけて その間に、JISで規定される文字についても いくつかの変遷がありました。 その後ユニコードが生まれUTF-8がインターネットの標準となりましたが 国際的なユニコードとしての扱いの問題と共に 日本ローカルの、正しい字形の規定の違いがあり 目に見えにくい文字コードの問題は どの部分で問題が起きているのかわかりにくくなっています。 辻の場合は、WindowsXP時代には しんにょうの点が一つだったようですが XPの発売後、2004年の改正でJISによって しんにょうの点が一つの字形になって(戻って)います。 ですから、現在のOSでは、かつて点一つのしんにょうで入力されたものが フォントの字形変わっていることによって かならず、点二つのしんにょうに表示されることになります。 (正確にはその現象はしんにょうの付く文字の一部ですが正確に把握していません) WindowsはMS-DOSとの互換性として、シフトJISを重用していますし 古い設計のシフトJIS前提のソフトでは、対策がありません。 (強いて言えばフォント自体を古い字形のフォントにすり替えるくらいです) 筆まめ23は、時代的にユニコードには対応しているでしょうから たとえば哪吒など、JISに無かった中国の漢字は普通に表示されると思います。 ユニコードに対応していても、点二つのしんにょうになるのは JISが、その字形が本来の正しい形として規定しているからです。 ただ、異体字として点一つの辻が存在するのは事実で この問題については、ユニコードにある 同じ文字コードの文字の、異なる字形を使う機能で対処されています。 異体字セレクタというよりバリエーションセレクターと言ったほうが 意味がわかりやすいかもしれません。HTMLなら、 辻󠄀 と記述することになりますが、󠄀がセレクタ部分です。 ただ、この機能を使えない環境では表示できません。 (的確な検証方法を知りませんが)たぶん、このサイトでも入力できないでしょうし Word文書としても、他の環境では正常に表示できないおそれがあります。 ゆえに制限解除操作が無いと入力できないようになっていますし コピペしても、対応していない環境では、辻のあとに付与された情報が 表示されない文字として表示される場合があるわけです。 漢字のコンピューターでの扱いについては 草なぎ剛の彅や 吉野家の𠮷や 高島屋の髙のように、妥協して表記されているものもいろいろありますが シフトJISの時代に、別の字として文字コードを割り当てられたものは 同じ意味の字形の違うもじでも、たとえば会社の會のように 今も、ユニコード上でも別々の文字コードが割り当てられて 異体字による問題の、半分を回避しています。 (半分は表示と入力の問題で、のこり半分は検索キーワードとしての問題) 辻のしんにょうの点の数の問題は、比較的新しい問題でもあり (逆に以前からあった問題でもあります) ユニコード上では同じ文字コードを与えられる文字であるために そういった特別な機能が無いソフトでは扱うことができないのです。 古いフォントを流用するという発想自体はあっても、実際にそういうフォントが しかも宛名印字に適したデザインで用意できるかは、ちょっとわかりません。 WindowsやMacでは、付属フォントはすべて新しくなっているでしょうから (試してみる価値が無いとは言いませんが) 外部からフォントを入手する方向で対応するか 新しい筆まめの対応状況を問い合わせてみるか 二つのの方向が考えられますが 改良されているなら、普通は後者を選ぶべきだと思います。
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- ubku
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外字エディタを使うしかありませんね。たぶん。 Windowsキー + R を押して、 eudcedit と入力すると、外字エディタが起動します。 使い方にクセがありますので、少しいじってみてください。 使い方がわかったら、まず、「文字のコピー」で、似た字(辻)を取り込みます。 次にドットを編集します。例えば「辻」の点を一つ消し、もう一つの点をバランスよく配置します。 気に入った形に仕上がったら保存します。 文字の入力には、IMEパッドを使います。画面右下の、「あ」とか「A」とかを右クリックして、IMEパッドを開きます。 左から「文字一覧」アイコン > シフトJIS > 外字 と、たどれば今登録した外字が出てくるはずです。 これで入力と表示はできます。 残念なのは、ほかのパソコンでは表示できないことと、拡大縮小すると文字が崩れるというところでしょうか。 しかし、どうしても特殊漢字を表示したいときには必要な手です。
お礼
ていねいなご回答ありがとうございます。 今回は友人の依頼で作成しているデータなので、他のパソコンで表示されないのは困ります。 大昔、出てこない文字を作字していた事を思い出しました。 今は外字エディタを使うんですね。 教えていただいてありがとうございました。
お礼
早速ご丁寧なお答えを頂きありがとうございます。 こちらに質問する前に、筆まめサイトで問い合わせを試みたところ、筆まめ23は既にサポート外となっていてあきらめたのですが、vaidurya様のご意見に背中を押されて、もう一度よくサイト内を確認してみました。 購入前製品についての問い合わせページを見つけたので、最新版における「辻」の人名外字対応について問い合わせてみます。 ありがとうございました。