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ゆとり世代とミレニアル世代
当方、24歳男で所謂ゆとり世代もしくはミレニアル世代というヤツです。 私が10代の頃はよくテレビなどのメディアで 「これだからゆとりは」とか「ゆとりだから~」といった言葉をよく耳にしました。 しかし近頃あまり「ゆとり」と言う言葉は聞かなくなり、「ミレニアル世代」という言葉が目に付くようになった気がします。 「ゆとり」と言う言葉はネガティブなレッテルというイメージが強く、自意識過剰かもしれませんが、語感からもバカにしたようなニュアンスさえ感じます。 恐らく当時は「ゆとり」は「その世代の特徴」という捉えられていたのだと思います。 そこで「ミレニアル世代」というキーワードの登場です。 「ミレニアル世代」という単語には少なからずグローバルなニュアンスが含まれます。 日本独自の「ゆとり教育を受けた世代」ではなく、「21世紀に成人した世代」というニュアンスで用いられる事が多い様です。 要約すると、「ゆとり世代」はどちらかと言うとネガティブな意味で用いられる事が多く、「ミレニアル世代」は時代の象徴の様な用いられ方が多い気がします。 なぜこの数年でほとんど同じ世代を表す言葉に、こんなにも変化があらわれたのでしょうか? 「ゆとり世代」は本質的に「ミレニアル世代」だったのでしょうか? そして単に当時の世間の評価が間違っていただけなのでしょうか? またあくまで個人的な感想や推測を用いた質問なので、事実と異なる点があれば教えて下さい。 皆さまはどう考えますか?
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- ithi
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daiamon3 さん、こんにちは。 本当はかわいそうですよね。あなたたちの世代は。大勢の教育評論家や政治家、学校の先生、文科省のお役人なんかに振り回されただけですよね。ゆとり教育というのはもうすでに1980年代にヨーロッパでゆとり教育のおかげで漢字の書き取りじゃないけど、オランダとかは単語のスペルミスが頻発したので、辞めたんじゃんなかったっけ?それで、80年代から受験戦争を緩めようと、ゆとり教育なんていうのを文科省が取り上げていたのを私も知ってます。学科カリキュラムの減らし方はべらぼうだったんじゃないですか?週休5日制とか教員の方が恩恵を被っているんですよ。その結果、理科と数学がどんどん世界水準から落っこちまくったという一幕もあるんですよ。当然受験業界の人からすると大学のレベルはむしろ高くなっているから、不利だといわれましたね。腐っても大学というのはここからきています。 例えば15歳までに覚える単語の数。私が聞いたのは3000以上という数字でした。 中学へまともに言って覚えても、2000、後の1000は受験勉強で覚えるんだそうです。18になったら、4000は最低ラインといわれていました。大学でも早慶に行くためには、6000は必要といわれました。あなたの場合は英単語をどのくらい覚える必要があるといわれましたか?これが予備校でのカリキュラム教育の最初の説明でした。 ゆとり教育 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%86%E3%81%A8%E3%82%8A%E6%95%99%E8%82%B2#.E3.83.87.E3.83.B3.E3.83.9E.E3.83.BC.E3.82.AF
- eroero4649
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「ミレニアル世代」という言葉はその言いにくさから分かるように日本で生まれた言葉ではなく、元々はアメリカのその世代を指す言葉です。この世代が注目を集めるようになったのは、昨年のアメリカ大統領選挙においていわゆる「サンダース旋風」を巻き起こしたからです。あれ以降、日本のメディアでもぽつぽつミレニアル世代という言い方を見かけるようになったと思います。 それで、主に経済活動などで「この世代の消費動向は」みたいなことを語るときに「ミレニアル世代」という言い方をするようになりましたね。 ご自身でも指摘しているように「ゆとり世代」という言い方はかなりネガティブなニュアンスを含み、特にその世代の皆さんには評判が悪いですよね。「ゆとりですがなにか」って言葉がそれを象徴していると思います。経済動向をなどを語るときに「ゆとり世代の消費志向は・・・」というとちょっと小ばかにしたような感じに聞こえなくもないので「ゆとり」という言い回しを避けているのだと思います。 個人的には「ゆとり世代」の皆さんはミレニアル世代ではないと思います。多数は内向きで、外に積極的に出て行く世代ではありません。アメリカのミレニアル世代とはそこはかなり違います。アメリカのミレニアル世代にはFacebookのザッカーバーグのように新しい概念を作り上げるような人がいますが、日本のその世代は中高年でさえ驚くほどの保守・安定志向です。支持する政党は自民党。希望の就職先は公務員です。 私はその世代を象徴する代表がサッカーの本田圭佑選手と香川真司選手ではないかと思っています。本田選手は自分をどうにかデカく見せようと大口を叩くタイプです。まあいつの世代もそういうやつは一定数いるのですが、肉食系というか、そういう子はあんな感じだなと思います。そして草食系男子の右代表って感じが香川選手ですね。香川選手には本田選手のようなギラギラした野心はありません。でも本田選手にも香川選手にも共通していることがあって、それは「実はマイナスのプレッシャーに弱い」ってことなのです。2人とも、ノッているときはいいんだけれど一度負のスパイラルに入ると根が真面目なぶん出てこれなくなるのです。ワールドカップのときの香川選手なんてドツボにハマって本当にひどかったですよね。大口叩いた本田選手が生贄の仔羊になったからさほど叩かれなくて済みましたが。 ただ30歳くらいの本田選手の世代と、25歳くらいの質問者さんの世代ではまたちょっと違う気がします。アラサー世代が「ゆとり世代」なら、20代前半から中盤は「さとり世代」という感じがします。いいか悪いか分からないけど、何事にもガツガツしなくてお行儀がいいという印象です。でも若いのになんでみんなあんなに保守的なのかがおじさん世代にはちょっとよく分らないですかね。40代のほうが新しもん好きな気がします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ミレニアル世代は確かに、用いられる様になったのはアメリカですね。 さらに「ゆとり」という単語を用いる事で、誤解を招かないようにしているというのはありそうですね。 回答者様の回答内容には思うところもありますが、「さとり世代」と言われると納得できるところもあります。 自分の周りにはどちらかと言うと安定志向の友達が多い気がするので。 とは言え、「自分が言われないから良い」とは全く思いませんが。
- hla7yrgrg
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ミレニアル世代って2000年代に成人する若者と幅広い捉え方なので、「今の若者は」のカタカナ語って感じでしょうね。(というか、日本じゃ聞かない表現ですね) 日本ならずとも、「今の若者は・・・」という " 愚痴 " ってのは世界共通です。古いところでは、古代エジプトや古代ギリシアのお偉いさん方も言っていたようです。 「今の若者」って誰の話をしているの? から、各国いろんな " 世代 " と言う区分を作って表現していますね。日本では、「博報堂」や「公益財団法人日本生産性本部」なんかが勝手にネーミングしてるのが有名ですよね。 ですので、 >なぜこの数年でほとんど同じ世代を表す言葉に、こんなにも変化があらわれたのでしょうか? との事ですが、勝手に方々でネーミングしているからです。メディアに取り上げられたりして、広まり定着すればそれが浸透している形なので、同じ世代を表す言葉はどの世代も一つとは限りません。 まあ、子供から言わせれば、「その子供を育てたのは誰だ? こんな世の中にしたのは、今の大人たちでしょ?」ってな話なので、かわいそうではあります。 いい年こいた大人のストレスのはけ口ってのは、いろいろ面倒でなかなか無いものなのです。そのストレスのはけ口の一つが「今の若者は・・・」ってわけですので、大目に見てやって下さい。「今の若者は・・・」って愚痴ってる「今の大人」も、昔は「今の若者は・・・」ってはけ口にされていたってもんですので・・・。
お礼
ご回答ありがとうございます。 結局は同じ事を繰り返している、という事でしょうか。 そしてたまたま「ゆとり」という語感や「学力の低下」と言うような風評も相まって、「デキの悪い若者」の代名詞となってしまった、と言えそうですね。
ゆとり世代と言う言葉が使われなくなったのは、ゆとり教育が終わったからではないでしょうか? 所謂『脱ゆとり教育』って、ヤツ もっとも、脱ゆとり教育を受けた方々が社会人になるのは、まだ先の事ですが (と、言いつつ2011年だから、そろそそろかも?) 脱ゆとり教育が始まり、ゆとり教育と言う言葉そのものが使われなくなり 廃れていったって感じじゃないでしょうか? 私はむしろ、ミレニアル世代と言う言葉の方を知りません(今、初めて知りました) 新人類と言う意味では、私の世代では「ニュータイプ」と言う言葉の方がしっくりきますね
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かに脱ゆとり教育は始まっていますね。 単純に世代が変化したから、という事でしょうか。 確かに言われてみればそういう気もします。(笑) 他の回答者様も仰る様に、ミレニアル世代と言うのはあくまで限定的な使われ方をしているのかもしれませんね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 URLを載せて頂いたので、自分でも改めて「ゆとり教育」について調べてみました。 徐々にゆとり教育に関する一定の解が見えてきた様に感じます。 まず、「ゆとり世代」がネガティブな意味を持つようになった切欠が、2003年に行われたPISAの結果が「前回よりも順位が下がっていた」という部分が事の発端の様です。 この「前回よりも順位が下がっていた」という部分がポイントで、まずこのテストは参加国が前回よりも増えている上、PISAが実施されたのがまだ2回目だったそうです。 同じ尺度ではそれ以前の世代は測れませんし、参加国が増えて順位が下がっていても「学力の低下が原因」とは言い切れません。 つまり統計的にも学力の低下は証明できないということです。 これで「ゆとり世代」に対する評価が理不尽な物だと充分わかるはずです。 「ゆとり世代」にせよ、それよりも上の世代にせよ、「ゆとり」という単語に踊らされ、批評や言い訳の口実に用いていたに過ぎない、という事ではないでしょうか。